好きなものを勧めてくる心理になる男性には、どのような思いがあるのでしょうか。好意を持っている相手に対しては、行動のひとつひとつが気になるものですよね。
では今回は、好きなものを勧めてくる心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の接し方に役立ててみてください。
好きなものを勧めてくる男性心理
男性が自分の好きなものや趣味を積極的に勧めてくる背景には、いくつかの心理があると考えられます。では、こちらの内容について詳しくご説明していきましょう。
自分のことをもっと知ってほしい
自分の情熱を注いでいるもの、好きなものを知ってもらうことで「自分という人間」への理解を深めてほしいと思っています。これは、相手との心の距離を縮めたいという好意のサインであることが多いでしょう。
共通の話題・体験を作りたい
同じものを好きになってもらうことで、デートの口実や今後の会話のきっかけを作ろうとしています。
「今度一緒にやろう」「二人で行ってみよう」と誘いやすくなると考えているのでしょう。共通の体験を共有することで、「私たちには共通点がある」「気が合う」という感覚を相手に抱かせ、親密になれることが多いです。
価値観や感性を共有したい
自分が「いい」と思っているものを相手にも「いい」と感じてもらいたいという、共感を求める気持ちが強くあります。これは、感情や感性のレベルでつながりを持ちたいというサインでしょう。
「いいもの」を伝えたい純粋な気持ち
自分の好きなものが本当に素晴らしく、相手にもその感動や楽しさを味わってほしいという純粋な気持ちです。
これは、友人や親しい同僚に対しても起こる心理ですが、好意のある相手には特に強く働くでしょう。
相手を喜ばせたい
自信を持って「これは間違いない」と思うものを勧めることで、相手に喜んでもらいたい、楽しませたいという奉仕的な気持ちもあるでしょう。相手の喜ぶ姿を見ることで心が満たされ、もっと何かしてあげたいと思うこともあります。
自分の趣味や知識を褒めてほしい
自分が好きなものについて詳しく語ることで、「詳しいね」「センスがいいね」と評価されたい、承認されたいという気持ちが隠れている場合もあります。この心理は、特にその分野の知識に自信がある場合に顕著に見られるでしょう。
頼りになる存在だとアピールしたい
おすすめを紹介し、それを解説することで、自分が物知りであることや相手をリードできる立場であることを示したがる人もいます。「頼りになる人」だと印象づけたいという気持ちでしょう。
好きなものを勧めてくる心理になる男性の特徴
好きなものを積極的に勧めてくる男性は、その行動の裏に、いくつかの特徴的な性格や傾向を持っていることが多いです。では、こちらの内容について詳しくお伝えしていきましょう。
独占欲や共有欲が強い
自分の好きなものを相手も好きになることで、特別なつながりや一体感を感じたいという欲求が強いです。
これは、相手との心理的な距離を縮め、他の人にはない特別な存在になりたいという思いの表れでしょう。
熱中しやすい情熱的な性格
ひとつのことに深くハマり、その楽しさを誰かに伝えずにはいられない情熱を持っています。この情熱を一番大切にしたい相手にも向けているでしょう。
相手の反応をよく観察している
勧めたものに対して、相手の女性がどのような感想を持つか、興味を持ってくれるかを注意深く見ています。このため小さな言葉や仕草を覚えていて、次の会話や行動に活かそうとするでしょう。
積極的で行動力がある
頭の中で「誘いたい」と考えるだけでなく、実際に「じゃあ、今度一緒に行こう」と具体的な行動にすぐ移します。デートの口実やきっかけを逃さないタイプでしょう。
自己顕示欲・承認欲求が強い
自分の好きなものや詳しい分野について語ることで、「物知り」「センスがいい」と周りから認められたいという欲求が強いです。勧める行為は、自分の価値観を肯定してほしいというアピールでもあるでしょう。
純粋で裏表がない
自分が「いい!」思ったものに対しては、そのよさを皆にも知ってほしいという純粋な気持ちが強いです。
