外に出たくない心理の根本にある原因を知り、行動的な生活を始める改善策についてご紹介します。
外に出たくないと感じることは、誰にでもありますよね。疲れているので面倒、買わなければならないものがあるけれど行きたくないなど。
こんな時はよほどやる気を出して重い腰を上げなければ、次の行動がスタートできない状態です。
しかし身体的な疲労だけでなく、心理的にある原因もいくつかあることを知っておかなければなりません。
そのような時はやる気だけでは乗り越えられないこともあるので、心の奥にある問題を発見することが最初のステップとなります。
それでは早速ですが、外に出たくない心理はどうすべきか、理由と改善策についてご説明しましょう。
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外に出たくない理由について
外に出たくない時といえば、次のような場面がありませんか。家の中はいつも快適な場所。できるだけ外の世界と断絶して、家の中にこもりたいと思うことがあります。
そのような時に考えられる、5つの理由についてご紹介しましょう。
出かける時間がない
外に出たくないのは、物理的に出かけられないことが理由となります。家の中でやることが多くて時間がない時は、必然的に外に出るのは後回しに。
行くべきところがあっても、次に外出する時にまとめて済ませようと考える瞬間です。外の空気に触れない期間が続くと、自然と室内の環境だけで満足する習慣ができあがってしまいます。
屋外のリフレッシュした空気や素敵な景色など、価値のあるものを見過ごしてしまうことになるでしょう。
ホコリや花粉が心配
春先のひどい花粉症。なるべく屋外を避けて、症状を緩和したいと感じる時がありますよね。
このような場合は心理的な理由よりも、身体的なことが原因で外に出たくない気持ちになるでしょう。
ホコリや公害などは目に見えないもの。都会の静かな公園にいても、汚れた空気や花粉は知らない間に吸い込んでいます。
アレルギーがあると、空気清浄機のある室内が最も安全な場所です。鼻水やくしゃみ、目のかゆみや湿疹などの辛い症状を思い出すと、出かける気力がなくなるのは仕方ありませんね。
外の気温が快適でない
暑い、寒いといった外気温は外に出たくない心理につながり、つい家の中でのんびりと過ごしてしまいます。
たとえば真夏のカンカン照りの中、車のエアコンが気持ちよくて外に一歩も出たくなくなることがあります。
アクティブに過ごしたいと思っても、天候や気温はモチベーションを下げる理由に。海水浴に行くつもりでも、あまりにも暑くて熱中症が心配されるような気温では躊躇してしまうでしょう。
季節を楽しみたい気持ちがありながらも、快適な状態を望む時。そのような矛盾は、外出のプランを変える要因になります。
興味のあることが外にない
外に出たくない心理は、興味がないための場合もあるでしょう。わざわざ外に行かなくても家にはテレビがあり、食べ物もあるのでのんびりできる状態。
自分の家はどんなに素敵なホテルよりも快適で、とても居心地がよい場所です。そのため外にそれ以上の魅力が感じられないと、出かける気力は湧いてこないでしょう。
人の付き合いで仕方なく外出すると、やたらと疲れを感じますよね。こんなことなら最初から家で過ごせばよかった…と後悔する瞬間です。
興味があることが外にあれば、積極的にプランを立てるはず。自分の好きなことを求めて、アクティブになることが大切なのでしょう。
具合が悪い
体調が悪い時は、無理をして外出する気持ちにはなれません。しかしどうしても休めない仕事やキャンセルできない友人との約束などで、しぶしぶ体調が悪いまま外に出かけるとさらに具合を悪くしてしまいます。
アクティブな人なら、我慢してでも屋外に行きたくなるかもしれません。でも健康管理はどのような予定よりも優先すべきことなので、体調が悪い時はプレッシャーをかけずゆっくりと家で休みましょう。
外に出たくない心理と改善策
外に出たくないと感じる場面は、日常の中であちこちにあります。心理的な面から考えると、次のような理由があるといえるでしょう。
コンプレックスがある
話下手やメイクが下手、髪型がまとまらなかったり体型が太っていたりなど、自分の見た目はコンプレックスを抱く原因となります。
このような悩みは外に出たくない心理とつながり、つい人目から避けて生活するようになるでしょう。
たとえば何年も会っていない友人と再会する約束があるけれど、太った体型を見られるのが辛いので約束をキャンセルすることがあります。
見られたくない気持ちがあると、家の中が最も安全で傷つくことなく快適に過ごせるスペースになるのです。そんな時は自信をつけて、まずは内面を磨くことが大切ですね。
緊張する
外に出たくない心理は、あらゆる場面で緊張感がつきまとうので働くことがあります。お店で買い物をする際に店員と言葉を交わさなければならない、レストランでオーダーしなければならないなど。
知らない人との交流が苦手なタイプは、外の世界が怖いと感じるのです。一歩外に出たら、そこにはあらゆる世界が待っていますよね。
自分とは違う価値観の人、違う性別や年齢、職業など。多様な人の中で必要なことをやるのは、緊張感を覚えてしまうのは仕方がないことでしょう。
プレッシャーを感じやすい人は、一人で出かけるのが苦手かもしれません。その場合は友人や家族と一緒に、行動をスタートすることも対策のひとつです。
人の視線が怖いと感じる
外に出たくない心理は、他人の視線が怖いためです。しかし周囲の人は自分を攻撃的に見ているわけでなく、全て自分の勘違いや誤解によるもの。
やることの全てが人に見られているという不安を感じると、ストレスが溜まるでしょう。このタイプに多い特徴として、外食が嫌いな共通点があります。
友人や家族と一緒でも、自分の家以外で食事をするのはとても居心地が悪いもの。自分が食べ終わっても、他の人を待たなければならないことがプレッシャーになっています。
人の視線が気になる時は大勢の場所を避けて、こじんまりしたところから徐々に慣れていくとよいですね。
悩みごとやストレスがある
悩みごとやストレスを抱えていると、どんなに楽しいことをしていても頭の隅に残るものがありますよね。
友達とお茶をして気分転換をしても、現実問題がそこには残っています。すると本来は楽しいはずの時間もストレスとなり、出かける目的がなくなってしまうのです。
考えることで少し気持ちが楽になるタイプの人は、一人で考え抜く時間が必要かもしれません。
しかしストレスや心配ごとは、外の空気で思考回路がクリアになり問題が解決することもあります。
楽しみ方がわからない
外に出たくない心理は、外での楽しみ方がわからないため。出不精というタイプが世の中には存在しますが、出かけることがとにかく面倒だと思うのではないでしょうか。
洋服を着替えてメイクをして準備するほど、外に楽しいことがあるのか疑問を抱いています。
出不精の人は外の楽しさを知らないため、損することも多いでしょう。どのような楽しみが待っているのか、頭で考えるだけでは想像できないことです。
スポーツや散歩、ショッピングなど、興味が湧くことは外に必ずあるでしょう。
まとめ
外に出たくない心理が働く時は、やりたくないことを自分に押しつける必要はありません。興味があることや出かける用事があれば、必然的に外に出ることになります。
なぜ外が苦手なのか原因を知り、自分の苦手を克服していくことがアクティブな生活のスタートです。
何か始めたいと思ったら、家の庭先で新鮮な空気を吸うところからスタート。思っている以上に、外の世界は自分を優しく受け入れてくれるかもしれません。
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