会話を覚えていない男性心理にはどのような思いがあるのか気になることもあるでしょう。過去に確かに話したことを覚えてくれていないと、大切に思われていないようで不安になるケースもありますよね。
では今回は、会話を覚えていない男性心理になる理由や理想的な対処法について詳しくお伝えしていきましょう。
会話を覚えていない男性心理になる理由
「前にも話したよね?」と思うことが続くと、徐々に相手への信用がなくなってしまう場合もあります。では、まずは会話を覚えていない男性心理になる理由について詳しく見ていきましょう。
相手に興味を持っていない
会話を覚えていない心理に男性がなるのは、相手への興味が薄いことが考えられます。好きな人や関心を寄せる人の話であれば、どのような内容でも印象に残りやすいものです。
しかしあまり親しい間柄ではなかったり、あまり興味がなかったりする相手の話は、記憶に残りにくいといえるでしょう。話している時は楽しいと感じても、月日が経てば印象が薄れていってしまいます。このため忘れられていると知った相手は不満を募らせてしまうのです。
他に気になっていることがある
相手のことを大切な存在だと思っていても、忙しかったり悩みごとを抱えていたり、余裕のない時期には会話に集中できない場合があります。
真剣に話を聞いているつもりでも、他のことで頭が一杯一杯なので、相手から「どうして覚えていないの?」と怒られてしまうケースも。
ストレスや疲労が原因で集中力が低下してしまうことは誰にでもありますので、寛容に受け止めてあげることも必要です。
重要な話だと思っていなかった
それほど重要な話だと思っていなかったため、会話を覚えていない心理になる男性もいます。女性としては、大切な話なので覚えておいてほしいと思っていても、認識の相違が生じてしまうことはあるでしょう。
例えば多くの男性は、好きな女性に深く関連する話なら気になるので真剣に聞き、その後もよく覚えていることが多いです。しかし「友達から聞いた話で…」「職場の上司が…」など、自分にあまり関係のない話だとわかると話半分に聞いてしまう場合もあるのです。
覚えていないふりをしている
会話を覚えていない心理になる男性は、実は忘れているふりをしているだけの場合もあります。自分にとって都合の悪い内容だと、責任を回避したいので覚えていないふりをしてしまうケースもあるでしょう。
例えば過去にミスをしたことや嘘をついたことは、できればなかったことにしたいため、相手から追及されても「覚えていないな」「そんなこと言ったかな?」とはぐらかしてしまう場合も。
また、欲しいものをリクエストされた時なども、出費を抑えるために忘れたふりをしてしまう場合があります。
会話を覚えていない心理になる男性の共通点
会話を覚えていない心理になりやすい男性には、共通する特徴があります。では、こちらについても詳しくお伝えしていきましょう。
聞くよりも話すほうが好き
会話を覚えていない心理になる男性は、人の話を聞くよりも自分が話すほうが好きという場合もあります。会話において話し手に回ることが多いか、聞き手に回ることが多いかは人により違いがありますよね。
その中で、聞き役に徹する人は控えめで思慮深く、相手の伝えたいことを敏感に察知する傾向にあるでしょう。しかし話し好きな人は、明るく気さくな反面、相手の話を聞くよりも自分が言いたいことを言うほうを優先しやすいため、好きな人の話もよく覚えていない場合があります。
その場その場で対応している
その場その場で話が完結していると思っているので、会話の内容を他の場面で持ち出すことはしない男性もいます。仕事に関する内容なら、記憶や記録をしておかなければ何かと支障がありますよね。
しかし恋人や友人との会話では、必要な情報とそうでない情報を取捨選択していることも。特に仕事が忙しく、多くの人とやりとりする必要がある時期には、些細な会話は覚えていられないケースもあるかもしれません。
都合の悪いことを忘れてしまう
ご都合主義な性格の人は、自分にとって都合の悪いことはすぐに忘れてしまうところがあります。過去の失敗を蒸し返されても堂々として「そんなことあったかな?」と首をかしげていることも。
とても楽観的な性格で、ポジティブなことばかり考えて日々を過ごしているので、ネガティブなやりとりはすぐに忘れてしまうのでしょう。場合によっては、自分に都合のいいように記憶を書き換えてしまうこともあります。
簡潔なコミュニケーションを好む
男性は女性に比べて、直接的かつ簡潔なコミュニケーションを好む傾向にあります。目的もなくメッセージでのやりとりを続けるより、対面や電話で簡潔に済ませたいと思う人が多いでしょう。
これには、男女の根本的な考え方の違いが関係しているとされています。多くの男性は「会話=情報を交換するためのもの」と考え、多くの女性は「会話=感情を共有するためのもの」と考えているといわれているのです。このギャップにより、すれ違いが生じる場面もあるでしょう。
会話を覚えていない男性への理想的な対処法
会話を覚えていない心理になる男性には、どのように対処することが望ましいのでしょうか。適切な方法について詳しくお伝えしていきましょう。
具体的に話をする
会話の内容を忘れやすい男性には、なるべく具体的に話をするようにしましょう。抽象的な表現は避け、わかりやすく詳細を伝えることで記憶に残りやすくなります。
例えば新しい趣味ができた時、「○○が好き」とあっさり伝えるだけではなく、どういうところが好きなのか、どのようなきっかけで好きになったのかを説明してみましょう。
また、疲れが溜まっていることを伝えるなら「最近新しいプロジェクトが始まって、毎日残業続きだからクタクタなの」と具体的な状況や感情を伝えることも効果的です。
目を見て伝える
大切な話をする時は、じっと目を見て伝えることで印象に残りやすくなるでしょう。「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、情のこもった目つきは、口で話をするのと同じくらいの効果を持つものなのです。
このためもし重要な話をする機会があれば、目を見て話して相手の注意と集中を促すようにしましょう。そうすると、伝えたいメッセージが相手にきちんと届きます。
話のポイントを明確にする
簡潔なコミュニケーションを好む男性とやりとりする際は、話の要点を明確にすることが必要です。不要な情報を省いたうえで伝えたほうが、情報の処理がしやすくなり、結果的に大切なことは記憶に残りやすくなります。
話のポイントを明確にするためには、事前に構造を考えておくことが大切です。相手が理解できるように話を組み立てたうえで話し始めるようにしましょう。
大切なことは複数回話す
どうしても忘れずにいてほしいことは、繰り返して伝える必要もあるでしょう。一度きりでは覚えられない可能性もありますし、相手がリラックスしている時でなければ充分に話し合いができない場合もよくあります。
仕事の繁忙期や悩みごとを抱えている時に大切な話をすると、思わぬトラブルに発展してしまうリスクもあるでしょう。このためあえてそのような時期は避け、お互いに安定している時期に重要な話を持ちかけるのもひとつの方法です。
会話を覚えていない男性心理は案外わかりやすい場合も
会話を覚えていない男性心理は、複雑なようで案外わかりやすい場合もよくあります。話したことを忘れてしまうのは、自分に興味がないからではないかと思う女性が多いのですが、実はそうではないことも。
偶然忙しい時期で余裕がなかったというケースもありますので、気を取り直してもう一度穏やかに話をすることも意識してみましょう。
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