悪気はなく、ただただ自分の世界を共有したいと考えているのでしょう。このタイプは、相手の反応が薄くても、悪気なくまた別のものを勧めてくることがあります。
コミュニケーションが苦手な一面がある
何を話せばいいか分からない時、一番話しやすい「自分の好きなもの」を話題にすることがあります。自分の趣味の話なら安心して話せ、相手とつながれると考えているのでしょう。
他者の感情に鈍感な場合がある
「自分が好きなものは、きっと相手も好きだろう」という思い込みが強く、相手が興味がないサインを出していても気づかず、一方的に勧め続けてしまうことがあります。この傾向が強いと、趣味の押しつけになってしまうことがあるでしょう。
好きなものを勧めてくる男性への対応の仕方
好きなものを勧めてくる男性への対応は、自分が相手との関係をどうしたいかによって変わってきます。例えば恋愛対象として見ているか、単なる同僚・友人として接したいかなど。では、理想的な対処法について詳しくご説明していきましょう。
関係を進展させたい場合
関係を進展させたいと思う場合には、相手の勧めに前向きな姿勢を見せ、共通の体験を増やすチャンスにしましょう。
まずは相手の熱意を受け止めることが必要です。例えば「〇〇さんの熱意、すごく伝わってきます!」「そんなに夢中になれるものがあるって素敵ですね」のように伝えましょう。すると、相手の自己承認欲求が満たされ、こちらに対しての好感度がアップします。
全てに同意しなくてOK
「私は詳しくないんですけど、あの曲だけは知っています!」「〇〇のデザインには興味があります」と伝える方法もあります。
このように言うだけでも会話が広がり、相手との共通点を探している姿勢を理解してもらえるでしょう。
一緒に行く口実を作る
「すごく面白そうですね!もし初心者でも楽しめる機会があったら、今度教えてください」と伝えてみましょう。自然な流れで、二人で会うきっかけを作れるので、男性から見て誘いやすくなる可能性が高いです。
お礼と感謝を伝える
おすすめされた映画やお店に行ったら、必ず後で「すごくよかったです」「教えてくれてありがとう!」と伝えましょう。こちらの喜ぶ姿を見ることが、相手にとっての最大の喜びになります。
感謝と興味の線引きをする
相手の好意は受け止めつつ、「体験を共有する=親密な関係になる」という誘いには乗らない意思を伝えましょう。
「教えてくれてありがとうございます!でも、今のところは見る(聴く)専門にしておきますね」というような伝え方もあるでしょう。
他の話題にすり替える
相手の趣味から、より一般的な話題(仕事、最近の出来事など)に切り替えることで、距離を保つことができます。
「そうなんですね!ちなみに、〇〇さんは週末、他にどんなことをされているんですか?」のようなアプローチの仕方があるでしょう。
二人きりを避ける
もし誘われたら「皆で行くならぜひ!」「ちょっと今は忙しいので、また落ち着いたら声をかけてください」とデートへの発展を避けつつ、角を立てずに断る方法があります。
それでも押しつけが強い場合もあるでしょう。このケースでは、「熱心に勧めてくださって嬉しいんですけど、実は自分の趣味もあるので、自分のペースで楽しみたいんです」と伝えましょう。
感情的にならず、「自分の世界を大切にしている」という理由で断ることで、相手の自己満足的な押しつけを抑止できます。
否定は避ける
相手の好きなものを「つまらなそう」「興味ない」と否定するのはNGです。そのような言動をとると、相手は人間性まで否定されたと感じ、関係が一気に悪化する可能性が高いでしょう。あくまで「私は詳しくない(から今はやめておく)」というスタンスを貫くようにしたいですね。
好きなものを勧めてくる心理を理解して距離を近づけよう!
好きなものを勧めてくる心理については、相手の内面を理解すると分かりやすいと感じられます。
このためまずは話す機会を増やすようにして、ゆっくりと相手の話に耳を傾けられるような聞き上手になることを意識しましょう。
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