一人飲みしたくなるのは、心理的にあることを考えると納得できるはずです。お酒は皆と一緒に楽しんだほうがいい場合もありますが、なぜか一人になりたい時もありますよね。
そこで今回は、一人飲みしたくなる心理や孤独で辛くならない方法をご紹介していきましょう。
一人飲みしたくなる心理背景にあること
仕事帰りの居酒屋やバーのカウンター、自宅など、お酒を飲むところは色々とあっても、誰と一緒に飲むかはとても重要なところです。一人飲みしたくなるのは、心理的に次のようなことが考えられます。
人に気を遣いたくない
一人飲みしたくなるのは、他人から距離を置いて自由に自分がやりたいことをやりたい気持ちがあるからです。信頼できる友人や恋人と一緒に飲みに行くとしても、相手が行きたいお店を選んだりオーダーする料理を考えたり、多少は気を遣いますよね。
そんな気遣いに疲れ果てた時に一人飲みしたくなり、自分の意思で行動できることを再確認しようと思うのです。基本的に「飲む」ことにこだわっているわけではありませんが、一人で食事することは簡単なのであえて一人飲みを選び、他人がいない快適さを味わいたいのでしょう。人付き合いが嫌いなわけではなく、気持ちの入れ替えが必要な時期かもしれません。
考えごとをしたいから
一人飲みしたくなるのは心理的に考えごとをしたいためで、アルコールが体に入ったほうが本質を見極められると感じています。お酒を飲まない時は脳も体も緊張したまま。
しかしアルコールが入ると少しずつ緩やかになり、考え方も普段とは違うものになるかもしれません。酔って思いきった行動をする人のように、アルコールの力はいつもの自分とは違うことをさせたり考えさせたりすることが稀にあります。
一人飲みしたいのは、心理的にお酒を飲みながらひらめきが欲しい、またはトラブルの解決策を考えたいといった理由があるのかもしれません。
不安解消したい
一人飲みしたくなるのは、心理的に今抱えるトラブルから逃げたい思いがあるためです。アルコールが入り気持ちがリラックス。楽しい気持ちになり、現実逃避できることもあるでしょう。
しかしそれは最初だけのこと。一人酒で飲みすぎて二日酔いになると逆に不安を煽ることもありますし、酔ったまましてしまったことを忘れて後悔する場合もあるでしょう。
不安を紛らわすための一人飲みは酒量が増える傾向があるため、そんな心理がある場合は事前に飲む量を決めておくこともおすすめです。
お酒が好きだから
一人飲みしたくなるのは、心理的に自分が好きなことをしたいだけ。お酒が好きなのですが、一緒に飲む相手が見つからないので一人で居酒屋に行っています。お酒が好きな人は料理にこだわることも多く、一人で美味しいものとお酒で満足したい思いがあるのです。
誰かと一緒ももちろん楽しいのですが、会話に夢中になりせっかくのお酒の味が楽しめないこともありますよね。団体だと皆に合わせてビールで乾杯、飲み放題プランをオーダーしなければいけないなど、制約がかかってしまいます。
お酒が好きな人は自分のペースを崩されない環境がいいため、それなら一人飲みのほうが快適なのです。
疲れているから
一人飲みしたくなるのは心身共に疲れているためで、心理的に自分を守りたい思いがあるのでしょう。仕事のストレス、人間関係の精神的な苦痛など、周りには辛いことばかり。
仕事でミスしたら同時に失恋したなど、嫌なことはなぜか続いてしまいます。そんな時は気持ちの整理をするために全てのものから離れたくなることもあり、一人飲みで疲労回復したくなります。激しい運動をした後の回復のように一人飲みしたい心理は、元気をチャージするためのものなのでしょう。
大人っぽいことに憧れている
一人飲みしたくなるのは、心理的に大人っぽいことに憧れているためです。バーのカウンター席で慣れた様子でお酒をオーダー。そんな大人の雰囲気に憧れがあり、単独行動に慣れた雰囲気をアピールしたいのです。
一人飲みしたことは、どうせなら皆にも教えてあげよう…という人も多く、SNSでお酒の写真を投稿して一人飲みを自慢する人もいます。いつも誰かと一緒でないと行動できない人は子供っぽいと考えているタイプ。知らない土地に旅行したり、一人で外食したりする人がとても素敵で常に憧れています。
一人になりたいのはこんな時!
一人飲み、一人で食事など、たまにはそんな時間が誰でも欲しくなりますよね。一人になりたいのは次のような状況があります。
人間関係が上手くいかない
自分だけが周囲から攻撃されていると感じる時や、頑張っても周囲に受け入れてもらえないなど、人間関係で上手くいかない時期は一人になりたくなります。気分転換をする意味もありますが、問題から逃げたい気持ちもあり何かに追われるように一人の空間を探すことも。
周囲に気を遣いすぎてしまう自分。しかし誰も思いやりに気づいてくれないと、孤独が一番安全な場所に感じるかもしれません。
仕事でミスをした
一人飲みしたくなる状況にも共通しますが、仕事で大きなミスをした時は一人になり色々と考えごとをしたくなりますよね。他人のアドバイスや慰めをもらう前にまずは自分の気持ちを整理。
ミスの内容が大きいほど罪悪感も大きくなりますので、上司に言われた言葉を一人で何度も繰り返してしまうでしょう。こんな時は誰かに励まされても、結果的に自分がしっかり気持ちを切り替えないと前進できません。
そのために一人になりじっくり考えごとをする、もしくは冷静に自分の思いと向き合いたくなります。
一緒にいたい人がいない
一人になりたいのは、一緒にいたいと思う人がいないから。自分と相性が合う人が周りにいない時や、周囲と温度差を感じている時などは一人のほうが快適ですよね。
誰かと一緒にいることは相性がとても大切で、気を遣わずにコミュニケーションがとれないと苦痛に感じることもあります。たとえば恋人と喧嘩中で一人のほうが楽な時など、一緒にいたい人がいない状況のために結果的に一人を選択せざるを得ないのです。
孤独で辛くならないためのコツ
一人飲みしたくなるのは心理的な理由が関係していますが、孤独が続くとさらに辛くなることもあります。一人の時間をポジティブに使うためにも、次のポイントを意識してみましょう。
他人と過ごすことも大切
悩みごとがある時、他人と離れてじっくり考えたい場合もあるかもしれませんが、孤独を感じたら逆に人がいるところに行くことも必要です。それで問題が解決しなくても気分転換になり、周囲からプラスのエネルギーをもらうことで状況が好転することがあるでしょう。
休息をとる
一人になりたいと思うことが多いのは、心身共に休息が必要なサインかもしれません。すぐにイライラしたり悲しくなったりするのは、上手く気持ちがコントロールできないため。
そんな場合は仕事を休むなど、最適な方法で休息をとりましょう。頭も体も疲れてくると、なんでもないはずの日常のサイクルがとても負担に感じる可能性もあります。
そんな時は無理をせずゆっくり寝る、好きなことをするなど、一番やりたいことをやってみましょう。
まとめ
一人飲みしたくなるのは、心理的に自分だけの空間が欲しいからなのでしょう。カッコよく一人でお酒を飲むのは憧れもあるはずなので、なぜ一人になりたいのか、理由を明確にしてからぜひゆったりと時間を過ごしてみてください。
もしくは信頼できる人と一緒にお酒を飲みながら、心をすっきりさせることもよいかもしれません。
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