友達の好きな人を好きになる心理には、意外と納得できることもあるでしょう。仲のよい友達とは何でも話せるよい関係なので、異性の好みも似てくることがありますよね。
一見複雑なケースですが、意外と多くの人が友達の好きな人を「いいな」と思った経験はあるのではないでしょうか。そこで今回は、心理的な理由や対策について詳しくご紹介していきましょう。
友達の好きな人を好きになる心理とは?
友達の好きな人を好きになるのは、次のような心理があります。好みが全く違う友達でも、なぜか好きな人に魅力を感じてしまうということも。友情をとるか、恋愛をとるか、そんな選択で困った時は心理的な理由もぜひ考えてみてください。
ライバル意識がある
友達の好きな人を好きになるのは、心理的にライバル意識が関係しています。何でも話せる親友で、とてもよい友人関係がありますが、心の底には「負けたくない」という思いがあることも。
友達には幸福になってもらいたいけれど、好きな人ができて浮かれた姿を見ると自分が負けたようで嫌な気持ちになってしまいます。とくに友達に先を越された感がある場合は、ライバル意識が強くなり、好きな人を横取りしたいような気持ちになってしまうのです。
友達をとられたくない思い
友達の好きな人を好きになるのは、心理的に友達をとられる不安があるためです。恋人ができると友達は後回しに。いつも一緒に行動していた親友と離れてしまうのが嫌なので、それなら自分が好きになってしまえばいいという心理が働きます。
このタイプの人は、友達を独占したい思いが強く、新しい友達を作ることはしません。恋愛相手も同じで、自分以外の人に夢中になってほしくないという一種の嫉妬心が関係しています。
身近な異性だから
友達から好きな人の話を聞いたり、一緒に食事したり、興味がなくても友達の好きな人のことは必然的に知ってしまいます。すると徐々にその人に興味を持ち始めて、結果的に友達の好きな人を好きになってしまうのです。
自分にとって身近な異性であれば、友達を仲介してその人のよさを知り、恋愛感情が湧いてしまうケースも。決して横取りするつもりはないのですが、話を聞くたびになぜかドキドキすることもあるでしょう。
異性の立場からすると、自分の恋人の友達にはよく思われたい気持ちがありますので、とても優しく面倒見がいい人に見えてしまうのかもしれません。
わがままな性格のため
欲しいものがあると絶対に手に入れないと嫌な人は、友達の好きな人を好きになり、何でも手に入れたい欲求を満たしています。他の人に迷惑がかかっても自分が満たされることは絶対に実行する人で、周囲の意見を聞くことはないでしょう。
「友達の好きな人が自分のタイプだったから」というだけで積極的にアプローチして横取り。わがままな人は、自分がやっているのと同じことをされるととても機嫌を悪くするので、客観的に自分を見ていないともいえます。
ダメだとわかっているから余計に気になる
友達の好きな人を好きになるのは、心理的にダメだとわかっているため、余計に気になってしまうのです。何かを禁止されると余計にやりたくなる「カリギュラ効果」。
見てはダメと言われるととても見たくなってしまいますよね。友達の好きな人を好きになるとトラブルになるのはわかっているのですが、ダメだと言われると余計にやりたくなってしまうのです。
好きになる人を制限されたくないという反発心も、そのような心理に関係しているかもしれません。
自分のステータスを高めたい
友達の好きな人を好きになる心理は、ただ自分が恋愛したいためで「恋愛中」というステータスが欲しいためです。たまたま友達の好きな人が対象になっただけで、意識的に好きになったわけではありません。
悪意があるわけでもないのですが、周囲からは友達を捨てたように思われてしまうでしょう。自分のステータスが気になる人は、周囲からの評価をとても意識していますので、自分がどう見られているかを考えすぎて日々プレッシャーを感じています。
コンプレックスがあるから
友達の好きな人を好きになる心理はコンプレックスが関係しており、他の人よりも劣っているという感覚がとても嫌だからです。とくに恋愛面で「モテない」というコンプレックスがあるので、それを隠すために好きでもない人と付き合うこともよくあるでしょう。
とても身近な友達のやることは自然と比較対象になりますので、彼氏の自慢話などを聞かされないよう意図的に好きになってしまうのです。自己肯定感が低く自信がない人。そのため心を満たすために友達の好きな人を略奪して安心しているのかもしれません。
もし好きになったらどうする?
「友達の好きな人を好きになるなんてことは絶対にない」と思っていても、いつどのような出会いがあるかはわかりません。もしそのような複雑な状況になってしまったらどう対処するか、ポイントごとにご紹介しましょう。
友達を優先する
友達から毎日好きな人の話を聞かされると、次第にその人のことを意識するようになってしまいます。それは仕方ないことかもしれませんが、世間一般的に略奪愛は好まれるものではありません。
たとえその人とラブラブなカップルになっても周囲が応援してくれない、または罪悪感がいつまでも残るといったデメリットがあるでしょう。
そのようなリスクがあることを考えて、好きになってしまった場合は疎遠になることがおすすめ。感情は時間が経つと薄れていくこともありますので、二人を見るのが辛い場合は、友達ともしばらく距離を置いて心の平静が保てるようにしてみてください。
恋愛依存にならないこと
身近な人を好きになりやすいのは恋愛依存の可能性もありますので、本当にその人のことが好きなのか冷静に考えてみましょう。常に恋愛したいと思っていると、都合のよい人がそばに見つかってしまいます。
それはやがて略奪愛に変わってしまうこともあるので、過剰に恋愛を意識する人は注意が必要です。異性の存在がないと寂しいという感覚は、恋人でなくても友達や知り合いの存在がカバーしてくれることもあるでしょう。恋愛依存の可能性がある場合は、成功体験を積み重ねてもっと自信を持つことが大切です。
出会いの場に行く
誰かを好きになる感覚はとても素敵で、一度そんな気持ちを体験すると一人でいるのが嫌になってしまいますよね。しかし友達の好きな人を好きになった場合は、とても辛い結末が待っている可能性もありますので、そうなる前に出会いの場に積極的に行きましょう。
会社の飲み会に参加したり、休日はしばらく会っていない友達に会ったり、行動範囲を広げてみるとその先に素敵な出会いが待っていることもあります。
自分自身に意識を向ける
好きになった人を忘れるためにも、自分自身に意識を向けることが大事です。仕事や趣味などに打ち込み、イメチェンするのも方法のひとつ。周囲のことが気になるのは、それだけ自分に目を向けていないからともいえます。
友達のことが羨ましく感じるなら、逆にエネルギッシュに過ごす自分をアピールしてみるのもよいでしょう。友達の好きな人から距離を置くのはまずやるべきこと。その人のことを考えないためにも、他のことで忙しく過ごすとよいかもしれません。
友達の好きな人を好きになる心理を把握することが大切に
友達の好きな人を好きになる心理はネガティブなものばかりではなく、自分自身に目を向けるチャンスをもたらす機会にもなります。気持ちを切り替えるのは大変かもしれませんが、皆が祝福してくれる素敵な恋愛をゴールにして、まずは自分磨きに力を入れてみるのもよいでしょう。
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