駐車場で隣に止める人の心理は一体どうなっているの?と疑問や不満を抱いたことはありませんか。他にも駐車スペースがあるのに、なぜか自分のすぐ横…そんなシチュエーションはあまり頻繁に起こってほしくはないことですよね。
そこで今回は、駐車場で隣に止める人の心理や共通点、さらにイライラしない対処方法についてまとめましたので、もしもの場合にぜひ参考にしてみてください。
駐車場で隣に止める人の心理について
駐車場のトラブルは他人事ではなく、自分が正しいことをしても他の人に車をぶつけられたりこすられたり、色々なリスクがありますよね。とくに気になるのは隣の車との距離感。
ドアが開けられないほど近くに車を止められて気分がいい人はいないはずです。ではなぜそのような行為をするのか、駐車場で隣に止める人の心理をご説明しましょう。
隣に誰かいたほうが安心
ソーシャルディスタンスを意識する生活が続き、自然と自分の周辺に空間が増えるようになりました。そのような時代背景も関係して「孤独」に過剰に反応する人もいるようです。
駐車場で隣に止める人や、電車で席が空いているのにわざわざ自分の横に座る人は「トナラー」と呼ばれ、少し迷惑な存在。駐車場で隣に止める人は、心理的に広い場所で自分がたった一人でいることに不安を抱くためにやってしまうのです。
モールの閉店間際のパーキング、公園の広い駐車場など、どこでも好きなところに車を止められる状況でも、もしも何かがあった時、助けが求められない場所だと不安なのです。そのため空白をあえて避けて他の人のそばに行きたがります。
目印にしている
駐車場で隣に止める人の心理は、他人の車を目印にする効率的な特徴があります。広い駐車場だと、自分の車を止めた場所をうっかり忘れてうろうろすることがありますので、そうならないよう派手な車を目印にして横に止める人もいます。
高級車、大きな車、派手なカラーなど、自分が忘れない特徴的な車を見つけて駐車しています。頭の回転が速く、何でも手順通りにこなすタイプ。次にやることを考えながら目の前にあることを進めているので、時間の無駄がなく何でも手際がいい人かもしれません。
嫌がらせしている
駐車場で隣に止める人は、心理的に嫌がらせをしている可能性があり、駐車場に到着する前に割り込まれて頭にきているなど、原因があるのかもしれません。自分の車を傷つけられるのは嫌なことです。
そのためできるだけ隣とは空間を残しておきたいものですが、高級車に乗っている人に焼きもちを焼く、または運転態度が悪い人に腹を立てているなど、それぞれの感覚で感じ方は異なりますよね。
マナーのある行為を心がけていても、他人から見ると嫌がらせをされてしまう理由があることも。近すぎて助手席のドアから車に乗ることになるのは、トナラーのネガティブな感情のためかもしれません。
運転スキルが関係している
駐車場で隣に止める人は心理的に運転スキルに自信がないためで、何度もトライしても結果的に隣に近くなってしまいます。運転歴が短い人にとって「駐車」はかなりハードルの高いスキルですよね。
空いている駐車場でも、自分の後ろで駐車が終わるのを待っている人がいるととても慌ててしまいます。「とりあえず白い枠に入っていればいいだろう」と思い、隣との間隔を考えずに止めてしまうレベルのスキルだと考えられます。
場所によっては窮屈なスペースの駐車場があり、普段通りにハンドルを切っているつもりでも隣に近づいてしまうことがありますよね。そんな時に運転スキルに自信がない人は、ギリギリの状態でも駐車することのほうが優先されているため、結果的に隣の車に迷惑がかかってしまう場合もあります。
そのスペースにこだわりがある
結果的に駐車場で隣に止めることになってしまいますが、どうしてもそのスペースに止めたい人なら横に誰が止まっていても関係なく止めてしまいます。たとえばモールの駐車場で施設の入り口やエレベーターに近い場所に止めたい時、無理やり他の車の隙間に駐車する人がいますよね。
隣の車に近くても自分の思い通りに物ごとを進めたい性格なので、協調性がないところもあるかもしれません。しかし歩くのが大変な人など、どうしても駐車場所にこだわることはありますので、人それぞれの事情があることも意識しておきたいですよね。
なぜ隣に止められると嫌に感じる?
駐車場で隣に止める人の心理が理解できないのは誰にでもあることかもしれません。逆に他人に迷惑をかけないためにも、嫌な理由についてご紹介していきましょう。
不信感を抱く
電車のトナラーのように、ガラガラに空いているのに自分の隣に座る人には不信感や警戒心を抱くのは当然です。相手の目的がわからず、いきなり何をされるのかと感じますよね。
駐車場で隣に止める人の心理も同様に、なぜ自分が隣に選ばれたのか理由がわからないため不安になるのです。相手の意図がわからない状態は手探りの状態で色々とイメージし、それがストレスに。
もし自分がまだ車に乗っている間にやられたら、安全な場所に車を移動させる人もいるでしょう。
パーソナルスペースがあるから
パーソナルスペースの捉え方は人それぞれですが、他人と家族のように関係性が全く違う相手と自分の距離感は異なります。たとえば恋人と手をつなぐことはできても初対面の人とは難しいですよね。
このようなパーソナルスペースが知らない人に侵されるために、駐車場で隣に止められると不快に感じてしまうのです。もし運転手が知り合いならきっと事情は変わってくるでしょう。
パーソナルスペースは日常生活のあらゆるところで影響しますので、車の駐車にも表れることがあります。男性なら縄張り意識も関係しているでしょう。
車が傷つきそうで心配になる
隣に止められるのが嫌なのは、ドアを開ける時に傷つけられるリスクがあることや、運転に影響してぶつけられる不安も増すためです。自分は運転スキルがあっても、隣の運転手の情報は何ひとつわからない状態。
そもそも他の場所に駐車できるのにすぐ隣に止める行為はマナー違反に感じる人もいるでしょう。車はとても高い買い物。修理するにも費用がかかりますので、駐車場内のトラブルはできれば避けたいことです。
対処方法について
他にもスペースがあるのにわざわざそばへ来る「トナラー」にはさまざまな心理があることがわかります。では、そんな隣に止める人への対処方法や予防策をご紹介していきましょう。
駐車する際のコツ
いつどこで自分が損する立場になるかわからないもの。そのようなリスクを事前に考えて、駐車場に止める時は多くの人が避ける入口付近に駐車することも方法のひとつです。この場合、人や車の出入りが多いので駐車する際は充分にご注意くださいね。
ポジティブに解釈してその場を去る
隣に駐車する人はどのような心理状態なのかわかりません。頭にきて相手に一言言いたい思いはあるかもしれませんが、そんな時は「運転が上手くない人だから」とポジティブに解釈してその場を出ましょう。
出る場合は念のため車をチェックして、問題がある場合は相手が戻るのを待つことも必要かもしれません。
まとめ
駐車場で隣に止める人の心理は色々なことが考えられますが、嫌がらせされたとネガティブに受け止めるよりも、自分がイライラしないよう解釈するのがベストです。
トラブルを事前に避けることも可能なので、できるだけ隣に止められない場所を選ぶなど、今後はドライブする際にもアイデアを使ってみてくださいね。
☆こちらの弊社公式HPのコラムも読んでみてくださいね!
コメント