男性を可愛いと思う時、女性の心理状態はどうなっているのでしょうか。男性に対する褒め言葉は色々とありますが、「カッコいい」「頼れる」「素敵」など、女性にとって男性は強くて引っ張ってくれる存在。
最近は見た目も中性的で可愛い男性も増えていますし、ふとした仕草がチャーミングに見えることもあります。また現実的に求める理想の男性と、心理的にキュンとなるタイプは少し違うところも。そこで今回は、男性を可愛いと思う時の心理状態についてご解説しましょう。
男性を可愛いと思う心理背景にあること
無邪気な顔で笑う、照れるなど、女性が思わずキュンとしてしまう瞬間があります。男性を可愛いと思うのは、心理的には次のような意味が考えられます。
母性本能をくすぐる人だから
女性には生まれつき備わった「母性本能」があり、子供を母親が守るように、弱い男性を自分がしっかり見守ってあげようと思う気持ちがあります。
子供っぽい仕草や純粋な考え方をする男性は母性本能を刺激する存在で、急に愛おしく感じて男性を可愛いと思う心理が働くのです。女性特有の心理作用といえますが、可愛いと思う男性は表では強い態度だけど、彼女の前だと大人しくなる人タイプ。
誰も知らない一面を見せる人だからこそ、まるで自分の子供のように大切にしてあげたいのです。
好きだから
男性を可愛いと思うのは、心理的に相手に好感を寄せているためで、恋愛感情が湧いているからです。どんな仕草や態度でも、好きな人がやることは全て100点満点。
口を開いて寝ている姿も、思わず可愛いと思ってしまうのは愛情の証なのでしょう。誰にでも可愛いところはあるかもしれませんが、好きな人だと尚更可愛く見えてしまうものなのです。
基本的に女性が男性に「可愛い」というのは褒め言葉。嫌いな人を可愛く思うことはありません。
顔のパーツが可愛い
男性を可愛いと思うのは、心理的に特別な意味があることが多いのですが、稀に可愛い男性に対してストレートに可愛いと思うこともあります。
たとえば中性的な顔をした、実際に可愛い顔のパーツの人。色白で髪がふんわりしていて、女性も真似したくなるような静かな仕草。華奢な体型で、ギュッと抱きしめてあげたくなるような可愛い男性もいます。
そんな人を可愛いと思うのは、恋愛感情や母性本能とは違うレベルで、可愛いキャラクターを見た時に抱く感情に似ています。最近はメイクする男性もいるように、女性的に可愛い人も多いですよね。
社交辞令で言っている
男性を可愛いと思う心理状態は、相手に悪いことを言えないため。たとえば友人の彼氏を紹介されて褒めてあげたいけど、ぴったりの言葉が見つからない時に「彼氏、可愛いね」という場面があります。
この場合はちょっとした挨拶代わりのようなもので、特別な意味はありません。女性にとってこの言葉はとても使いやすく、誰にも言える抵抗のない言葉。
そのため日常的に軽い気持ちで「可愛い」を連発している人もいます。言われた人は褒め言葉なのかじっくり考えてしまいますが、それほど深い意味がない場合もあるのです。
頼りない男性が気になるのはなぜ?
男性を可愛いと思うのは、心理的に相手を守ってあげたい理由がよくあります。もくもくとご飯を食べる姿が、まるでお腹を空かせた子供のようで無性に可愛く感じる時。
同時に心の奥から湧く、守ってあげたい特別な感情は、頼りない男性独特の魅力があるからなのです。
一生懸命になっているから
女性から見て頼りない男性は恋愛対象にならないか、というわけでは決してありません。逆に頼りなくて危なっかしい人だからこそ、大切にしたい気持ちが湧いてくることも。
男性が一生懸命になっている姿はキュンとなるタイミングで、大きな体格の男性が指先で小さなものを組み立てたり、料理を必死に作っていたりする姿などは、思わず手を貸してあげたくなりますよね。
一生懸命になっている時の表情にはちょっとした隙があるため、そんなところが女性には魅力的に見えるのです。
ギャップがある
男性は必ず「強く男らしい」姿をアピールしなければならない時代ではありません。自分らしく快適でいることが大切で、ルックスも態度も「カッコいい」よりは「可愛い」に近い男性が増えていますよね。
しかしこのようなタイプでも男性的な部分を見せることはあり、そのギャップが女性には可愛くたまらない魅力に。普段は冷静なのに急にふざける人など、どのような秘密があるのかもっと探りたくなる存在になるでしょう。
甘え上手だから
「これできないからやって」と素直に女性に頼ってくる男性は、子供が母親に甘えるようなピュアなところがあります。職場で上司に叱られた日。がっかりして言葉数も少なく、彼女に助けを求める視線を送る彼氏。
甘えられるのが女性は嫌ではなく、むしろ自分の存在価値がわかるので、ギュッとハグしてあげたくなる瞬間です。また頼りない男性は、彼女の前でしか見せない表情があることも特徴なので、いざという時にはしっかり励ましてあげたくなりますね。
癒される
頼りない男性といつもリードする強い男性、どちらにも魅力はありますが、放っておけないタイプは基本的に感情も穏やかで調和を大切にしてくれます。
そのため恋愛相手としては喧嘩が少なく、癒し的な存在になるはず。一緒にいても自分が女性らしく意識することもなく、お互いに素の自分をさらけ出せるので楽に感じる相手かもしれません。
頼りない男性は天然っぽいこともありますので、穏やかなよい雰囲気がいつも続くでしょう。
可愛いと言われると男性はどう思う?
女性は褒め言葉として使うことがある「可愛い」という表現ですが、男性はどのように受け止めているのでしょうか。
嬉しい
女性から可愛いと言われると、好意を感じるので嬉しいという男性もいるもの。ポジティブな表現なので、気になる人以外から言われても決して嫌な気持ちにはなりません。
髪型を変えた時に周りの女性から「可愛いね」と一言言われると、モチベーションがアップする人もいるでしょう。
年齢によって反応が違う
可愛いという言葉は、小さいものや弱いものなどをイメージする人も多く、年齢によっては女性から可愛いと言われると何とも言えない気持ちになる男性もいるようです。
10代~30代前半まではなんとか通じる「可愛い」という表現。しかし中高年の男性に可愛いといっても、決して可愛い年代でもないため本人は動揺を隠せないでしょう。
もし気になる男性を褒める場合は、相手の年齢も少しだけ意識しておきたいですね。
あまり嬉しくない
男性を可愛いと思う心理は、女性特有の母性本能など、男性が女性を可愛いと思う時とは違う意味があります。しかしそんな心理背景を理解できない男性は、女性から可愛いと言われても、馬鹿にされたようで不快になる場合も。
年下の女性から「可愛い」を連発されると、自分の存在価値が感じられないこともあるようです。また強い男をアピールする人の場合、可愛いという表現は自分が求める理想の姿とは違うのでがっかりするかもしれません。
どう反応していいかわからない
「このネクタイ、可愛いね」などと女性に褒められても、それが褒め言葉なのか嫌みなのか、男性には解釈できない場面も。決して悪気がある言葉ではないのですが、多くの男性は、女性から可愛いと言われると反応の仕方がわからないようですね。
まとめ
男性を可愛いと思う心理は、相手をもっと知りたい意味も隠されているのでしょう。自分の存在を知ってもらうためには使いやすい表現なので、タイミングを考えて上手に褒めるようにしてくださいね。
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