前例主義になる人の心理・恋愛傾向が変わらない人は思い込みが関係しているから?

人間心理

前例主義になるのは心理的なことが関係している可能性があります。なぜかいつも同じ恋愛パターンになるというのは、無意識に過去にこだわっている自分がいるからかもしれません。そこで今回は、前例主義になる心理と恋愛の関係性について詳しくご解説していきましょう。

 

前例主義になる人の心理について

前例主義になる人の心理・恋愛傾向が変わらない人は思い込みが関係しているから?前例主義とは過去の似たような事柄にならい、物ごとを処理したり考えたりすることで、必ずしも現在の状況に合った解決策になるとは限りません。たとえば「前もこの方法でやったら上手くいったから…」という感覚は前例主義。

前例が成功しなくても、見直さずにまた同じことをやってしまう経験は誰でもあるのではないでしょうか。では早速ですが、心理的に前例主義に陥る人の心理状況についてポイントごとにご説明しましょう。

 

用心深いため

前例主義になる人は心理的に用心深いところがあり、危ないことや失敗するリスクが高いことはやりたくありません。知らない土地に行くよりも慣れたところのほうが安心する性格で、上手くいかないことを過度に恐れている可能性が高いでしょう。

瞬間的な判断で行動することはなく、じっくり考えてから決断するので、周囲にはとても慎重な人という印象を与えています。その場のノリでやってしまうことはないので、きちんと結論を出すシチュエーションに適した人材。前例を用いて行動したり発言したりしているので、思慮深いところが特徴です。

 

好奇心がない

前例主義になるのは心理的に新しいものに興味がないためで、結果的に自分の知っている範囲内で生活をしています。決断を迫られた時はより確かなことをやりたいため、どうしても経験を土台にして判断することが多くなります。

過去にやったことなら、たとえ失敗しても自分の経験値があるため、全く知らないことよりも安心できるのでしょう。チャレンジ精神の程度は人それぞれ。前例主義になる人は好奇心が少なく、限られた範囲内で経験を積み重ねていく傾向がありますので、ひとつのことに集中するタイプともいえます。

 

こだわりやすい

前例主義になる人は心理的に特定のことにこだわりやすいところがあり、先入観が強い傾向もあります。たとえば過去に駅の近くに住んで騒音で苦しんだ経験がある人は、それが先入観として自分の記憶に残っているため、駅の近くには住めないとこだわってしまいます。

過去の経験を土台にして判断することはとても重要ですが、現在と過去で全く同じ状況が生まれるとも限りません。しかしこだわりが強い人は、徹底してひとつのことを調査するのが得意なので、結果的に「前回の時は…」という考え方のパターンで完結させたほうが安心なのです。

 

失敗を回避したい

前例主義になるのは心理的に失敗を回避したいためで、とても神経質な性格であることが特徴です。少しネガティブに捉える傾向もありますが、リスクを考えるのが得意なので、安心できないことがあるとアクションを起こしません。

前例主義とは、従来のやり方や考え方を死守すること。新しいことをして失敗することを恐れているため、前例にならってしまいます。失敗を恐れるのは、過去に他人から責められた経験が影響しているのかもしれませんし、失敗から立ち直るのが苦手な性格なのかもしれません。

 

自信がないから

前例主義になるのは心理的に自分に自信がないためで、新しいアイデアや計画に自信が持てずに前例主義になっているのです。過去に失敗した方法でも、今回は少し変えてトライすれば大丈夫…と自分に言い聞かせて取り組んでいるのかもしれませんが、結果的には同じことに繰り返しに。他人の視線や評価を気にしすぎる人は、さらに保守的に物ごとを考えるようになります。

 

自分が正しいと思っている

前例主義になる人は心理的に自分が正しいと思っている傾向が強く、プライドが高いことも関係しています。固定観念が強いので、他人の意見を受け入れる柔軟な姿勢がないことも。

また他人の考え方を参考にするほど人を信用していないことも関係しているかもしれません。前例のように行動すれば結果も想定しやすくなりますので、自分が間違えることはないと思うのでしょう。

他人に否定されることが嫌いで、自分の価値観を譲れないため少し頑固な人に見られています。

 

恋愛傾向を変える方法について

前例主義になる人の心理・恋愛傾向が変わらない人は思い込みが関係しているから?前例主義は恋愛観にも関係していますので、なぜかいつも同じタイプを好きになる…ということもあるでしょう。前例主義で恋愛をすることが悪いわけではありませんが、新しい自分を発見できないと不器用な恋愛をしてしまう可能性は高いもの。それでは、前例主義から抜け出して恋愛傾向を変える方法についてご紹介しましょう。

 

自分のいいところを認める

前例主義は新しいことを取り入れられないことがデメリット。恋愛傾向が変わらない人は無難な恋ができるかもしれませんが、何かしっくりこないという感覚も残るでしょう。

そんな時はもっと自信をつけて違うタイプを好きになったり、恋愛観を変えてみたりすることもおすすめ。自信を持つと自己肯定感が高まり、感じたことや思ったことをそのまま相手に伝えられるようになります。

そのために今できるのは、自分の長所をたくさん見つけること。「引っ込み思案なのでいつも恋人に振り回されてしまう」という人なら、「相手を思いやる恋愛ができる」と長所に置き換えてみましょう。

自分磨きも自分を褒める材料にプラスされますので、メイクやファッションを変えてみるのもひとつの方法です。

 

思い込みを捨てる

「年の離れた彼氏とは上手くいかない」という前例があると、自然と思い込みになり年の離れた人に近づくことはなくなります。逆に大人しい性格の人と交際した前例があると、そのほうが自分に合っていると解釈することも。

前例主義は成功も失敗も過去の出来事を基準に判断することで、ある種の思い込みといえます。幸せな恋愛をするには、勇気を持って思い込みを手放すこともやってみましょう。

こうするべき、こんな人と付き合うべきという囚われは幸福を逃す要因になるかもしれません。そもそも思い込みとは失敗のリスクを減らす自己防衛のひとつ。同時に可能性を手放してしまうことにもなるのです。

 

他人の意見を気にしない

どのような人と付き合うべきか、周囲の言葉を気にしたり、評価を意識したりすると、新しいことには挑戦しにくくなります。用心深い人は過去の経験通りに何かをやったほうが物ごとの展開が想定しやすく、トラブルが生じても対処できると思ってしまいます。

その根底には打たれ弱いところが関係しているので、他人の言葉に左右されて自分の気持ちを無視しているのです。恋愛傾向がいつも同じなのは、自分の考え方だと不安になるため、無意識に他人を頼っているからかもしれません。

逆にプライドが高い人は他人を頼らず失敗することもあるはずなので、現在の自分に適した距離感で他人との関係を考えること。そのうえで自分の感じたことには素直に反応してみましょう。

 

まとめ

前例主義になるのは、心理的に不安が関係していることがわかります。仕事も恋愛も同じく自分の魅力やスキルを発揮するには、新たなことに挑戦する気持ちも大切ですね。

前例をよい経験として活かす感覚が、同じサイクルになりやすい恋愛観にもメリットをもたらすでしょう。これからは意識して自分のこだわりと反することを選択してみてください。柔軟に経験を積むと、もっと幸福感を実感しやすくなるかもしれません。

 

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