身内に厳しい心理背景にある理由・まわりの評判が気になる意外な訳

行動心理

身内に厳しい人は、心理的に意外な要因があると考えられます。本来ならまず自分の近くにいる人を大切にして、次は他人という順番が好ましいのですが、周りを優先して身内に厳しい心理になることもあるようです。

では早速ですが、身内に厳しい人の心理状況について詳しくご解説していきましょう。

 

身内に厳しい人の心理背景について

身内に厳しい心理背景にある理由・まわりの評判が気になる意外な訳心を許す存在は、信頼できる家族や親友、恋人などが挙げられるでしょう。そんな大切にしてあげたい人たちに厳しい態度になるのは、心理的に次のようなことが関係しているかもしれません。

 

甘えている

人に甘えるのは苦手な人も得意な人もいるはずですが、身内に厳しい人は心理的に甘えている可能性があります。このタイプは知らない人に甘えないため、余計に身近にいる人にたっぷり可愛がってもらいたいと思うことが特徴。

わがままを言っても許されるので、自分の負担を減らすためにも冷たい態度になることも。甘え方は人それぞれです。身内に厳しいのはいけないとわかっていても、感情的になってつい厳しい態度になってしまうのでしょう。

 

自分に厳しいため

身内に厳しいのは、心理的に自分にも厳しくしているため、周りもできるだろうと期待しているからでしょう。他人にはとてもよい顔をして腰が低い人。

でも家族には強い態度で接しているのは、信頼できる人だからこそ、自分の苦労や努力を同じレベルで感じてほしいのです。身内はなんでも受け入れてくれる存在だと思っているので、自分が厳しく頑張る時は身内も頑張るのが当然だと思っているのでしょう。

 

距離感を試している

身内に厳しい心理になるのは、自分と大切な人の距離感を試しているためです。たとえば友人には気を遣い嫌なことも率先するのに、恋人のお願いは無視してしまう人。

それは好きな人が自分と同じくらいの気持ちでいるかどうか知りたいからで、わざと厳しい態度で相手のリアクションを見たいのです。家族ならどんな失敗をしても見守ってサポートしてくれるはず。そんな期待感を込めて、わざと身内に厳しい態度をとってしまいます。

 

他人の視線を気にしている

他人の視線を気にする人は、身内に厳しい心理が働きやすくなります。人付き合いは気を遣いストレスの原因になるため、疲れをどこかで発散したいのです。

それが身内への冷たい態度となり、緊張感から解放されたい思いがあるのでしょう。外では必死に会話を続けるため過剰に神経を使い、家に帰ると疲れて一言も話さなくなるタイプ。ギャップがありすぎるので、身内としては寂しく感じることも多いはずです。

 

自分をさらけ出せるから

身内に厳しい心理になるのは、自分をさらけ出せる関係があるから。他人の前でイメージ通りの自分を演じなければいけないとかなり疲れます。しかし身内なら自分の弱点も強みも全て理解してくれるので、意識せずに暮らすことができるでしょう。

嫌なことをされたらすぐに怒るなど、感情的になる場面もあるかもしれません。きっと周囲にいる信頼できる人も同じように自分をさらけ出しているので、厳しい態度になるのが普通だと感じているのです。

 

接し方がわからない

身内に厳しいのは心理的に距離感が掴めないためで、どんな会話をしていいのかわからないのでしょう。他人なら自分と相手の関係がはっきりしているので判断しやすいもの。

逆に家族や恋人などの身内だと、心も近すぎて円滑なコミュニケーションがとれないこともあるのです。思うように振る舞えないと、次第に身内に苦手意識が生まれ、厳しい態度になってしまいます。

また過去に嫌なことがあり、身内に拒否反応を起こしている場合もありますので、よい印象を持てないことも関係しているかもしれません。

 

強がっている

大切な人たちに心配をかけたくない気持ちは強がった態度になり、厳しい人に見られてしまう場合もよくあります。弱音を吐いて皆を困らせないよう気を遣っているので、次第に自分も疲れて身内から距離を置いてしまうことも。

強がる人は自分の弱さを見せたくないことが根底にありますが、身内に厳しい人は責任感が強い特徴もあります。甘えられない相手だからと思うと余計に厳しくなり、自分の力で何とかしようと思うため、自然と冷たい態度になっているのでしょう。

 

周りの目が気になる人の特徴

身内に厳しい心理背景にある理由・まわりの評判が気になる意外な訳身内に厳しい心理背景のメインの理由は、他人によく思われたい気持ちが強く、その反動で身近な人に厳しく当たってしまうことが考えられます。そんな極端な考え方になる人は、次のような特徴があるかもしれません。

 

なりたい自分がわからない

周りの目を気にしていると、居心地のよい場所で自分をさらけ出しすぎてしまいます。その理由は他人からの評価を意識してしまい、なりたい自分ではなく理想的な自分のイメージを作っているからなのです。

こうあるべき、こうしなければならないという考え方の癖があるので、いつの間にか快適な自分を見失っているでしょう。他人の同意や承認を求めていると、本来大切なことが見えなくなってしまいます。自分はどうしたいのか、そんな疑問を投げかけるべき時もあります。

 

行動が制限されている

周りの目を気にする人は、評価されることを優先して暮らしているので、やりたいことは後回し。他人の意見で自分の行動範囲や内容が決まっていくので、本来の姿ではないのです。

こうすれば気に入ってもらえるだろうという自己流の価値観で行動することもありますので、変わったことはやりませんし、失敗しない無難なことだけを選ぶように。自分らしさが周囲に伝わらず、孤独になってしまうこともあるかもしれません。

 

コンプレックスを感じている

周りの目を気にしている人は、何かしらのコンプレックスを感じているかもしれません。周囲には優しい態度なのに身内に厳しい人は、周囲と比較して自分が劣っている環境にいると勘違いしてしまいます。

周りに嫉妬するネガティブな気持ちは逆に周囲への配慮となり、家族や大切な人にはストレートに気持ちをぶつけて発散しています。コンプレックスを隠すために過剰なアピールをして、極端に違う態度になっていることもよくあるでしょう。

 

もっと優しくなりたい時にやること

身内に厳しい心理背景にある理由・まわりの評判が気になる意外な訳身内に厳しい人は、本当の気持ちが周囲に伝わらず損することもあるかもしれません。辛い気持ちを軽減させるためにも意識していきたいことをご紹介しましょう。

 

好きなことをやる

他人の視線ばかり気にしているとストレスが溜まりますので、時には発散させましょう。ゆとりが増えると、それだけ大切な人たちにも優しくなれるはずなので、今は好きな趣味や特技に没頭してみるのも方法。

自分の世界があると、嫌な時にも逃げられて気分転換できますので、身内ともっとスムーズに付き合いたい時は、自分の気持ちにまず素直になることもいいかもしれません。

 

よいところにフォーカスする

周囲の評価を気にするよりも、本当は身近にいる人に評価されたほうが幸福度は高まります。最終的に困った時に助けてくれるのは身内。今後よい関係を築くためにも、相手のよいところをどんどん発見してみてください。

すると今まで意識しなかった当たり前のことが、とても価値のあることに思え始め、もっと身内に感謝できるようになるでしょう。

 

まとめ

身内に厳しい人は、心理的に自分が感じていることに正直になっていない可能性がありますね。毎日幸せに暮らせるのも、信頼できる近くの人がいるからこそ。

そんなシンプルな理由を思い出すと、これからは遠くの他人よりも近くの身内のほうが大切に感じるかもしれません。

 

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