遠距離恋愛で冷めるのは、心理的や物理的にいくつかの要因があると考えられますが、長続きさせるためにも、不安になった時点でコミュニケーションをとり、危機を乗り越えることが大切です。
離れていても上手くいくカップルと、少し会わないだけで別れてしまうカップル。どちらも重要なことは、土台となる信頼関係があるかどうかです。そこで今回は、遠距離恋愛で冷める心理と危ない時の対策について詳しくご説明していきましょう。
遠距離恋愛で冷める心理的な理由
好きな人と離れてしまうのはとても辛いことですが、関係を壊さないためにも知っておきたいのは、誰にでも可能性がある遠距離恋愛で冷める「心理的」な次の理由です。
価値観の違いに気づいた
毎日一緒にいると些細なことも当たり前になってしまい、離れてから初めて相手との価値観の違いに気づくことがあります。遠距離恋愛で冷める心理は、離れて相手を冷静に見るようになり、考え方のずれが生じることが要因。
出会った頃はよいところばかりが見えていますが、会う機会が減るとそれだけ相手のことを学ぶ機会も減ってしまいます。徐々に価値観や性格のギャップを知ると、恋愛感情にも影響を及ぼし、遠距離がきっかけで別れるカップルもいるのです。
寂しすぎるため
連距離恋愛で冷めるのは、心理的に寂しすぎてどうしようもなくなり、恋愛するのが面倒になってしまうことも考えられます。寂しいと感じる理由は色々とありますが、LINEやビデオ通話だけでは埋められない孤独感があり、余計に距離を感じてしまうことも。
いつも誰かにかまってもらいたい性格だと、さらに遠距離恋愛は寂しくて続けられないかもしれません。
近くに好きな人がいる
遠距離恋愛で冷める心理は、近くに気になる人がいるためで、遠くの恋人よりも近くの好きな人に意識が集中していることが原因です。夢中になる相手でなくても、そばにいる人なら相談ごとや世間話などが対面でできるため、次第に心の距離も縮まっていきます。
他の人を好きになるつもりは全くなくても、恋人が離れているために近づいてくる人もいるかもしれません。よほど意思を強く持っていないと周囲に流されることもあるでしょう。
依存しやすい
遠距離恋愛で冷めるのは、心理的に一人の異性だけに依存していることが関係しています。一緒にいる時はとても楽しくなんでも恋人に話せるのですが、他の人だと上手くコミュニケーションがとれず、恋人以外では心が満たせない状態。
すると急に寂しさを感じて、自分が恋人に大切にされていないと誤解してしまうのです。依存しやすい人は孤独に弱く、どんどんストレスや不安を溜め込む傾向があるので注意が必要ですね。
将来への不安が強い
遠距離恋愛がきっかけで結婚するカップルもいますが、離れて冷めてしまうのは、心理的に将来への不安が残るため。結婚の話もなく将来が見えない状態で、いつまで離れて付き合うのか…そんなことを考えているうちに、相手の真剣さも疑いたくなるのです。
将来のことを具体的に話さなくても、暗黙の了解で結婚すると思っている人もいるでしょう。いつまでも遠距離恋愛が続くと、今後付き合っていけるか自信をなくしてしまいます。
マイナス思考になっている
遠距離恋愛はカップルにとっては試練で、上手く乗り越えられるかどうかお互いに不安になっています。浮気されたらどうしよう、忘れられたらどうしよう…とネガティブな気持ちになっているため、次第に悪い方向へと考え方が定着してしまいます。
遠距離恋愛で冷める心理とはマイナス思考になっているからで、相手への思いもネガティブに変わっていきます。電話で喧嘩した後に恋人の顔を見れば安心できるはずなのに、離れているために些細な意見の食い違いでも致命的になってしまうかもしれません。
遠距離恋愛で失敗するカップルとは?
どんなに幸福なカップルでも生活環境が変わり、お互いの気持ちや思いが変わることはあります。遠距離恋愛で失敗しやすいカップルには次のような共通点があると考えられるでしょう。
正直に話せない
遠距離恋愛で冷めるカップルとは、自分が有利になるように嘘をついたり約束を破ったりするケース。いつも隠しごとをしているような人だと信頼されず、正直な人は損をした気分になってしまいます。
距離だけが遠距離恋愛を終わらせる原因ではなく、第三者など邪魔する要因もあります。普通の恋愛以上にハードルが高くなりますので、些細なことで喧嘩にならないよう、常に真摯な気持ちを大切にしましょう。
どちらかが飽きっぽい
毎日会わなくても、同じことの繰り返しはマンネリ化して別れる要因になります。とくに遠距離恋愛のカップルは刺激が少なくなり、他の人が素敵に見えてしまうこともありますので、あっさり関心をなくす人もいるでしょう。
どちらか一方が飽きっぽい性格だと、普通の恋愛も難しく感じるかもしれません。
コミュニケーションが少ない
会うことが少なくなると、次第に会話が減るのは友人関係でもよくあることです。しかし恋人の場合は、意識してコミュニケーションをとらないとお互いの存在意義がなくなり、近くの人に惹かれてしまうこともあります。
用事がなくても定期的に電話したり、メッセージを毎朝送ったり、二人のルールがないと会いたい気持ちが減ってしまうでしょう。
遠距離恋愛の危機を乗り越えるコツ
遠距離恋愛のカップルの多くは、距離があるために二人の関係が上手くいかないと感じるものでしょう。その危機を乗り越えるとさらに信頼関係も強くなり、よいパートナーになれる可能性がありますので、不安になったら次のポイントを意識してみてください。
定期的にデートの計画を立てる
将来の不安を抱きやすい遠距離恋愛のカップル。離れていることに不満を抱き始めると、そばにいる人のほうが素敵に感じてしまうことがあります。
そうならないためにも、離れていても刺激を感じるように、デートの計画は定期的に立てましょう。交通費がかかる場合なら、交代でどちらかが会いに行ったり、デート代を二人で貯金したりすることもオススメ。
しばらく会えなくても予定や目標がわかっていれば、それを励みに毎日孤独も乗り越えられるはずです。
できる限りコミュニケーションをとる
遠距離恋愛のコツはコミュニケーションが基本。お互いの存在感を忘れないためにも、短文でもいいのでメッセージを毎日送る、または寂しい時はビデオ通話で会話するなど、距離感のないコミュニケーションを続けましょう。
連絡がこないことに慣れてしまうと、恋人がいないような気分になってしまう人もいるかもしれません。
束縛しすぎない
離れていると相手が何をしているか不安になり、しつこく電話をかけるカップルも多いでしょう。それは安心するために仕方ないことなのですが、過剰な束縛は逆に相手の気持ちが離れてしまう要因になります。
お互いに自由を大切にしたほうが信頼関係も強くなりますし、感謝の気持ちも湧いてきますので、自分の時間も適度に使える関係を目指しましょう。
一人でも満足できるカップルは、どんなに距離が離れていても上手くいく可能性が高いのです。
まとめ
遠距離恋愛で冷める心理とは、根本的に弱点がどこかにあるのかもしれません。好きな人と離れて暮らすのは悲しくて辛いことですが、それをバネにしてもっと幸福になるよう、付き合い方を工夫してみることもオススメです。
寂しくなったら正直に気持ちを伝え、何よりもコミュニケーションを大切にしてくださいね。
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