抱き枕が好きな心理は何故働くのか、考えたことがありますか。ギュッと枕を抱きしめて寝る人は、世の中に意外と多く存在しています。
「なんとなく」という意見が一番多いかもしれませんが、実は抱き枕が好きなのは心理的な意味があるためなのです。
ついやってしまう日常の行動は、頭で考えず心理的にやっていることがよくあります。毎日抱き枕を抱えてしまうことも、そのような心理行動のひとつでしょう。
それではどんな意味が込められているのか、とても気になるところですよね。枕はそれぞれ好みの硬さや大きさがあり、抱き枕はぬいぐるみのような存在です。
なければ眠れない人もいるでしょう。では早速ですが、意外な心理が隠されている抱き枕の意味と効果について見ていきましょう。
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抱き枕が好きな人の心理について
抱き枕は一見とても快適なアイテムのように見えますが、もちろん抱き枕がなくても快眠できる人はたくさんいますよね。
抱き枕が好きな理由はどのようなものがあるのか、心理的な意味についてご説明しましょう。
安心感を求めている
抱き枕を使う心理は、安心感を求める傾向があるでしょう。人間関係で不安を感じる時や自分が置かれた環境に満足できない時など、あらゆる瞬間に私たちは安心感を求めることがあります。
一時的に寂しさを解消する時に、無意識にやってしまうことが色々とありますよね。たとえば友達と話をしたり、仲のよい人たちが集まっている中に行ったり。
そのようなふとした行動には、心理的なことが影響しているのです。抱き枕がないと眠れない人の中には、恋愛で辛い体験をした人も少なくありません。
夜は何かと不安になる時間。誰かにそばにいてほしいと、安心を願っているのでしょう。
ストレスやプレッシャーがある
ストレスやプレッシャーがあると、夜に寝つけないことがよくありますよね。イライラや悩みごとなど精神的な問題があると、本来癒される時間も苦しいものになってしまいます。
抱き枕の心理は、ストレスやプレッシャーを感じているサインかもしれません。たとえば就活中や、仕事で大きなプロジェクトを始めたばかりの時など。
人生の転機になる際にも、抱き枕がなければ快眠できなくなります。このような気持ちになる裏側には、誰かの期待を裏切りたくない思いが隠されている場合もあるでしょう。
寂しい
小さい子供が寝る時にぬいぐるみを抱きしめているのは、お母さんの持つぬくもりを求めているためでしょう。
寂しさが恐怖に感じられ、抱きしめるものがそばにあるとホッとできるのです。大人になっても、このような寂しさを感じることはありますよね。
孤独が怖い、一人の時間が不安だという人は多いでしょう。また人生体験によっても孤独が怖くなることもありますので、そのような時期は抱き枕が恋しくなります。
寂しい時は枕でなく、布団を丸めて抱きしめることも。寝る時に何かをギュっと掴むのは、無意識の防御態勢の可能性もあるのです。
メルヘンな世界が好き
いつも誰かがそばにいなければ不安になるタイプ。メルヘンな世界に没頭して現実逃避しているタイプは、抱き枕が好きな心理が働きます。
かまってちゃんで、彼氏や友達にいつもくっついている人。恋愛依存症になりやすく、現実の世界に目を向けられないタイプなども同様です。
メルヘンな世界が大好きで、違う自分を作り出しているのです。このタイプは人に嫌われることを極度に恐れてしまい、ぬいぐるみなどのものに対して執着心を持ちやすい特徴があるでしょう。
抱き枕の効果は意外とすごい!
