冷蔵庫を空っぽにする心理・心のなかと冷蔵庫のなかは一緒だった?!

行動心理

冷蔵庫を空っぽにする心理にはどのような理由があるのでしょうか。冷蔵庫は心の中を表すものともいわれていますが、食べ物がぎっしり詰まった冷蔵庫や、スペースが目立つ冷蔵庫など、人それぞれ中身は違いますよね。

そこで今回は、冷蔵庫を空っぽにする心理について詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

冷蔵庫を空っぽにする心理はなぜか?

冷蔵庫を空っぽにする心理・心のなかと冷蔵庫のなかは一緒だった?!冷蔵庫が空っぽだと無駄に電気を使ってしまい、お腹が空いても何も作れない状態に。あえてそのような使い方をするのは、次のような心理が関係しています。

 

計画性がある

冷蔵庫を空っぽにするのは、心理的になんでも計画通りに進めたいためです。冷蔵庫の中を週に一回掃除しているなど、自分なりのスケジュールに沿って使っています。

食べ物がぎっしり入っていると管理が難しく、賞味期限切れの食べ物が奥から出てくることもありますよね。そのようなことを避けるためにも計画性を持ち、どのラックに何を置くか、細かくルール化しているとも考えられます。

買い物は必要最低限。気分次第で買うことはなく、必ず買い物リストを作ってから出かける人です。

 

無駄が嫌い

冷蔵庫を空っぽにするのは心理的に「無駄」が悪いことに感じるためで、とくに食べ物の廃棄に対して罪悪感があります。冷蔵庫に食べ物が詰まった状態はしっかり冷えないので余計に電気代もかかりますし、食材の無駄も増えることも。

このようなロスが大嫌いで徹底した節約家ともいえるでしょう。空っぽに近い状態なら、冷蔵庫を開けなくても中に何があるか記憶できることもあり、何度もドアを開けて温度を下げることもありません。

電気はこまめに消す、水の流しっぱなしをしないなど、やりくり上手でお金の使い方にこだわりがある人です。

 

見えないものがあると不安

冷蔵庫を空っぽにする心理は、見えないものがあると不安になるため。全てわかる状況でないと突然の事態に対処できないので、冷蔵庫も空っぽの状態にしてあります。

夕飯を何にしようかと迷うのは、それほど選択肢があるからともいえますよね。逆に冷蔵庫に数えるほどの食材しか入っていなければ、食べるものはすぐに決まります。そんな行動パターンは人間関係にも反映され、付き合う人は少数ですが、深く理解し合える人とだけ良好な関係を築くタイプです。

 

ダイエット中だから

冷蔵庫を空っぽにするのは心理的に自分に厳しく接しているためで、現在ダイエット中の可能性があります。どうしても食べてしまう…という状況は食べ物がそばにあるから起こること。

冷蔵庫が空っぽなら無駄に食べることもなくなり、空腹に耐えられるようになると考えます。一人暮らしの場合は買い物に行く時間がないので買い溜めすることもよくあり、それが食べすぎの原因に。

冷蔵庫の中身を最低限に維持することで食べすぎはなくなるという考えがあるのでしょう。

 

執着したくない

冷蔵庫を空っぽにするのは、心理的に執着心を手放したい思いがあるからです。食べ物が対象になっているように見えますが、実は人間関係も含まれていますし、お金のことや仕事のことなど、あらゆる執着に疲れている状態。

執着心は目に見えるものでないため、冷蔵庫の中身を自分の心に見立てているのかもしれません。必要最低限のものだけで暮らすミニマリストに憧れているので、室内もすっきりシンプルにまとまっているでしょう。

人間関係も不要な人とは付き合わず、限りなくストレスを抱えない生活を目指しています。

 

極限状態が好き

冷蔵庫を空っぽにする心理は、極限状態に自分を置くことが好きなため。危機を迎えると人間の心拍数は上がり、恋愛のドキドキ感に似た緊張感や興奮を覚えることがあるといわれています。

