デートで行きたい場所を聞く男性心理は、自分で決められない性格なのか、それとも相手の気持ちを思っているからなのか。デートに誘われた側としてはどう答えるべきなのか、少し迷ってしまうかもしれません。
女性にとって自分が行きたい場所に行けるデートは理想的ですが、たまには一日のデートプランを男性にセッティングしてもらいたい思いもあるはず。そこで今回は、デートで行きたい場所を聞く心理について詳しくご解説していきましょう。
デートで行きたい場所を聞く心理について
「今度会う時に行きたい場所はある?」「食事はどこに行く?」と何かと女性に聞いてくる男性。気になる言動には次のような心理背景が関係しています。
優柔不断だから
デートで行きたい場所を聞くのは、心理的に優柔不断で物ごとを決めるのが苦手な性格だからです。仕事も同じで、決断を迫られると人一倍時間をかけてしまい、皆を待たせてしまうこともあるでしょう。
優柔不断になるのは考えすぎて決められなくなることや、根本的に考えるのが苦手なことも原因です。選択肢が多いとさらに迷い、デートのような大切な場面では決められない自分をごまかすために女性に決めてもらったほうが全て上手くいくと信じています。
自分に自信がない
自分に自信がない人はデートの行き先を決めて、女性が気に入らないと困ると心配になります。自分の選択や決断が必ず正しいと思えず、いつも「もしも…」という考え方がつきまとうので、結果的に不安な決断をしてしまうのです。
自信がない人は、自分だけ違うことをするのがとても苦手。デートで行きたい場所を聞くのも、心理的に自分の間違いを指摘されるのが怖いからです。人がどう思うかを気にしすぎているので、なかなか次のアクションが起こせません。
そんなタイプの人に「どこに行きたい?」と逆に質問すると「どこでもいいよ」という答えが返ってくるはずです。自己主張が激しくない点はありがたいことですが、肝心な時に女性が決断しなければいけないのもあまり好ましくないですよね。
失敗したくない
デートで行きたい場所を聞くのは、心理的に失敗を過剰に恐れるためです。たとえば出会ったばかりのカップル。初デートの行き先はその後の付き合いにも影響する可能性があります。
おしゃれなお店がわからないので、結果的に自分の行きつけの定食屋に。そんなデートプランだと、想像していたような時間が過ごせずがっかりしてしまう女性もいるかもしれません。
デートは失敗が許されないものだととても緊張しているため、それなら相手に決めてもらったほうが安心。失敗すると自分の評価が下がるように感じ、しばらくへこんで立ち直れないタイプです。
愛情表現のため
デートで行きたい場所を聞くのは、心理的に相手のやりたいことをやらせてあげたい思いが強いから。好きな人だからこそ幸福になってほしいと思っているのです。
決して決断力がない人ではありませんが、自分が決めるよりも本人が選んだほうが間違いないと考えるタイプ。デートの行き先は女性視点でないとわからないことも色々とありますので、好きな人の笑顔を見たいためにあえて行き先を質問するのです。
自分が興味を持っていない場所でも、彼女が決めたところなら快く付き添ってあげられる優しい性格の持ち主です。
協調性があるから
デートで行きたい場所を聞くのは、心理的に自分の考えを相手に押しつけず協調できる性格のため。意思表示をするのはよくないと思っている傾向も強く、人の意見に流されることもあるかもしれません。
人の気持ちを考えて行動できることが協調性のある人の特徴。チームワークを発揮できる性格なので、職場でも好かれるタイプでしょう。デートで行きたい場所を聞くのも、女性の気持ちを優先しているからできること。わがままを言わない人なので、とても付き合いやすく感じる可能性があります。
脈なしの可能性も
デートで行きたい場所を聞くのは、心理的に相手に興味を持っていないことも考えられます。好きな人ならしっかり計画してデートが盛り上がるよう事前準備をしますが、脈なしの人なら行き先やデートコースは相手任せ。
そのほうが自分の負担はなく、当日一緒にいるだけでいいので楽なのです。デートをどれほど楽しみにしているかは準備内容で伝わりますよね。「今日どこに行く?」と全く計画していない状態で会うのは、会いたい気持ちが多少あることは間違いありませんが、あまり熱意を感じられない相手になるでしょう。
行きたい場所を聞かれた時の対処法
デートで「行きたい場所」を質問された場合にはどのように対応すればよいのでしょうか。好感度の高い答え方についてポイントごとにご説明しましょう。
行きたい場所を素直に伝える
デートで行きたい場所を質問してくるのは、男性が決めかねていることは薄々理解できますので、その場合は素直に行きたい場所を伝えましょう。一か所にすると選択肢がないので、そんな時は「モールか映画館」など、複数の場所を提案することがコツ。
優柔不断な人や彼女の意見を優先してくれる人なら、少ない選択肢を与えたほうがお互いに選びやすくなります。「絶対にここでなければ嫌」という意思表示は相手にプレッシャーをかけてしまうので、柔軟な姿勢で答えましょう。
相手にも質問してみる
行きたい場所を聞かれたら「私はこちらがいいけどあなたは?」と相手にも質問してみてください。何でも自分が優先的に決める立場でいるのは快適な反面、気を遣うことでストレスに感じる場合もあります。
自分が先に答えれば男性も少しは意思表示しやすくなるはずなので、これからも我慢しないコミュニケーションのとり方ができるよう、お互いの考え方を共有しましょう。
まずはお茶をしながら一緒に考える
行きたい場所を聞かれた時、はっきり自分の意見を伝えるのも少し抵抗があるかもしれません。男性が女性に質問してくれるのは、決して悪い意味ではなく二人の時間を楽しく過ごしたいための行為。
どうしても決められない場合は、まずカフェでお茶をしながらその日の予定を一緒に考えることもおすすめです。しかし毎回そうなってしまうのも困りますので、なかなか決断してくれない男性なら会う前に行き先を決めておくようにお願いすることもよいでしょう。
了解のうえなら男性もデートプランを精一杯考えてくれるはずです。もしくはあまり行き先にこだわらず、毎回同じお店で会う、同じ公園に行くなどもアイデアのひとつに。大切なのは行き先よりも二人が一緒に過ごすことですよね。
交代で決める
デートの行き先を決めるのは、長く付き合っているカップルでもよくある課題のひとつ。行くところがないと感じたり、毎回同じでマンネリ化したりすることもありますので、そうならないためにも行き先やデートプランを交代で決めるのもおすすめです。
そんな役割分担を考えておけば、自然とチームワークにもつながりますので、二人で行うことは必ず一緒に相談して決められるようになるでしょう。デートのアイデアはネタ切れしやすいことなので、一方に完全に任されるのはかなりストレスに。
やることが決まらないから会いたくない…ということにならないよう交代制にすることは、公平であまり文句も言えなくなるはずです。
まとめ
デートで行きたい場所を聞く心理は、相手に好かれたいために遠慮しているからなのでしょう。付き合いたての頃はお互いに気を遣い合うのは自然なことですが、慣れてくると双方の気持ちを完全に把握したくなります。
デートの約束は習慣的に続きますので、行き先が決まらずぎくしゃくすることがないよう工夫してみてくださいね。
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