「抱き枕は、そばにあっても寝づらいだけ」そんな風に考えている人は、抱き枕の意外な効果について知っておくとメリットがあるはずです。
とくに次のポイントは、快眠したいと考えている人にオススメの効果でしょう。
胎児の姿勢になり安心できる
抱き枕を抱いて寝る姿勢は、母体にいる胎児の姿勢と似ていますよね。そのため安心して、リラックス効果が期待できるといわれています。
子供がお気に入りのぬいぐるみを持って眠るのは、無意識にお母さんのお腹の中を思い出しているのかもしれません。
抱き枕の心理は不安やストレスがあるサインなので、無意識に安心できる姿勢を求めています。
安心感が増すと夜もぐっすりと入眠でき、朝は元気に一日がスタートできるでしょう。
足のむくみ解消になる
眠れない…と感じる夜があると、ストレスになってしまうことも。そして眠ろうとすると、逆に意識がはっきりとしてしまうのです。
このような状態だとしっかり休息がとれず、心身の疲労は残ってしまうかもしれません。寝る姿勢は疲労回復をサポートするだけでなく、逆に体に負担をかけていることもあるのです。
女性に多い足のむくみは、抱き枕があると負担が減り血液の流れが改善される効果が期待できます。
寝る時に抱き枕や枕を足元に入れておくと高くなるため、体内の老廃物も流れやすくなり、むくみや美肌にもメリットがあるかもしれません。
幸せホルモンで快眠できる
抱き枕の心理はリラックスしたい願望があるためで、安眠でストレスやプレッシャーを改善できる可能性も。
人間の体はホルモンの働きが健康にも影響を与え、とくに幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」はストレス改善に欠かせないものです。
抱き枕があると癒されてこのホルモンが増えるため、快眠効果がアップして自律神経の働きが安定することが期待できるでしょう。
腰痛の予防
朝起きたら腰が痛い!そのような人は、寝具が体に合っていないことが原因かもしれません。
睡眠は健康の土台になるもの。わかっていても、さほど気にせずに夜更かししてしまうこともあるでしょう。
睡眠環境を正しく整えないと、快眠どころか体のあらゆる部分に負担をかけてしまうことがあります。
腰痛もそのひとつ。マットレスの硬さが合わない時は、腰に体重がかかり腰痛の原因になってしまいます。
抱き枕は下半身の体重をバランスよく整えてくれる可能性があるため、寝返りをうつ時の力も楽になる場合があるでしょう。
抱き枕がオススメの人
抱き枕は心身ともにあらゆるメリットを与えてくれますが、なくても快眠できる人もいますよね。
それではどのような人に抱き枕が必要なのか、心当たりがある人は早速考えてみましょう。
いびきをかきやすい人
仰向けに寝ると気道が狭くなり、いびきをかきやすくなる可能性も。抱き枕があると横向きで寝るので、いびきがうるさいと言われたことのある人は抱き枕を検討するといびきの軽減が期待できるかもしれません。
精神的な疲労がある
悩みごとを抱えている人は、幸福ホルモンをもっと増やしたほうがよいでしょう。抱き枕の心理は寂しさや不安があるサインなので、寝ている間にメンタルの部分を元気にしたい時は抱き枕があると安心ですね。
ふかふかの柔らかい抱き枕は、大きなぬいぐるみと一緒に寝ているようで楽しくなるはずです。
癒されたい人
ストレスが溜まっていても、自覚できない時がよくありますよね。朝すっきり目が覚めない、夜中に何度も目が覚めるというのは、頭の中に気になる何かがあるためでしょう。
そのような人は、抱き枕で癒されてみてはいかがでしょうか。寝る前にアロマキャンドルや静かなヒーリング音楽を流して、快眠環境を整えてみてくださいね。
まとめ
抱き枕の心理は、誰にでも思い当たることがあるかもしれません。睡眠は、一日の中でも最も快適でリラックスできる時間となります。
寝つきが早い人や些細な音ですぐに起きてしまう人など、それぞれ異なる睡眠のスタイルがあるでしょう。
悩みを抱えている時は真っ先に睡眠に影響が出てきますので、気になる時は抱き枕でリラックスすることも必要です。
使ってみようかな…と興味がある人は、早速抱き枕の感触にトライしてみてくださいね。さまざまな効果が訪れるのが、待ちきれなくなるはずです。
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