もう帰るのと言う心理は、恋愛関係ではない女性に対しても働くものなのでしょうか。もし好きな男性から帰り際にそんなことを言われたら、女性としてはとても嬉しくなるはずです。
素直に気持ちを態度に示してしまう男性。脈ありの女性にだけは、わかりやすくアピールしているかもしれません。そこで今回は、もう帰るのと言う男性心理とは何か、好きな女性だけに送るサインについてご説明していきましょう。
もう帰るのと言う心理背景にあること
楽しい時間は、永遠に続くものではありません。一緒にいる人に帰ってほしくないと思う瞬間は、男女共に経験することがありますよね。
では男性の場合、相手の女性にどのような思いを持っているのか、心理背景について見ていきましょう。
心配している
仕事の相談などを女性から受けた場合、親身に相手のことを考えてくれる男性は、つい感情移入してしまう例も。そして帰ろうとする女性に「もう帰るの?」と言う心理が働きます。
これは女性のことがとても心配になるためで、もっと一緒にいたい気持ちからくるもの。一人になっても本当に大丈夫なのか、家族を心配するような優しい気持ちが根底にあるでしょう。
悩みごとを打ち明けても、まだすっきりしない様子の女性。もっと時間を共有して、自分にできることが他にないか、少しずつ模索したい気持ちがあるのかもしれません。
一緒にいて楽しいから
もう帰るのと言う男性は、心理的に楽しい時間を過ごしたい願望があるためです。会話がとても弾み、もっと相手と詳しい話をしたいと思っているので、子供がわがままを言うように女性に帰らないようお願いしてしまいます。
この場合は、相手に恋愛感情を抱いている場合もあるもの。しかし友人として気が合う人や、話が面白い人に対して興味を抱く気持ちも関係しているでしょう。
笑ったり驚いたり、とても刺激的な会話をした後に一人になるのは、とても寂しいものですよね。
相手の反応を知りたい
興味がある女性と一緒に過ごした時、とてもよい雰囲気になるけれど決定打がない場合も。そんな時にもう帰るのと言う心理が働き、相手がどのような反応をするかチェックしたい願望があります。
「私もずっとここにいたいよ」のような嬉しい答えが帰ってくるか、それとも素っ気なく「時間がないから」とその場を去るのか、脈ありレベルを知りたいのです。
もう帰るの?と意図的に言う人も中にはいるかもしれませんが、男性は気になる女性の反応を無意識のうちに知りたくなっているため、確認作業として引きとめることがあります。
寂しがり屋
もう帰るのと言う心理は、寂しがり屋であることが背景にあります。いつまでも自分のそばにいてほしいと思う女性には、好意を持っている場合がほとんど。
しかし寂しがり屋の男性であれば、誰でもいいから一緒にいてほしいと思うほど、孤独であることを嫌う人もいます。もし好きな男性がこのタイプだったら、なかなか帰らせてくれないのは自分のことを好きだからと感じますよね。
とくに楽しい時間の後、孤独感は倍増してしまい、急に一人の空間が怖く感じるものです。
恋愛感情がある
もう帰るの?と言う男性は、心理的に相手の女性に特別な感情があるから。純粋にいつまでも一緒にいたい願望が、態度にも表れているでしょう。
好きな人と時間を気にせず、ずっと一緒にいたいと思うのは自然な気持ちです。そのため相手が帰らないよう、無理に引きとめたくなるケースも。
興味がない人や苦手な相手なら、早く別れたいので「じゃあまたね」とあっさり相手を見送るはず。もう帰るの?という言葉の裏には、まだ帰ってほしくない気持ちが隠されています。
マナーとして引きとめる
別れ際に「やっと帰ってくれる…」とホッとするのは、根本的に相手に興味を持っていないのか、それとも自分がたまたま忙しかったのか。
その時の状況や環境によって、理由はいくつも考えられるでしょう。本音では相手が帰ることを素直に受け入れたく、引きとめるという発想には至りにくい例もありますよね。
しかしあからさまな態度では失礼なので、マナーを心得ている人は名残惜しく相手を見送るつもりで、もう帰るの?と言う心理が働きます。
このタイプはとても優しい性格で、誰とでも上手く付き合いたいと思うタイプでしょう。でも場合によっては、相手のほうから「じゃあ、もう少しいるね」と言われ、二人の時間がさらに引き延ばされてしまうケースも。
こうなってしまった時、ようやく「そのまま帰ってもらえばよかった…」と後悔するかもしれません。
無意識にやってしまう好きサインとは?
好きな人がそばにくるとドキドキするように、心が思わず反応してしまう場面がよくあります。男性は好きな女性に対しては、無意識のうちに特別な態度で接しているもの。
相手の気持ちがよくわからない場合には、次のポイントを意識してチェックしてみましょう。
わがままを可愛いと思う
好きになった人に対して夢中になればなるほど、悪いところは何ひとつ見つからず、全てが可愛らしく見えてしまうもの。基本的に男性は、女性のわがままを面倒に感じやすいといわれています。
しかしとても好きな人なら、個人的にはあまり興味のないような買い物に付き合わされたり、欲しいものをおねだりされたりしても嫌な気持ちにはならないでしょう。
すると悪いところも全て相手の魅力になり、「わがままな面もその女性の一部だから」と寛容に受け止めてあげる男性もいるはずです。
デートに誘う
本命の女性とデートをして、もっと相手を知りたいと思う気持ちや仲良くなりたい願望は、積極的に誘う態度として表れています。性格の優しい男性でも、興味のない女性を無理に誘うことはないはず。
気になる人とはできるだけ二人になるよう、最初はお茶に誘ったり買い物に行ったり、些細なことでよく誘ってくるでしょう。飲み会など複数の人が集まる場所は、ただ気を遣って誘っているだけかもしれませんが、デートのような環境に誘おうとするのは間違いなく好意的に思っているサインです。
特別扱いする
好きな人と興味のない人を、はっきりと線引きするのが男性の特徴。自分の彼女になってほしいと思う対象を見つけるとじっと目で追うように、本命の相手に対しては好かれたい願望があるので、無意識に特別扱いをしています。
それは自分の気持ちに気づいてほしいためで、他の女性には絶対にやらない優しい口調や丁寧な態度は、あからさまに自分の存在をアピールしているサインです。
たとえば同じ職場の人。あまりの仕事量に好きな女性が困っている時は、必ず自分も残業して手伝ってあげるけれど、それ以外の人ならスルーすることもあります。
好きな女性のことをいつも気にかけているので、自分だけが特別に優しくされているとすぐに気づく人もいるかもしれません。
恋愛観を話したがる
恋愛について男性と女性が語るのは、よほど仲がよい友人なのか、それとも相手に興味があるかのどちらか。「どんなタイプが好き?」と好みの異性について質問するのは、相手の恋愛観について色々と詮索しているためです。
たとえば週末の予定を質問するように、恋人がいるかどうかあらゆる方法でチェックしているでしょう。やたらと恋愛に関する話をしたがるのは、脈ありだと考えてもよいはず。逆に一切恋愛のことに触れない人は、異性として興味を持っていない可能性があります。
まとめ
もう帰るのと言う心理は、相手に特別な気持ちがあるためですね。好きな人のことは色々と知りたいので、あらゆる情報を頭にインプットするためにも一緒にいたいのでしょう。また好きな人に引きとめられたら、もう少しそばにいたいと思ってしまうのも自然な気持ちなのです。
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