この中で誰がいいと聞くのは、心理的に理由が隠されています。ごく普通の話題のようにも感じますが、相手の好みを知りたいのは恋愛感情が関係していることもあるのです。
雑誌を一緒に見ながら、どのモデルさんがいい?と無意識に質問してしまう場面。そんな時に考えられる人間心理について、早速詳しく見ていきましょう。
この中で誰がいいと聞く心理背景について
この中で誰がいいと聞いてしまうのは、心理的に次のようなことが考えられます。自分でも気づかない相手への気持ちが、何気ない会話の中でわかることもあるでしょう。
特別な感情がある人だから
「この中で誰がいい?」と聞くのは、心理的に質問している相手に特別な感情を抱いているためです。はっきりと恋愛感情とは気づいていない段階の可能性もあり、どのような人が好みなのか、今は情報収集の段階。
さらに相手のことを知り始めると、もっと気持ちが高ぶり「好き」という感情へシフトします。逆に興味のない相手なら、どんな人がタイプか、どんな好みなのか、あまり気にならないですよね。この中で誰がいいと聞く心理は、自分の気持ちが動き始めている可能性があります。
相手の好みに近づきたい
この中で誰がいいと聞く心理背景にあることは、相手を好きになるきっかけを探しているからかもしれません。気になる人にもっと自分を見てもらいたいと思った時、相手の好みに近づきたい願望があります。
たとえばショートカットが好きな男性を好きになった女性は、相手に好かれたくて髪を短くすることもあるでしょう。好きな人に意識してもらうため、次に何をすればよいのか、相手の好みを土台にしてセルフイメージを作っている心理背景があります。
話題が続かない
女性グループのアイドル。どの人も可愛いけれど、この中で誰がいい?と異性に聞く心理は、一見相手に特別な気持ちがあるように感じますが、場合によっては会話が続かないのでネタのひとつとして質問することもあります。
質問された人によっては「どうしてそんなことを聞きたがるのかな…」と勘繰りすぎてしまうことも。思わせぶりな態度に誤解されることもあるので、相手の好みを質問する時は、目的をはっきりアピールしたほうが安心ですね。
恋愛傾向を知りたい
この中で誰がいいと聞く心理は、相手の恋愛傾向を知りたい願望があるからです。心のどこかで「この人を好きになりたい」と無意識レベルで思っている段階かもしれません。
そのため相手の恋愛傾向を想像したくて、好みを思わず質問してしまうのです。たとえば派手な女性が好きな男性は、少し軽いイメージで心配、大人しくて品のある女性を好む人は、真面目に将来を考えてくれそうなど。
恋愛傾向は好きになる人のタイプでイメージできる部分がたくさんありますので、自分と相性が合うかどうか相手の好みで判断したいのでしょう。
答え方に興味がある
この中で誰がいいと質問するのは、心理的に期待しているリアクションがあるため。「好みはこの中にいない」「君が一番可愛いよ」など、聞きたい答えを言ってくれるか待っているのです。
男性に告白してもらいたい願望も隠されていますので、この質問で相手がどう反応するか、あらゆる可能性を期待。気になる人からよい印象の回答を待っています。
プライドがある
この中で誰がいいと質問する心理は、相手の好みのタイプが気になるよりも、自分のプライドをアピールしていることも考えられます。自分がとても魅力的なので、相手から「○○さんが一番」と答えてくれるだろうと自信を持っているのです。
このタイプの人は好きな人だけでなく、相手が誰でも同じ質問をしてきますので、プライドをくすぐられると嬉しくなるでしょう。
質問された時の答え方のポイント
この中で誰がいい?という質問は引っかけ問題のようで、相手の意図を知らないと今後の関係が悪くなる可能性もあります。そこで失敗しないためにも、逆に質問された場合について、模範的な答え方を見ていきましょう。
素直に答える
会社の飲み会など、大勢の人が集まる中で、「職場の男性なら誰と付き合いたい?」「誰が好み?」といった話題になることがありますよね。
もし気になる人からその質問をされた場合、一歩先を読んで答えてしまうかもしれません。しかしあまり計算して相手の意図を考えるよりも、この場合は素直にいいなと思う人を選び、なぜその人なのか理由をつけ加えることがポイントです。
好きな人が警戒しないよう、当たり障りのない魅力を伝えておくと安心ですね。たとえば「○○さんは真面目そうだから」など、皆が答えそうなことで対処しましょう。
勇気を出して告白する
この中で誰がいいと質問するのは、心理的に好みを知りたい気持ちが隠されていますので、好きになるきっかけを作るのは答え方次第。相手によい印象を持っているなら、素直に「○○さんが一番いい」とストレートに軽く告白するのもよいでしょう。
照れたり嬉しそうに反応したりするなら、今後両想いになれる可能性が高く、相手の気持ちを知るチャンスになります。この質問がきっかけで親しくなる場合もあるので、好きな人に聞かれた場合は、好印象を持ってもらうことを前提にして答えたいですね。
注意したい答え方
この中で誰がいいと聞く心理はあらゆる理由が考えられ、かなりの確率で質問者は好意を持っているといえるでしょう。友人同士で好きな人のタイプを話題にして盛り上がることはよくありますが、相手が異性の場合は恋愛がスタートするチャンスです。
質問の答えを意識することも大切ですが、コミュニケーションの相性をチェックしている可能性もあるため、「この中には好みはいない」とあっさり答えてしまうと会話が続かないこともあります。
それでもしつこく質問してくる人もいますので、そんな時は好みがいないことを前提にして、一番よさそうな人を答えましょう。
好きな人の好みになるコツは?
好きな人の好みに近づくほど、両想いになる確率は高くなりそうですよね。しかし相手のタイプだけを意識してしまうと、自分らしさをなくしてしまうデメリットも。
では相手の好みに近づくためにはどうすればよいか、オススメのコツをご紹介しますので参考にしてくださいね。
友人になる
相手の好みをしつこく質問するのは、プレッシャーをかけてしまうのでオススメではありません。相手にわからないように恋愛傾向やタイプを知るには、恋愛対象でなく友人として近づくことも方法です。
無理して好かれようと思うとぎくしゃくしてしまい、会話の話題も選んでしまいます。友人としてなんでも話せる関係や、意識しない程度の距離感を大切にして恋愛の話をしてみましょう。
共通点を見つける
好きな人のタイプに近づくのは表面的なことではなく、大切なのは人柄です。理想的なルックスの人と必ず価値観が合うとは限りませんよね。
心が引き寄せられるよう、まずは相手と共通点を見つけましょう。趣味や食べ物、恋愛観など、自分と似たところがある人は、自然と特別な存在になるはずです。
まとめ
この中で誰がいいと質問する心理は、相手の答えを知る前に、なぜ自分がそんな質問をしたくなるのか考えてみることも大事ですね。
好きになったばかりの時は、相手のことをたくさん知りたくなり、他の人にはしない質問をたくさんしているでしょう。恋愛感情を意識し始めたら、できるだけ自分らしく自信を持って接することが、よい関係に進展するコツになります。
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