時間が経つのが早いと言う人の心理は、どのようなことが理由になっているのか、相手が自分にとって特別な人だととても気になる言葉ですよね。
好きな人と一緒にいる時間は、止まってほしいと思うほど早く過ぎてしまうもの。しかしそんな意味深長な言葉を使う人は、心理的背景を考えてこれからの付き合い方のヒントにしてみてください。
時間が経つのが早いと言う人の心理状況について
忙しい仕事をしていると、時間が足りないくらい早く過ぎていくものですが、人間関係でも同じで特定の場合に時間の経過が早く感じることがあります。「時間が経つのが早い」と言う人は、心理的に次のようなことが考えられるかもしれません。
好意を寄せているので離れるのが辛い
片想いの人と初めてのデート。あっという間に一日が過ぎてしまう時は、時間が経つのが早いと感じる心理になるでしょう。時間はどこにいても一定のスピードで過ぎるはず。
しかしやっていることや一緒にいる人によっては、感じる時間の長さが違いますよね。恋愛感情がある相手だと、たとえ盛り上がらないデートでも離れるのが辛くなるのは当然。そのため以上に時間が経つのが早く感じ、孤独になるのが嫌になります。
緊張しているため
暇な仕事をしていると何度も時計を確認するように、時間が経つのが早いと言う人は、心理的に時間以外に集中していることがあるサイン。緊張する環境にいるため時間を気にする余裕がなく、結果的にあっという間に時間が経過することがあります。
たとえば気になる異性とお茶する場面。失敗しないように話題を選び、好感度を高めるために色々な工夫をしているはずです。こんな時間は退屈でぼんやりとしている時よりも断然時間の早さを感覚的に感じますので、何か集中していることがあるのだと思われます。
それとなく告白している
内気な人は自分の気持ちをストレートに伝えられないので、なんとかして相手に察してもらうため、色々と表現方法を変えています。そろそろデートも終わりで、別れる時間がきた時に、本当は愛情を伝えたいのでしょう。
しかし恥ずかしさも混ざっているため、時間が経つのが早いと言う心理が働き、離れたくない気持ちを伝えているのです。「もっと一緒にいたい」「また会いたい」という言葉を言い換えているとも考えられますね。
駆け引きしている
時間が経つのが早いと言う人の心理や理由は、何を言おうとしているのか、相手の気持ちを深読みしたくなりませんか。好きな人からこんな発言をされると決して悪い気持ちにはならないはずですが、なぜそのようなことを言うのか、心理的な理由としては恋の駆け引きをしている可能性も。
時間があっという間に過ぎた…と相手に言われたら、ドキッとして返す言葉が見つからないこともあるかもしれません。相手が嬉しそうにするか、それともさっさと帰りの支度をするか、リアクションで相手の気持ちを知りたいために口にしていることがあります。
もう帰るという意味
時間が経つのが早いと言う人は、心理的にその場からそろそろ去りたい気持ちのアピールです。退屈な時間の時に「あ、もうこんな時間になったから…」と時計を見て慌てて帰るふりをすることがありますよね。
相手に引き止められたくない時、早く帰りたい時に相手の気分を悪くしないように言い訳しているのです。時間が経つのが早いという表現がされる時は、楽しすぎるか退屈しているかどちらかの可能性があり、盛り上がらない飲み会などでも、楽しかったふりをして途中で帰るのと同じですね。
社交辞令を言っている
初めて一緒に出かけた人に「時間が経つのが早いですね」と言われたら、とても気分がよくなりますよね。会話が楽しく相性が合ったということの証にもとれるので、対人関係が苦手な人なら相手からよい評価をされたように感じます。
他人に気を遣ってくれる人はたとえつまらない場合でも、社交辞令として相手を称賛するために「時間が経つのが早い」と表現することがあり、このタイプの人は他人によい印象を与えるのが上手。本音ではありませんが、世渡り上手で他人と絶妙な距離感を維持できるタイプです。
言われた時の上手な答え方について
時間が経つのが早いと言われた時は、褒め言葉として受け止めてもよい瞬間ですが、確実に相手が脈ありと判断できない部分もありますので、返し方が難しく感じる時です。その場合は次のように自然な態度で対処してみましょう。
好きな人ならアプローチしたい瞬間
気になっている人と二人で出かけた時に、時間があっという間に過ぎたと言われたら、自分からも同じようによい印象を与える言葉を口にしてみましょう。
「こんなに楽しかったのは久しぶり」「帰るのが嫌になる…」と脈ありの態度を示しておくことがポイント。別れ際に楽しかったことをアピールする人は、相手の反応を知りたい作戦かもしれませんので、恋愛対象なら自分からも好意を見せることがコツになります。
自分の意思表示ははっきりする
時間が経つのが早いという言葉は、「まだ帰りたくない」という気持ちを違った形で表現している可能性があります。「もっと一緒にいたい」という意味を含めているので、その場合は誤解されないよう自分の意思表示はきちんとしておきましょう。
好きな人なら流れに任せて次のお店に行ってお茶することもできますが、恋愛対象ではない相手なら「楽しかったけどそろそろ帰らないと…」と伝えることも大切。
曖昧な態度だと脈ありだと思われる可能性がありますので、はっきりと自分の意思表示はやっておくべきかもしれません。
嬉しい気持ちを表現する
時間が経つのが早いと言ったら相手はどう返してくるか、期待する答えを待っている人もいるでしょう。どう返していいのかわからない時は、「そうですね…」ととりあえず嬉しそうな雰囲気だけでも伝えておきましょう。
相手が期待する答えを考えるよりも、素直に思った通りの返し方をするのがベストな場面もあります。「同じ気持ちで時間を過ごしていた」と相手に伝わるように、なるべくポジティブな態度でいることがオススメです。
どれくらい夢中になっているか知る方法
時間の過ぎ方は相手への思いを計るツールになりますが、本気で好きな相手かどうかわからない時は、次の判断基準を使って自分の気持ちを整理してみてください。
一緒にいる時間が足りないと感じる
楽しい時は1時間でも数分くらいの早さに感じてしまうのは、相対性理論でもいわれるように、主観的に感じることは頭脳のデータ処理にも関係しているようです。
大好きな人と一緒にいる時間は、どんなに長くても短時間に感じるもの。もっと一緒にいたいと思う相手や、時間がいつも足りない思う人は夢中になっているサインといえます。
別れた後とても辛くなる
友人と楽しく旅行した後ですら、一人になると少しホッとしますよね。しかし大好きな人なら別れた後がとても辛く、しばらく立ち直れないほど孤独を感じるかもしれません。
早く会いたいと切実に思う自分を知っているので、デートの別れがとても辛く感じ、次回会うまでの時間が永遠のように感じてしまうでしょう。
まとめ
時間が経つのが早いと言う人は、心理的に相手ともっと一緒にいたい気持ちの表れであることがほとんどでしょう。別れるのが悲しくなるほど楽しい時間は、再会が楽しみになるためのハードルです。
時間の感じ方は、自分の思いの深さと比例していると考えられますので、気持ちの整理ができない時は時間の過ぎ方を参考にしてみるのもいいかもしれません。
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