おっちょこちょいの人は、心理的にアプローチすると改善できる部分が色々とあります。一見可愛らしいイメージを受ける「おっちょこちょい」という表現。
しかし仕事などの大切な場面で、注意不足で失敗すると悪い評価をされることもしばしばあるでしょう。
落ち着いてやらなければならないとわかっていても、ついやってしまうミス。慎重になるほど、うっかりと失敗をする部分が出てしまう時もありますよね。
おっちょこちょいで、失敗した経験がよくある人も。これからは心理的な部分を知り、落ち着いて失敗を回避しましょう。
それでは早速ですが、おっちょこちょいの心理と改善策について、詳しくご紹介しましょう。
[adsense]
おっちょこちょいの心理について
普通の人なら問題なくこなせる行為が、おっちょこちょいだと簡単なところでミスをしてしまいます。
なぜこんなこともできないの?と、周囲がイライラする場面もあるでしょう。それでは、そんなタイプの人に考えられる心理をご説明します。
せっかち
なんでもスピードが勝負。そんなこだわりを持っているせっかちな人は、作業中に細かい点を見落として大失敗をすることがあります。
ミスをすると早くミスを改善するためにさらに慌ててしまい、結果的にどうにもならない場面もあるでしょう。
せっかちな人は食事をするのも仕事をするのも早いのですが、雑なところがあるので周囲に迷惑をかける場合があります。ゆっくりとやればできることでも、ついスピードを気にしてしまうのでしょう。
落ち着きがない
じっとしていられない人は、おっちょこちょいの心理があります。集中力がないので周囲の音や人の動きに邪魔されやすく、そのせいでミスをしてしまいます。
誰かに仕事を教わるにしても、落ち着きがないためしっかりと話が聞けません。そのためミスをしやすく、失敗がさらに焦りを招きどうにもならなくなってしまうのです。
落ち着きがないのは子供の頃からの癖かもしれませんし、自分の置かれた環境にプレッシャーが多いのも考えられます。客観的に考えて、その瞬間を判断しなければなりません。
段取りが苦手
段取りが苦手な人は、突然の変更などに対応できません。順序よく物ごとを進めておけば成功することが、おっちょこちょいの心理だとその都度方向転換をしてしまうのです。
さっきまでやっていた物ごとを途中で放り出し、新しい物ごとを始めるなど。全てが中途半端で、何度もミスをしてしまいます。
段取りがしっかりとできるかどうかは、仕事や人付き合いでよくわかります。行き先を決めずにデートをするように、時間を無駄に遣い結果的に後悔してしまうのです。
簡単に物ごとを考えすぎる
おっちょこちょいの心理ですが、なんでも簡単に物ごとを捉える傾向があります。そのため注意力がなく適当にやってしまい、後で大きな失敗につながっています。
ダブルチェックをしない性格なので、テストでも本当はよい点をとれるはずが、満足できない結果になることもあるでしょう。
簡単に物ごとを捉えるのはストレスが少なく、自分自身にとってはメリットになります。しかし集団生活の中では、慎重に対処しなければない場面が色々とあるのです。
急な出来事が苦手
おっちょこちょいの人に共通するのが、急な出来事の対処です。慌ててしまい冷静な判断ができないため、ミスにつながってしまいます。
たとえば帰り際に、急に依頼された仕事。時間がなく慌てているため、確認が足らなかったりやり忘れの箇所が出たりしてしまいます。
落ち着いてやるべき瞬間なのに、自分が慌てていることすら自覚していない人もいます。
おっちょこちょいの人が失敗しないためにやること
おっちょこちょいが自分のチャームポイントになる程度ならよいのですが、迷惑な存在になるほどミスにあふれてしまうと、社会生活に影響があります。
では今日からどうすればよいのか、注意すべきポイントについて見ていきましょう。
メモをとる
人から聞いた話を簡単に忘れてしまうおっちょこちょいの人は、コミュニケーションスキルが低いため損する場面がよくあります。失敗したくない場面は必ずメモをとり、情報をしっかりと管理しましょう。
たとえば作業の順序ですが、口頭で説明されるだけではうっかりと忘れてしまう場合があります。簡単に記憶できるものでも、念のためにメモをしておくと安心です。
おっちょこちょいであると自覚する
おっちょこちょいの人は、その時たまたま失敗しただけだと楽観的になる場面がよくあります。
これでは何度も繰り返しミスをする要因になりますので、自分の弱点に正面から向き合う気持ちが大切です。
自分は緊張しやすい、慌てやすい、注意力が足りないなど。苦手な部分を知ることが、さらに自分を成長させるきっかけになります。
おっちょこちょいは可愛らしい一面もありますが、よいことだと誤解していると大きな失敗につながる恐れもあるでしょう。
やるべきことだけに集中する
あれもこれもやらなければならないと焦ってしまうと、おっちょこちょいの心理が湧いてしまい、どれも中途半端になってしまいます。
失敗を避けるためには、今手元でやっていることだけに意識を集中させてください。同時進行が苦手な傾向があるので、ひとつ終わってから次を始めるという習慣をつけましょう。
これは仕事や勉強だけでなく、人間関係にも共通する点です。一人とじっくりとコミュニケーションがとれないと、相手の心を傷つけてしまうかもしれません。
完璧主義をやめる
失敗するつもりは全くないのに、焦ってしまうとどうしても間違いは起こりやすくなります。
完璧主義に多いおっちょこちょいは、周囲の評価を気にしすぎるため、つい余計なプレッシャーをかけてしまうのです。
完璧主義だと心のゆとりがなくなり、挫折すると立ち直れない場合もあるでしょう。落ち着いてミスを減らすためには、ミスしてもよいのだと自分に言い聞かせてください。
失敗は誰にでもあることで、同じ間違いを繰り返さないという強い気持ちが重要です。
反省する
おっちょこちょいだから…と失敗を軽く受け止めてしまうと、成長するチャンスはなかなかやってきません。
失敗した時は、前向きな気持ちで反省すること。何が失敗の原因なのか、また自分の取り組む姿勢や気持ちについても、冷静に判断してください。
何かを成し遂げた時に、上手くいかなかった場合。気分的に落ち込んでしまい、さらなるミスへとつながってしまいます。自己嫌悪をポジティブに活用して、落ち着けるように心がけましょう。
ミスをした時の態度を考えよう
ミスをした時にどのような態度で、その場面をやり過ごしていますか。おっちょこちょいの人は今日から次の大切な点を意識して、周囲にアプローチしてください。
真摯な態度になる
また失敗した…と軽々しくその場をやり過ごすのは、周囲の反感を買う原因です。どんな場面でも自分のせいでミスが起こった場合は、真摯な態度で謝りましょう。
ミスを訂正する
間違ったことはそのまま放置せず、自分の責任で最後までやり遂げてください。改善が必要な内容や訂正すべき物ごともしっかりと行い、自分のミスは自分でカバーしましょう。
まとめ
おっちょこちょいの心理は、誰しも理解できることがあるはずです。油断した場面なら、誰にでもミスをする可能性はあります。
性格的な面や心理的な部分を考えながら、大切な場面では慎重な対処が重要ですね。とくに仕事は、おっちょこちょいだから…では済まされません。
落ち着くべき瞬間はゆっくりと深呼吸して、冷静に段取りを考えてから何ごともスタートするとよいでしょう。
☆こちらの記事もお勧めです!
>>>八方美人の心理は奥が深い?好感度アップするために始めること
[adsense]
コメント