男性が全て払うというのは心理的なことも関係しているようですが、好きな人にお金を使えない恋人だとちょっと…と感じる部分もありますよね。実際に世の中のカップルは金銭に関してどのような理解をしているのかとても気になる部分。
そこで今回は、男性が全て払うべきと思う心理など、恋愛における金銭的な解釈について詳しくご解説していきましょう。
男性が全て払うべきと思う心理背景について
「食事代は全部彼氏が出す」「行きたいところには必ず連れて行ってもらいたい」など、女性が男性に経済的なプレッシャーをかけることは決して珍しくありません。では、このようなタイプの人にはどういった心理背景があるのか、考えられることをご紹介しましょう。
愛されていると感じたい
デート代も交通費も男性が全て払うべきだと思う心理は、自分が愛されているかどうか試したい気持ちがあるからです。好きな女性にはいくらでも男性はお金を使うと思っているため、愛されていると自信を持っている場合は、全て男性が払うのが当たり前なのです。
お金にがめつい人ではないのですが、愛情の深さを物質的なことしか判断できないタイプ。言葉で愛情表現されるよりも、プレゼントを買ってもらったほうが愛情を実感できるのです。
男らしくないと思う
男らしさとは女性をリードするもの、そう考えている人は男性が全て払うべきという心理が働きます。このためデート中にお会計で割り勘にされるととても気分が悪くなるのです。
払う素振りは一切見せず、男性から「割り勘でいい?」と言われてがっかり。お金の使い方だけで人柄を判断できるわけではありませんが、男性がどこに行ってもお金を払うべきだと思っている女性は、割り勘にする人には男らしさを感じません。
みっともない、カッコ悪いとネガティブな印象を抱き、2度目のデートはないでしょう。
おしゃれにお金をかけているので当然
男性が全て払うべきという心理状況は、自分もデートのために洋服を買ったり美容院に行ったりしてお金を使っているので当然だと思うから。お互いにどこかでお金を使っているので、レストランの食事代を出してもらうのは公平だと思っています。
女性は男性以上におしゃれにお金がかかるのは一般的なこと。好きな人と出かける時は、尚更素敵な洋服でメイクもばっちりしていきますよね。男性が全て払うべきと思うのは、借りたお金を返してもらうような感覚なのかもしれません。
裕福な家庭で育った
男性が全て払うべきと思う心理は、自分がお金を払う感覚が身についていないためで、いつも誰かが払ってくれる環境があったから。裕福な家で育った人は、お金を誰が払うかということに焦点を当てることはなく、自分が払わなくてもいつも払ってくれる人がそばにいます。
お金がないから割り勘にしたくない…ということではありません。経済的な負担を知らないために、自分がお金を出す意味を感じていないのでしょう。皆自分と同じでお金に困っていない…と思っている可能性もあります。
ずっと男性が払ってくれていた
過去に付き合った彼氏が皆デート代を全て払ってくれたということも。そのため恋愛相手に金銭的に頼ってもいいのだと解釈しており、全て払ってもらうことに罪悪感もありません。今まではお金を使わせないよう男性が気を遣ってくれたのでしょう。
男性が負担すべきというよりは、男性が払うのが世間一般の常識なのであえて自分から割り勘にしてもらうことはないという考え。逆に女性がお金を払うのは男性のプライドを傷つけることだと思っていることもあるでしょう。
金銭的に苦労している
男性が全て払うべきだと思う心理は、自分が金銭的な苦労をしているためで割り勘の負担すら厳しい状態。友人と食事に行けば割り勘になるのは確実なので、あえて高いお店には行きませんが、デートになると男性が払ってくれることを期待しています。
全くお金がないわけではありませんが、無駄遣いするのが嫌いで節約家。奢ってもらってもお返しはできず、このような価値観が人間関係にも影響しているでしょう。
甘えん坊だから
男性が全て払うべきという心理は女性の甘えが関係しており、べったり甘えるタイプは金銭的にも愛情面でも彼氏を頼りにしてしまいます。嫌なことは上手に彼氏に甘えてやってもらうでしょう。
子供のような純粋なところが男性をキュンとさせる魅力になっています。歩いている時もサッと彼氏の手を握ったり、肩に頭をのせたり、さりげないスキンシップが上手。
自分は特別な存在だから…と思っているので、彼氏や親しい異性なら全てお金は払うべきだと思っています。
初デートで割り勘にする男性の意図
男性が全て払うべきなのは、夫婦や長い付き合いの恋人など、お財布が一緒のケースでも思う人はいるでしょう。また「初デート」で男性が奢ってくれない場合もがっかりする女性は多いですよね。初デートは奢り…という考えが多い中、奢らない男性はどのような理由があるのでしょうか。
まだ付き合っていないから
初デートの食事代を割り勘にされると、女性なら気持ちが冷めてしまうかもしれません。奢ってくれない理由としては、まだきちんと付き合っていないから…ということが挙げられます。
お互いに様子をうかがっている関係で、どちらもまだ告白していない状態。気になる人と一緒に食事をしたという解釈なので、恋人同士の食事ではないのです。きちんと両想いであることを確認して恋人関係になったら、奢ってくれるようになるのでしょう。
節約家
初デートで奢ってくれない男性は、給料日前でお金がなかった、または倹約家でお金を使いたくないタイプ。付き合うことになってもどれくらい続くかわからないので、デートにかかる費用も最初はできるだけ抑えています。
このタイプの男性は、金銭的に見栄を張ることはしませんので、高級レストランやブランド品のプレゼントなどを買うこともないでしょう。相手との関係性よりもお金の使い方に重点を置いているので、友人、同僚、異性、誰が相手でも割り勘にする傾向があります。
脈なし
男性が初デートで奢ってくれない場合は脈なしの可能性があります。女性側は「当然初デート代は全て男性が払ってくれるもの」というつもりで出かけるかもしれませんが、予想外にも割り勘になると急に気持ちが萎えてしまいます。
そんな効果を狙っているのか、脈なしの場合はあえて割り勘にして嫌われてもいいと思うのです。
会ったときはいい感じ、初デートで会話をしている間にお互いの共通点がなく相手の性格や身のこなしなどを知り急に冷めてしまったのでしょう。二度と会うことはない相手にお金を使いたくないと考える人です。
誤解されたくない
男性が全て払うべきという女性心理がある反面、男性から見ると初デート代を出すことで他意があるように思われたくないことも考えられます。男性心理では、デート代を払うことで女性に借りを作らせるという人も中にはいるようです。
初デートで割り勘にする人は、そのような誤解を与えたくないという気持ちが関係しているかもしれません。
まとめ
男性が全て払うべきという心理は、女性なら納得できる部分もあるかもしれませんが、デート2回目以降は割り勘のほうが気は楽という人も多いようです。
最初はお互いに自分をよく見てもらいたいので頑張ってしまいますが、デート代は負担になりますので、二人で相談して納得しておくことも大切。今後のためにも何でも会話できる関係を築いていくことが理想的ですね。
☆こちらの弊社公式HPのコラムもチェックしてみてくださいね!
コメント