自慢してくる男性心理は、女性の自慢とは少し異なる理由もあるようです。男性特有のプライドというものがあり、他の人から一目置かれたい願望は多少なりともあると思われます。
人によっては心理状態がわかりやすいこともありますので、今回は少し気になる自慢してくる男性心理について詳しくご解説していきましょう。
自慢してくる男性心理について
自慢してくる男性心理には次のようなことがあると考えられ、うんざりする会話でも相手の理由をイメージすると意外な一面がわかってくるかもしれません。
自慢ばかりだとあまり人に好まれない傾向はありますが、本人は異なる視点でアプローチしています。
気を引きたいため
自慢してくる男性心理は、相手が女性の場合はその人の気を引きたいことが考えられます。そもそも「自慢」とは、自分の価値を他人にアピールする意味がありますので、自分をよく思ってもらいたい気持ちが土台にあります。
好きな女性なら、もっと自分を好きになってもらいたいために自慢してくる男性心理が働きますので、興味のない女性に自慢話をすることはあまり考えられません。
男性は恋愛感情のある人とない人には態度ではっきり示しますので、苦手な女性に笑顔で話しかけることは少ないでしょう。好かれたいからこそ必死に自慢話をして、相手の気を引こうとしていることが考えられます。
会話を盛り上げるため
自慢してくる男性心理は会話を盛り上げるためで、相手がつまらない表情をしているとプレッシャーを感じ、とっさに自慢話をしてしまうケースです。
根っから真面目な性格なので自慢するつもりではないのですが、沈黙されるのがとても苦痛で、相手に不快な思いをさせたくないというサービス精神が旺盛なところも。
同じ空間と時間を共有する人にはたっぷり楽しんでもらいたいので、仕事の自慢や学生時代の自慢など、関係のない話題まで出してくるかもしれません。何を話せばいいのかわからない時に雰囲気を盛り上げるために自慢話をしてしまうのです。
自信がない
自慢してくる男性心理は、自信がないことが関係しています。会話中の態度ではかなり自信がある態度を相手も感じていますが、本当は逆で弱さを知られたくないために自慢話でごまかしていることも。
他人から認められないと自分はダメな人間だと思うタイプ。そのため過剰に周囲の人の気を引きたがり、自慢話が多くなりがちです。お金の話、恋愛の話など、自分の価値をプッシュしているのでしょう。SNSに旅行中の写真やレストランで食事した時の写真を投稿するなど、軽く自慢することもよくあるかもしれません。
褒められたい
誰にでもある「褒められたい」という気持ちは、自慢してくる男性心理に共通することで、好意的なリアクションが得られるととても気分がよくなります。
「凄いですね」「そんなこともできるんですか?」など、会話の相手から褒められるともっと自慢話をしたくなります。とくに聞き上手な女性だと特別な好意すら感じてしまい、大げさに自慢してしまうこともあります。
誰にでも多少はある「褒められたい」「認められたい」という願望。男性の中には、職業や年収といったステータスにこだわる人もいるでしょう。
承認欲求が強いため
自慢してくる男性心理は承認欲求が強いためで、他の人よりも少し目立って自分の存在や価値をアピールしたがります。承認欲求が強いと、周囲に評価を求める行為が目立ち、自慢話はそのひとつ。
さりげない会話から自分の話題へとすり替えて評価してもらおうとしています。基本的に自慢が好きな男性は相手の話を聞かない傾向がありますので、話が終わらないのに急に割り込んでくるなど、マナーがない行為も目立つでしょう。
一見モチベーションが高い人に見えますが、結果を残すために自分のことで頭がいっぱいで、協調性がないところもあります。
自己肯定感が低い
自慢してくる男性心理は、自己肯定感が低いことが関係しています。自慢話でよいリアクションを得ることでモチベーションを高めています。普段頑張っているのは他人から評価されるためで、結果が得られないとどんどん否定的になってしまいます。
そんな時に自分の気持ちを高めるため、自慢話を用いてやる気を出したいのでしょう。自己肯定感が低いのは過去の失敗経験なども関係しており、失敗するとかなり引きずるタイプかもしれません。
マウンティングしている
男性の世界はいつもライバルとの戦いがあり、仕事も出世しなければいけないプレッシャーを抱えているため、チャンスがあれば誰かの足を引っ張りたいという願望があるのでしょう。
偉い人と知り会いたい、モテたい、仕事で成功したいなど、周囲と比較されることにとても敏感になっています。自慢してくる男性心理はマウンティング行為のひとつで、相手よりも自分が優位であることを知ってもらいたいためです。
「俺は凄い」ということを男女共に周囲にアピールすることが自慢話につながっているのでしょう。
男性が自慢したがること
自慢してくる男性心理は主にどのような話題に敏感になるのか、男性がよく自慢したがることをご紹介しましょう。
仕事のこと
自慢してくる男性が話題にしたがるのは「仕事」のこと。上司に新規プロジェクトを任されたことや、営業成績が1位になったことなどを話題にする人もいるでしょう。
やりがいがあるのはとてもよいことなのですが、自慢は行き過ぎると聞いている人をうんざりさせてしまいます。自分の評価を知ってもらいたい気持ちだけでなく、相手に羨ましがられたい願望も多少は隠されています。
仕事は男性にとって社会的地位や名誉を示すものなので、自慢しやすいことなのでしょう。
趣味のこと
初対面でも趣味について延々と自慢してくる人が稀にいます。一見趣味はどのような人とも共有できる当たり障りのない話題に見える反面、マニアックな話題や趣味の話ばかり続くと自慢っぽく聞こえることもあります。
趣味にかける金額、趣味仲間との関わり、趣味で得る幸福感など、趣味に関する自慢はわからない人にとってはつまらない話題になりそうです。
パートナーのこと
男性が自慢したがることには、パートナーの話題もあります。容姿端麗な恋人や妻など、皆が羨ましがるパートナーがいると、つい会話の中で自慢してしまうのです。
「俺の彼女はミスコンに出たことがあるよ」「起業家なんだ」など、自慢のつもりでなくても身近な人の話題は他人にしてみると自慢以外の何物でもありません。
自分の好きなものを語るという視点では趣味の話題と同じですが、パートナーの素晴らしさを他人に知ってもらいたいという思いは、なかなか通じないことがあります。
お金のこと
承認欲求や自己顕示欲が強い人は、男女共に「お金」自慢をすることがよくあります。高級レストランで食事したこと、洋服のブランド自慢、親がお金持ちなど。
競争心が強いのですが、自分自身に戦えることがないために物質的なことに頼っています。男性のお金自慢は給与についてよく触れられますので、友人以上に給料が高いことや投資でどれほど成功したかなど、ステータスのひとつとしてお金と男性の地位は切り離せないものかもしれません。
まとめ
自慢してくる男性心理は、自分を受け入れてもらいたいために一生懸命になっているとも捉えられます。好意のアピールかもしれませんので、気になる相手の自慢話なら真剣に聞き、面倒な場合はサラッと聞き流すなど、相手との関係によって対応の仕方をアレンジしてみてくださいね。
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