物事をはっきり言う人の心理に隠れた本音と親しくなるためのコツ

行動心理

物事をはっきり言う人とは、心理を理解すると親しくなれることもあるでしょう。表面的な態度だけでは相手のよさが伝わりにくいはっきりした性格。

仕事や友人付き合いなどで損することもあるかもしれません。少しきつい印象を与えてしまいますが、物事をはっきり言う人はよいところももちろんありますので、相手を正しく理解するためにも、今回ははっきり言う人の心理について詳しくご説明していきましょう。

 

物事をはっきり言う人の心理とは?

物事をはっきり言う人の心理に隠れた本音と親しくなるためのコツ物事をはっきり言う人は、心理的には次のような理由があります。メリットとデメリットがあるため、人付き合いが難しく感じることもあるでしょう。

 

正直でいたい

物事をはっきり言う人は、自分に正直でいたい気持ちがあります。思ったことをストレートに発言するので、言われた人は困惑してしまうことも。しかし心理的には、相手にきちんとした情報や意見を提供したい思いがありますので、伝え方よりも内容がとても大事に。

他人に誤解されるのは嫌なので、多少厳しい言い方になっても物事をはっきり言う傾向があります。

 

相手のことを思っている

「次はこれをやっておいて」とまるで上司のように話す同僚。物事をはっきり言う人は、心理的に相手のことを思っているためで、ストレートすぎる言い方も相手にもっと頑張って成長してもらいたい思いがあるからです。

親が子供をきつく叱るのと同じで、自分が嫌な立場になっても相手にとってよいことならやってあげたいと思うのです。「そのコーデ、ちょっとおかしくない?」と友人なら言わないこともズバリ言う場面も。厳しい印象がありますが、傷つけるつもりはなく相手のことを思っているからこそやってしまうのです。

 

自分が正しいと思っている

物事をはっきり言う人は、心理的に自分がいつも正しいと思っているから。固定観念が強い傾向があるので、自分がいいと思うもの以外は受け入れないこともあるでしょう。

視野が少し狭くなっているため、意見や情報も柔軟に伝えられないのです。人の意見を理解しようとせず、自分が譲歩するのは負けを認めることと同じだと考えています。

そのため意見交換ではなく一方的な指示になりがちで、職場なら仕事がやりにくく感じる人はたくさんいるかもしれません。

 

リーダー気質

物事をはっきり言う人は、心理的にリーダー的な立場になりたい願望が強いです。何でも仕切りたがり、指示を出す立場でいるととても気分がいいのでしょう。

そして周囲から評価されたいため、積極的に自分の意見や行動をアピール。物事の中心人物になりたいので、色々な状況に顔を突っ込みたくなります。自分が知らないところで何かが起こると疎外感があるので、常に周囲の状況をチェックしています。リーダー気質の人は、自分自身の存在感に不安があるのかもしれません。

 

プライドが高い

物事をはっきり言う人は心理的にプライドが高いためで、意見が合わない人を排除するために自分を正当化したがります。口論にならないよう、ストレートにきつく物事を言うことが習慣に。

自分が間違っている時も素直に認めず言い訳することも多いので、皆で何かをする時はやりにくさを感じる人も少なくないでしょう。負けず嫌いの傾向があるので、自分よりも下の立場の人が頑張っていると悔しくなりモチベーションがアップ。自分のためではなく、プライドを保つための行動が多くなっています。

 

コミュニケーション能力が低い

物事をはっきり言う人は、心理的に人と交流するのが苦手。コミュニケーションが上手ではないので、意見をどう伝えればよいのかわからないまま、はっきりと言ってしまいます。

一方的な会話に慣れてしまっているので、人の話を最後まで聞くことはないでしょう。子供がまくし立てて話すように無邪気なところはありますが、自分のことで精一杯になっているのかもしれません。

 

気持ちに余裕がない

言っていることは間違っていないけれど言い方がきつい…というのが、物事をはっきり言う人の共通点。心理としては、他人のことを考える余裕がないことで、自然と思いやりや興味をなくしてしまっています。

自分がどう思われるか、存在感があるかなど、相手の気持ちよりも自分のことをまず考えるタイプ。そのため相手を理解することはせず、何とか自分のことを理解してもらえるよう必死になっています。余裕がないため、話し方を丁寧に改善することもないのでしょう。

 

物事をはっきり言われた時の対処方法

物事をはっきり言う人の心理に隠れた本音と親しくなるためのコツ物事をはっきり言われると、決して嬉しくないのは当然のことですよね。相手が友人、上司、恋人であれ、話し方は人間関係に与える影響が大きいもの。もしはっきりと物事を言われた時は、どのような対処が好ましいのでしょうか。ポイントをそれぞれご紹介しましょう。

 

聞き流す

はっきり物事を言う人に逆らったり反撃したりするのは逆効果のケースがよくあります。相手の気持ちを考える余裕がない人は、理解するよりも自分の意見を押しつけてくる傾向がありますので、そのような展開を避けるためにもサッと聞き流すのが一番。

「いつも仕事を間違えるよね」ときつい言い方をされても「はい」「すみません」など、簡単に返事をする程度にしましょう。イラッとするのは仕方ありませんが、自分のことで頭がいっぱいになっている人なのだと思えば、無理に自分の意見を伝える必要はないと思えるでしょう。

 

話は短くする

はっきり言う人は、チャンスがあれば必ずコメントしてきますので、会話する場合は早めに切り上げるのがおすすめです。長引かないよう自分の意見をまとめておいたり、相手に質問しないよう気をつけたりしてみましょう。

シンプルなやりとりなら、はっきりと言われる機会は少なくなるかもしれません。逆に突っ込んだ会話になると、相手が意見を言うチャンスが増えることになりますので、自分の心を痛めないためにも短時間でやり過ごしましょう。

 

笑顔で挨拶する

無視されると精神的にダメージを受けやすいはっきりした性格の人。周囲の評価をとても気にするので、自分に否定的な態度をとる人にはさらに強く接してくる傾向があります。

相手を不快にさせると攻撃的な会話になり、状況はさらに悪化してしまうでしょう。自分の立場を悪くしないためにも、笑顔で挨拶することを心がけてみてください。

「おはようございます」「ありがとうございます」など、気持ちのいい言葉は相手の心にゆとりを与えますので、同じように柔軟な態度で接してくれることも。敵ではないことを知ってもらうとスムーズに親しくなれる場合もあるでしょう。

 

正直な気持ちで接する

物事をはっきり言う人は、嘘をつきたくない真面目な性格も関係していますので、一見きつい印象でもポジティブに理解してあげましょう。はっきり意見交換できる関係は、透明性のある人間関係になるということ。

信頼関係が深まり、長期的によい関係が築けることも多いのです。そのようなメリットを常に意識しておくと、相手に対して穏やかな気持ちで接することができますので、自分も言葉を選びながら素直な気持ちを伝えるようにしましょう。

傷ついた時は怒らず「言われたことが少しショックだった」など、やんわりと感情表現することも必要です。いつも言われっぱなしにならないよう、素直に接してみてください。

 

まとめ

物事をはっきり言う人は、心理的な不安やプライドなど、色々なことが基盤にあるのでしょう。友人なら付き合いを控えることはできますが、職場だとそういうわけにはいきません。

困った時は相手と同じ態度にならないよう心がけながら、思いきって自分も意見を言ってみましょう。言いたいことは同じ内容でも、言い方ひとつで受け止め方は変わりますので、自分が言われて嫌な気持ちにならないコミュニケーションが大切ですね。

 

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