競争するのが嫌いな人の心理!勝ち負けを気にしない人は幸福になれる?

人間心理

競争するのが嫌いな人の心理状況には、どのような思いが関係しているのでしょうか。人生には色々な戦いがあり、他人も自分も競争相手になることがありますよね。

勝ち負けで評価される場面はよく出くわしますが、競争するのが嫌いな人は心理的にもメリットが多いかもしれません。では今回は、勝ち負けを気にしないほうが幸福になれる理由や、競争するのが嫌いな心理について詳しくご紹介していきましょう。

 

競争するのが嫌いな人の心理とは?

ライバルが出現するとテンションがアップする人、または急に冷めてしまう人もいます。競争するのが嫌いな人には、次のような心理的特徴があることが考えられます。

 

個人主義だから

競争するのが嫌いな人の心理は、個人主義の傾向がありチームワーク以上に自分のことが優先されています。一見他者と距離を置いているようにも見えますが、ライバル視せず自分だけに意識を向けられるので、競争するストレスやプレッシャーがなく、ゆとりを持って生活している人ともいえます。

個人主義になるのは、基本的に人間関係が深まるのを避けているため。過去に嫌な体験をした可能性もあり、自分の快適なスペースを常に維持したいことが考えられますね。

そのため無理に競争して結果を得ることもよりも、自分さえ満足していればそれでいいのです。

 

他人に同調しやすい

競争するのが嫌いな人の心理背景には、他人に同調しやすいことがあります。友人や恋人と意見が食い違い口論になることも競争のひとつ。自分が正しいと相手に納得させることは、勝ち負けの結果があるのと同じ感覚ですよね。

自分の意見を上手く伝えられない人は、結果的に多数意見に賛同しておけば無難であると思っています。色々な場面で自分の意見を言うチャンスはありますが、相手に同調したほうが楽なので、競争するのも自然と億劫になっているでしょう。

 

目立ちたくないから

競争するのが嫌いな人は、心理的に目立ちたくない気持ちが関係しています。勝敗がつくシーンは、誰かしら注目していると思って間違いはないでしょう。そんな戦いの舞台に立って視線を集めるのがとても苦手なのです。

学校の成績順位や仕事の成績など、他人と自分を比較されるのは恥ずかしいと考えているかもしれません。このタイプの人は、あえて自己アピールをすることはほとんどありません。

グループの中でも目立たない存在でいることを徹底しているのは、競争相手として選ばれたくないからでしょう。実際は能力が高い場合もあるのですが、ただ凄いことをして皆から注目されるのが恥ずかしいだけなのです。

 

こだわりがある

競争するのが嫌いな人は、心理的にとても強いこだわりがあるため。競争社会と呼ばれたり、人と競争したりすることで得られる強さや精神力などは全く信じていません。

その理由は、競争以上に大切なことがあると思っているからで、むやみにライバル意識を燃やす人とは関わりを持たない傾向も。結果よりもそれまでの努力のほうが大事だと、自分なりの信念を曲げない強い人なのでしょう。

 

自信がある

競争するのが嫌いな人は、心理的に自分に自信があるからです。競争した結果で自分の価値を上げようとは思わず、自分が常に勝者だと思っているポジティブな人。

負けても失敗しても必ず自分に有利に解釈できるので、とても打たれ強い性格であることも特徴ですね。自信がある人は、競争相手に選ばれやすい存在。しかし競争するのが嫌いな人は、勝ち負けよりもいかに競争せずに済むか、そんな点を考えて人生を送っているでしょう。

 

競争するのが嫌いな人の恋愛傾向

恋愛は競争心と紙一重といわれるように、自分を有利な立場にするために色々な気持ちの動きがありますよね。では競争するのが嫌いな人はどのような恋愛傾向があるか、特徴的なポイントをご説明しましょう。

 

無理に自分を飾らない

競争するのが嫌いな人は、恋愛でも勝ち負けは一切気にせず、自分の立場を無理に有利にすることはありません。ありのままの姿をアピールし、それでもいいと言ってくれる人を待っている状態。とてもナチュラルなところが魅力で、個性的なタイプともいえますね。

好き嫌いは意外とはっきりしていますが、他人と自分の価値観を共有することはないので、不思議な雰囲気を醸し出しているでしょう。自分らしく過ごしている人なので、幸福度はとても高いはずです。

 

自分から行動しない

競争が嫌いな人は他人の目を気にせず、たとえ自分が戦いの舞台に立たされたとしても、積極的に行動はしません。恋愛も同じで、好きな人に告白するよりもいつまでも待っているタイプ。

一旦両想いになるととことん相手に尽くすことも特徴なので、そのレベルになるまでは少し時間がかかるかもしれません。自分から行動しないのは恥ずかしいためや、積極性に欠けていることも関係しています。

 

好きになってくれた人を好きになる

競争するのが嫌いな人の恋愛は、自ら好きな人を振り向かせるよりも、自分に興味を持ってくれた人を好きになることが多いでしょう。とても優しい性格なので、自分のために何かしてくれる人に感謝します。

恋愛も同じで、そんなに好きではない相手でも自分を大切に思ってくれる姿に心が動かされて付き合ってしまうでしょう。

 

感情的にならない

競争するためにはモチベーションをアップさせ、時には感情的になることもあります。勝ち負けを気にしない人はとても冷静で、恋愛でも冷めたところがあるので誤解されやすいかもしれません。

愛情表現が少ないけれど相手を心から思っている、または喜怒哀楽がわかりにくいので恋人と温度差が生まれてしまうなど。しかしじっくり会話するとこだわりがよく見えてくる人なので、理解しにくい時はコミュニケーションが鍵を握っているはずです。

 

サッと身を引く

勝敗にこだわりがない人は、好きな人からもサッと身を引く傾向があります。たとえば恋人が他の異性に目移りしてしまった時、その人と対決して自分が勝ちたいとは思いません。

そんな場面に遭遇しても、諦めが肝心だと思うためサッと身を引いて恋人を譲ってしまうでしょう。あっさりした態度をとることもあるため、逆にしっかり掴んでおくのが大変なタイプですね。

 

結果以上に大切なことは?

競争するのが嫌いな人は長所も短所もありますが、幸福度を高めるには結果以上に大切にしたい次のようなこともあります。

 

自分自身が納得すること

競争するのは勝ちたいため。しかしそこだけにフォーカスしてしまうと、戦いの意味や目的を忘れてしまいます。それよりも、どのような結果でも自分自身が納得するかどうかが大切。

精一杯努力すれば後悔することはなく、次の競争場面に向けて気持ちを入れ替えることができます。なぜそんな結果になったのか、きちんと理由を納得することが前進するステップですね。

 

結果よりも過程が重要

色々なところで勝ち負けが注目される今の時代、毎回自分が勝つとは限りませんので、負けた時のモチベーションをアップするポジティブな考え方が大事です。

よく結果よりも過程が大切だといわれるように、結果を出すためにどれほど努力したか、そこが自分の価値や幸福度を高める最も重要な部分なのです。手を抜いて競争すれば結果もそれなりですが、100%の力を出し切った時は負けても気分はすっきりするかもしれません。

 

まとめ

競争するのが嫌いな人は、心理的に物ごとに柔軟に対処したい気持ちがあるのかもしれません。勝ち組、負け組という言葉があるように、何かと競争が求められる社会。

そんな中で幸福な人生を送るには、自分の価値観で結果を決めることも大事なのでしょう。

 

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