洗い物が苦手な人の心理背景について、詳しく検証していきましょう。料理、掃除、洗濯。女性なら全て手際よくこなせると思っている男性は世の中に多いはずです。
好き嫌いにかかわらず、きちんと家事をやってくれる女性は、結婚相手の条件になることもありますよね。しかし現実は男性の理想とは違い、家事が苦手な人もいるのです。そこで今回は、洗い物が苦手な人の心理背景をチェックしてみましょう。
洗い物が苦手な人の心理的特徴
洗い物が苦手な人、嫌いな人はとても多く、キッチンのシンクにお皿が山積みになってしまうこともあるでしょう。重い腰を上げて取り掛かる際、なぜ負担に感じるのか、心理的な面から理由を考えてみたいですね。
女性らしくしていたい
洗い物が苦手な人は、心理的に女性らしさをとても重要視していますので、ネイルを汚したくない、水が跳ねて服を濡らしたくないなど、綺麗でいたい理由があるから。
また油汚れなどを触るのがとても嫌で、自分なりの女性らしさにこだわる傾向があります。このタイプの女性はいつもおしゃれで、普段から鏡を見ていることが多いでしょう。
髪型やメイクなどの表面的な魅力にこだわりますので、それを害するものには近づきたくないのです。アウトドアが苦手で、高級レストランやおしゃれなカフェで時間を過ごしたい人でしょう。
終わりがないから
洗い物が苦手な人は、心理的にいつまでも終わりがないことが嫌いです。「これをやればもう二度とやらなくていい」ということは、家事に関してはありません。
洗濯や料理、掃除などは、生活していくために毎日やらなければならないこと。継続するのが苦手なところもありますので、今すぐやらなくてもよい洗い物は後回しにしているでしょう。
家族が多いと、洗い物中に「あとこれもお願い!」とグラスやカップなどが運ばれてきます。だらだらと続く洗い物。終わりがないため、やる気をなくしてしまうのでしょう。
リスク管理ができない
洗い物をしないとシンクが空にならず、料理できない、使う食器が足りなくなり大変。さらに汚れた使用済みの鍋や食器が放置されると、衛生的にも注意しなければなりませんよね。
洗い物をしない「リスク」はとても大きく、それを無視してしまうのは洗い物が苦手な心理の根底にあること。現実に目を向けず、理想を追い求める現実逃避タイプかもしれません。
料理は大好きだけと後片づけが嫌いという人は多く、苦手なことからは目を背ける癖があるのでしょう。
水を触るのが怖いから
洗い物が苦手な心理的特徴は、稀に水が怖いこともあり、小さい時にプールで溺れかけた、お風呂で滑ったなど、水に関する怖い体験をした可能性があります。
顔を洗うのも実は毎回ストレスがあり、できれば洗い物は避けたいこと。食器洗浄機を使い苦手意識を克服しようと努力するのですが、キッチンにいる以上水を触らないわけにはいきませんね。
損した気分になる
洗い物が苦手な心理とは、「なぜ自分だけが」と損した気持ちになるためです。美味しい料理を食べて満腹になった時、そのままゴロンと寝てしまいたくなりますよね。
しかし洗い物は、そんな快適な時にやらなければならないタスク。自分だけが苦痛を味わうのは不公平だと感じているため、どうしてもやりたくないのです。
たとえば彼氏の家で料理をしてあげた時、のんびりテレビを見ながら食後に一服する彼氏を見ると、自分ものんびりしたいと思うでしょう。しかし彼氏が一緒に洗い物を手伝ったとしても、このタイプの人は全てを任せたいので、まだ不公平感を抱いています。
コンプレックスがある
洗い物が苦手なのは、やり方が雑であまり上手くなく、過去に誰かに叱られた経験があるため。汚れたフォークやお皿で食事を出して注意されたことがあることも関係しています。
アルバイト先のレストランで、お客さんからクレームがついた経験が関係しているかもしれません。もしくは家族や恋人に、洗い物が下手と言われたことがある例も。
そんな過去がコンプレックスになっているので、洗い物をすると自分の悪いところが見つかってしまう不安があるのです。
洗い物を好きになる方法は?
洗い物に対する苦手意識は、これから解消することが可能です。家事は結婚しても一人暮らしでもやらなければならないこと。それなら嫌々続けるよりも、楽しくやることが気分的にも楽。そのためには次のポイントを意識して洗い物に挑戦してください。
洗剤のバリエーションを増やす
食器洗剤の種類は近年とても増えていますので、香りや手荒れ予防になる成分が配合されたものなど色々。何種類かお好みの洗剤を用意して、シンクの周辺にディスプレイしておくと、メイクするようにワクワクするでしょう。洗剤の使い分けもできますので、効率的に洗い物ができるはずです。
ゴム手袋を着用する
洗い物が苦手な女性の中には、手荒れやネイルが気になることもよくある理由のひとつ。その場合はゴム手袋をつけて、サッと片づけてしまうことも方法です。
洗い物をした後は手のカサつきが気になり、お湯を使わなければならない油汚れなど、手には毎日負担がかかります。手袋があればしっかり防護できますので、多少洗浄力の強い洗剤を使っても安心でしょう。
音楽を聴く
洗い物が苦手でない人も、「さあ、始めよう」とやる気を起こすまでは時間がかかることもあるでしょう。疲れた時はとくに後回しにしたい洗い物。
そんな時はテンポの速い音楽を聴きながら、モチベーションをアップしてください。勢いに乗るとどんどん捗り、ついでにキッチンの掃除など、普段やらないことまでできるかもしれません。
家事が苦手でも好かれる女性の特徴
家事が苦手な女性を、男性はどう思っているのでしょうか。できない人よりもできるに越したことはない家事。恋愛感情に影響を与える要因にはならないといわれていますが、好きな男性にもっと好かれるためには次のポイントを意識してみましょう。
諦めないで挑戦する人
苦手だからやらないという考え方は家事だけに留まらず、仕事や人間関係、恋愛にも影響を与えます。洗い物が嫌いな女性でも、頑張って克服しようとアイデアを使う人を、男性は応援したくなるはず。
洗い物に対する考え方から人生観まで見えてくることもありますので、嫌でも好きになるよう努力が必要ですね。
ずば抜けて上手なことがある
家事が苦手で料理が得意でない、部屋がいつも散らかっているなど、男性がショックを受けるほど苦手意識がある女性もいるでしょう。それでも人気があるのは、ずば抜けて上手なことがあるため。
たとえば洗い物が苦手でもカレーライスがプロ級に美味しいなど、こだわりを持つことが自分らしい魅力につながります。
自立している
家事ができなくても理解されるケースも稀にあります。たとえば仕事が忙しくてなかなか家のことができない場合。近年共働き夫婦が増えているため、家事は女性がやるべきという考えも変わっています。
自立した女性は考え方も斬新で、他人を頼らずなんとかこなしているでしょう。そんなやりくりの上手なところや考え方は、男性としても参考になるはず。洗い物くらい今日はやってあげようと、協力体制ができやすいことも特徴ですね。
まとめ
洗い物が苦手な心理は、意外と納得できる人も多いですよね。冬の冷たい水、鍋の焦げ。うっとうしいことばかり目立つ家事のひとつですが、人間関係と同様に相手の嫌なところだけでなく、洗い物をして大切な人が喜んでくれる姿など、ポジティブな面もこれからは意識してみませんか。
☆弊社の公式ホームページのコラムもお勧めです!
コメント