逃げられると追いたくなる心理になるのは、どのような時が多いのでしょうか。そしてなぜそのように思うのかについても、詳しく知っておきたい内容です。
知ることができると、恋愛上手になれる可能性が高いでしょう。では今回は、逃げられると追いたくなる心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の恋愛に役立ててみてください。
逃げられると追いたくなる心理になる時
逃げられると追いたくなる心理になるのは、様々な時があります。では、まずはこちらの内容について詳しくご説明していきましょう。
「失いたくない」という焦りを感じた
相手が自分から離れていくと感じると、「この人を失ってしまうかもしれない」という焦りや不安が生まれます。
この「喪失回避」の心理が、追いかける行動を促す時があるでしょう。これまでは穏やかに接していたけれど、失うのでは…と感じると追いたくなってしまうケースもあるのです。
競争意識が芽生えた
好意を持っている相手が他の異性と親しくしているのを見ると、「他の人に取られてしまうかもしれない」という競争意識が働きます。そうすると、より強く相手を求めるようになる可能性があるでしょう。
コントロールしたい気持ちになった
相手が自分の思い通りにならない状況に直面すると、その状況をコントロールしたい思いになることがあります。
このためこれまでは受け身だった人でも、追いかけることで関係を取り戻そうとするでしょう。
中途半端なままでは嫌だと感じた
多くの人は、達成できなかったことや中断されたことに対してより強く記憶に残り、心残りを感じやすいものです。
恋愛においても、相手が離れていくことで関係が「未完了」の状態になるため、「この関係を終わらせたくない」「中途半端なままで終わりたくない」という気持ちが働く場合も。結果として、追いたくなる心理が働くのでしょう。
達成感への執着
簡単に手に入らない人を追いかけて努力して振り向かせようとすること自体に、やりがいや達成感を感じる人もいます。
このため普段から追う恋愛の方を好む傾向にある場合も。でも自分の方を振り向かせられたと感じた途端に、急に気持ちが冷めることもあるのです。
逃げられると追いたくなる人の特徴
「逃げられると追いたくなる」という心理になる人には、いくつかの共通した特徴が見られます。では、こちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
強い征服欲・達成欲がある
手に入らないもの、自分から離れていくものに対して「何とかして手に入れたい」「自分のものにしたい」という強い欲求が働くタイプです。
この性格の人は、簡単には手に入らない相手や、自分に興味を示さない相手にこそ価値を見出し、燃え上がる傾向があるでしょう。
これは、達成すること自体に大きな喜びや充実感を覚えるからです。相手にリードされたり、自分の思い通りにならない状況に納得できなかったりすると、持ち前の負けたくない思いが強くなることも。
元々負けず嫌いの性格の人もいるでしょう。このため「何とかして状況を変えたい」と追いかけずにはいられなくなるのです。
自己肯定感が低い
根底に「自分は愛される価値がないのでは…」という不安を抱えている場合、相手の態度に過敏に反応しやすくなります。
好意を持っている人が自分から離れようとすると、「自分は認められていない」「愛されていない」と感じるでしょう。
これを否定するために、必死で相手の関心を取り戻そうとするのです。相手を追いかけることで、自分の存在価値を確認しようとする側面もあるでしょう。
「愛されている」という実感が得にくい
簡単に愛情を受け取ることが苦手なタイプの人もいます。例えば相手が自分を追いかけてきてくれる状況や、自分が努力して手に入れた関係に対して、やっと「本当に愛されている」という実感を持てる場合もあるでしょう。
相手からの愛情が不確実だと感じると、より相手に執着して追いかけることで安心感を得ようとする傾向があります。
変化を恐れる・安定志向が強い
一見すると矛盾するように思えますが、現状維持を望むあまり変化の兆候に過敏に反応するタイプの人もいます。
相手が離れることは、現在の関係性が終わってしまうことを意味するでしょう。この変化や喪失への強い恐れから、「何とかして現状を維持したい」と思い追いかける行動に出ることもあります。
一人になることや関係が途切れることに対する強い不安がある場合、相手が離れようとすると、その孤独を避けるために必死でつなぎ止めようとするパターンもあるでしょう。
ロールプレイングや駆け引きを好む
恋愛をゲームのように捉えたり、ドラマチックな展開を求めたりする性格の人もいます。平坦で安定した関係よりも、適度な緊張感や起伏のある関係に魅力を感じるのでしょう。
相手が逃げることで生まれるハラハラ感やスリルが、恋愛の醍醐味であると感じることもあります。
自分の思い通りにならない状況に直面すると、その状況をコントロールして自分の意図した方向に導きたいという欲求につながることも。このため追いかけることで相手を振り向かせようとする場合もあるでしょう。
逃げられると追いたくなる心理になった時の行動の仕方
逃げられると追いたくなる心理に陥った時に感情に任せて行動すると、かえって相手との関係をこじらせてしまうリスクがあります。では、理想的な行動の仕方について詳しくご説明していきましょう。
一旦停止して冷静になる
感情的になっている時ほど、衝動的な行動は避けましょう。相手からの連絡が途絶えたり、距離を感じたりしたとしても、すぐに追いかける行動はしない方が賢明です。
例えば連続でメッセージを送る、電話をかける、相手のいる場所に行くなどの行動をすると、より相手から避けられたり逃げられたりしてしまうパターンもあるでしょう。
焦りや不安で心がざわついたら、数回深呼吸をして意識的に落ち着きを取り戻すことが大切です。
なぜ追いかけたいのか自己分析をする
好きで大切だから追いたいのか、もしくは手に入らないことへの悔しさや負けず嫌いの気持ちが強いからなのかなど、追いかけたい理由について考える時間を持ちましょう。
そうすると自己分析ができて、今後の行動の仕方についても自然に決めていける可能性が高くなります。
距離を置くことを意識的に選択する
相手が逃げていると感じる時には、追いかけるのではなく一時的に引くことが効果的な場合があります。
返信がない場合に、追い打ちをかけるように連絡をするのは逆効果でしょう。このケースでは、一旦連絡を控えて、相手に考える時間を与えるようにする必要があります。
そして恋愛のことばかり考えるのではなく、仕事、趣味、友人との時間など、自分の生活を充実させることに意識を向けましょう。自分の人生を楽しんでいる姿は、異性から見ても魅力的に映るものです。
自分自身の価値を高める行動をする
相手に依存するのではなく、自分自身の魅力を高めることにエネルギーを使いましょう。自分のよいところを認めて自信を持つことで、相手からの承認に対して過度に依存する状態から抜け出しやすくなります。
内面・外面の自分磨きを始めてみる方法もあるでしょう。新しい趣味を見つけたり、スキルアップに励んだり、美容に気を使ったりするのもよいですね。
自分自身がより魅力的になるための努力をすることで、恋愛もよい方向に向かう場合もあるのです。
特定の存在に固執せず、友人や家族、新しい出会いの場にも目を向けることで、精神的なバランスを保ちやすくなるでしょう。
逃げられると追いたくなる心理になったら冷静な行動が重要に！
逃げられると追いたくなるという心理は、人間の本能的な部分と深く関わっています。この感情に気づいた時には、衝動的に動くのではなく、冷静に自己分析をしましょう。
時には意図的に距離を置くという選択をすることで、よりよい結果につながる可能性が高くなるのです。
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