プロポーズを保留にする心理とは、相手にとって理解が難しい行為ですよね。その場で返事をもらえることを期待してプロポーズする人がほとんどなので、保留されると不安になるのも当然でしょう。
そこで今回は、返事を遅らせる女性の心理や思いについて詳しくご紹介していきましょう。
プロポーズを保留にする女性心理
即答するケースがほとんどといわれるプロポーズのシーン。しかし男性には理解しにくい女性心理が関係すると、タイミングが合わないこともあるようです。それではプロポーズを保留にする心理について、ポイントごとに理由をご説明しましょう。
まだ早いと思ったため
プロポーズを保留にする心理は、もう少し付き合ってから判断したい思いがあるためで、大切な人生の決断なので簡単に返事できないのです。彼氏が彼女に夢中になっており、ずっと一緒にいたいからすぐにプロポーズ…ということもあるでしょう。
結婚までの交際期間には個人差がありますが、1~2年が平均的。出会って数ヶ月のスピード婚に抵抗がある人は、時間をかけて相手のことを知っていきたいため、せっかくプロポーズされても「返事はもう少し待っていて」となるのでしょう。
結婚するタイミングではない
プロポーズを保留にするのは、心理的に優先順位を大切にしているためで、結婚以上に大事なことがあるのでその場で即答できないのです。たとえばキャリアのある女性が新規プロジェクトを任されたタイミングで彼氏からプロポーズされた場合。
結婚はいずれしたいけれど、今は保留せざるを得ないと思ったのでしょう。仕事に集中したい時や人間関係が色々と複雑な時、金銭的な問題があるなど、生活が落ち着くまで結婚のことは考えられない心理状態なのです。
愛情に不安がある
プロポーズを保留にする心理は、本当に相手を愛しているか、また相手が自分を愛してくれているのか、迷いが生じているからです。プロポーズされるまでは曖昧なまま一緒にいたかもしれませんが、人生の決断を迫られた時に自分の気持ちを見つめ直し、不安や疑問が湧いています。
長く付き合っているカップルなら緊張感がなくなり、マンネリ化した関係の延長でプロポーズされることもあるかもしれません。気持ちが冷めていると惰性で結婚するのも嫌なので、よく考えてから正しい答えを見つけたいのです。
理想的な結婚相手ではない
プロポーズを保留にするのは、心理的に相手に対して不安があるためです。交際する分には申し分ない恋人なのですが、結婚を考えると一緒に子育てができるか、経済的に生活ができるのかなどの問題が発生します。
定職を持たない男性、子供を欲しがらない女性など、二人の価値観が合わないと結婚生活はイメージできず、プロポーズされても保留する心理になるのも当然かもしれません。
不安がなくなれば、いつか結婚相手として考えるつもりはあるのでしょう。しかし今は恋愛を楽しみたい思いでいっぱいなのです。
ドキドキさせたい
プロポーズを保留にする心理は、相手をドキドキさせたいため。わざと思わせぶりな態度をとり、もっと自分のことを好きにさせたい思いがあります。
プロポーズはずっと待っていたことなのでとても嬉しく、すぐに返事をしたいところですが、あまりにも幸福なので少しいたずら心もあるのでしょう。
手に入れたいものがなかなか手に入らないともっと欲しくなるような思い。わざと気持ちを焦らせる行為で恋人を引き寄せたい思いがあります。
プロポーズに不満がある
誕生日やクリスマス、バレンタインデー、記念日など、二人にとって大切な日がありますよね。女性はこのような二人だけの特別な日にプロポーズされたい思いがあり、彼氏がそれほど気を配らないと、返事は一旦保留になることも。
酔った勢いでプロポーズされたなど、ロマンチックなシチュエーションでないと不満をアピールするためにわざと返事をせず彼氏を待たせることがあります。
好きな人からプロポーズされる瞬間はとても舞い上がり非現実的に。そんな思いは男性には通じないこともあるのでしょう。
優柔不断だから
返事を遅らせる女性は、優柔不断で自分で決断できないため。自分で決めたことで失敗するのが不安なため、いつも誰かに意見を求める習慣があります。
自分の人生なので、最終的には他人の意見ではなく自分が決めること。それでもアドバイスや他人の考え方を参考にしないと自分のアイデアは浮かばないのでしょう。
本当はすぐ結婚したいのに、親友から「まだ早いよ」などと言われると、その通りに彼氏に伝えてしまうかもしれません。失敗することに過度な不安を抱いていますので、優柔不断な人は時間をかけてでも自分で決めるよう意識したほうがよいでしょう。
保留期間中の過ごし方について
プロポーズを保留にするのは、色々な理由や心理状態が関係していますので、迷っている間は無理に返事をする必要はありません。しかし一旦保留にした後は二人の関係がぎくしゃくしやすいため、過ごし方のポイントについてご説明しましょう。
他人に言いふらさない
「彼氏にプロポーズされたけど返事していない」ということは二人の問題なので、大勢に言いふらすことは避けましょう。まず待たされている彼氏の気持ちを考えることが大事。
他人から冷やかされたりするのは心が傷つくことなので、どうしても相談したい時は信頼できる人だけにしたいですね。
今まで通りの付き合い方を意識する
返事を保留にされている彼氏は、徐々に気持ちが冷めていく可能性もありますので、ここでお互いに距離を置いてしまうと元の状態に修復できない可能性があります。
即答しないのは「お断り」だと解釈する人もいますので、誤解されないよう今まで通りの頻度で連絡やデートをすること。急に冷たい態度にならないよう、相手を傷つけないよう慎重に接してください。
長く待たせない
プロポーズの返事を保留にするのは心が固まるまでの期間です。無難なのは1週間~1か月くらいともいわれており、半年や1年もかかるほどではお互いに気持ちが冷めてしまいます。
もし返事を遅らせるならその際にいつ頃返事をするか、大体の期間を相手に伝えておくこと。即答しない代わりに、予定だけはしっかり決めておきましょう。
自分から返事をする
プロポーズする側はかなり緊張して勇気が必要だったはずです。そんな思いをしたのに返事がもらえないのは、かなりショックなことかもしれません。
物ごとが期待通りに進まないと気持ちの変化にもつながりますので、もし返事を遅らせた場合は相手に催促させないよう、必ず自分から返事をすることがコツ。
「返事を聞かせて」というアクションは、最初にプロポーズした時以上にエネルギーが必要かもしれません。相手を不安にさせないよう配慮してあげる余裕が大切ですね。
感謝すること
将来のことを考えると、好きな人との生活はとても幸せなものですが、結婚が決まったカップルでも不安はつきものです。大切な人生の岐路となるプロポーズのシーン。
返事が遅れても、それまでの間はきちんと感謝の気持ちを伝えましょう。「疲れているのにデートしてくれてありがとう」「真剣に将来を考えてくれてありがとう」とそれとなく伝えてあげてください。
まとめ
プロポーズを保留にする心理は、不安があるためなのでしょう。女性心理ではわざと男性を待たせたい願望もあるようですが、好きな人にはストレートに気持ちを伝えたいものです。
もしこのようなシチュエーションを迎えたら、二人にとってベストな展開にしましょう。返事ができない時はその理由も伝え、二人で結婚に向けてコツコツと関係を築いていきたいですね。
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