冷蔵庫を空っぽにするのは、現在の生活がマンネリ化して刺激が欲しいからなのでしょう。そして食べ物がない生活をどう乗り切るか、あらゆるアイデアを振り絞る緊張感もたまらなく好きなのかもしれません。危機を乗り越えた時の達成感が喜びをもたらしてくれるのです。

 

食べ物の買い溜めをする人の共通点

冷蔵庫を空っぽにする心理・心のなかと冷蔵庫のなかは一緒だった?!冷蔵庫を空っぽにするのは食材の管理がしやすいことや光熱費が抑えられるなど、メリットがあることが考えられますが、いざという時に食べるものがないのも困りますよね。

冷蔵庫の使い方でよくあるのは買い溜めするケース。では空っぽにする人とは真逆のタイプにはどのような特徴があるのか、ポイントごとにご説明していきましょう。

 

なくなる不安がある

食べ物だけでなくトイレットペーパーやシャンプーなど、物を買い溜めしやすい人は、もしなくなった時のことを考えて不安になることが共通点です。いつ何が起こるかわからない今の時代、必要なものが手に入らない可能性はあるでしょう。

そのような事態を想定して、買える時に買い溜めしてしまうのです。冷蔵庫の中身も同じ。賞味期限が長い調味料などはストックが2つ以上あることも。メイク用品、洋服も万が一のことを考えて同じものを2つ買うこともあるかもしれません。

 

時間の使い方にこだわる

買い溜めや買い置きをする人は、何度もお店に買いに行く手間を省きたいためです。生鮮食品は長持ちしないので、必然的に定期的にスーパーに行くことになりますよね。

しかしなんでも効率的にしたい人は冷凍商品を多く購入して、できるだけ長持ちするものを好むでしょう。お菓子も大袋をチョイス、掃除や洗濯もまとめて一気にやるタイプ。コツコツと続けるのは苦手で、まとめて早く終わらせることにこだわります。

 

お得に買い物がしたい

食べ物を買い溜めするのは、食材にこだわりがあるのではなくお金の使い方に満足したいためです。スーパーの特売品を買い溜めするタイプ。買い物はドーパミンというホルモンを放出し、お得なものを購入するとある種の爽快感を得ることがあります。

節約できたことや他の人よりも得したことで幸せになり、もっと買い物がしたくなるのです。買い溜めや過剰なストックは、その時は節約効果があっても結果的に使いきれないと無駄に。

しかし買い物している間はそんなことは一切考えず、合理的に自分の欲求を満たすことで夢中になっているのです。買い溜めは必要だからというよりも行為が目的なのでしょう。

 

完璧主義だから

冷蔵庫に食べ物が詰まっているほど買い溜めするのは完璧主義のためで、なんでもやりすぎるほどやらないと満足しません。牛乳や卵など、毎日使うものは必ずストック。野菜も野菜棚にたっぷり入っていないと不足感があり、使わないものまで入れてしまいます。

冷凍庫も同じ。デザート、残り物、冷凍食品など、いつもぎっしり詰まっている状態。なくなるとすぐにストックして常に満タン状態になっているのは、そうならないと自分の心も満たされないからなのでしょう。

 

ストレスが溜まっている

お金を使う行為はストレス発散効果があり、買い溜めや無駄な買い物で気分転換する人はいますよね。食べ物も同じ。仕事帰りにイライラを発散させるために食べきれないほど買い物をするなど、買い溜めはストレスが溜まっているサインかもしれません。

冷蔵庫の中がぎゅうぎゅうに詰まっているほど食べ物が並んでいると、とても嬉しい気持ちになります。それはストレスで乱れた心を安定させる秘訣に。不要なものまで買ってしまい、結果的に後悔してまた買い物に走る繰り返しかもしれません。

 

まとめ

冷蔵庫を空っぽにする心理は心が空っぽの状態で、食べ物のことを考える余裕がないことも関係しているでしょう。自分では気づかない場合もあるはずなので、普段と異なる行為をしている時は一旦冷静になって自分自身と向き合ってみましょう。

 

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