キャラクターのアイコンにする人は、心理的にどのような特徴があるのでしょうか。決して違和感があるわけではないのですが、キャラクターばかりに夢中になる大人は、周囲と若干温度差を感じることもあります。
アイコンは無意識のうちに心理状況をアピールするものなので、今回はキャラクターを意識して選ぶ人について詳しくご解説していきましょう。
キャラクターのアイコンにする心理について
キャラクターをアイコンにする人は、心理的に次のようなことが考えられます。自撮り写真、風景、動物など、色々なものがアイコンとして使われていますが、キャラクターは意外と多く、何かをアピールしている意味があるようです。
積極的な人
キャラクターをアイコンにする人は、自己表現が基本的に上手で、性格は外向的で積極性があります。アピール力が上手なことは自覚していますので、とても自然なスタイルで自分を理解してもらうことができるでしょう。
大人がキャラクターを選ぶということ自体に抵抗を抱く人も中にはいますが、アイコンにキャラクターを選ぶのは視線の捉え方が上手ということですね。
仲間を探している
アイコンを見ると、その人の好きなものやタイプなどがなんとなく見えてきませんか。たとえばバイクの写真ならツーリングが好きな人、料理の写真ならグルメなど、アイコンの小さな世界には色々な情報が詰まっています。
キャラクターのアイコンにする人は、心理的に自分が好きなものを利用して他者とつながりたいから。仲間を探す意味があり、誰かに共感してほしい思いが隠されています。
知り合いを増やしたいけれど、どうアプローチしていいのかわからない状態。そのため好きなものを自分から開示して、近づいてくれる人を待っているのです。
現実逃避している
キャラクターをアイコンにする人は、心理的に面倒なことや嫌な現実から逃げたい願望があります。誰でもそんな時期はあるかもしれませんが、アイコンはしばらく変えることがないものなので、キャラクターにする人は習慣的に現実逃避を楽しむタイプともいえるでしょう。
辛いことがあるととことん自分を追い詰めてしまう傾向にありますので、適度な心の余裕を持っていたい状態。キャラクターが視界に入ると、現実離れした世界でホッとできるのです。
プライドが高い
キャラクターのアイコンにする心理は、実はプライドが関係しています。人と同じでは満足できず一歩上を目指すタイプで、目標設定はいつも高いはず。キャラクターのアイコンなら無限に種類があるので、他の人が注目されるとすぐに別のキャラクターで勝負するタイプです。
自己意識が高いのはいいのですが、周囲の評価と一致しないとかなりへこんでしまうこともあるので、気分の浮き沈みが激しい人にも思われています。
自分の趣味を知ってほしい
キャラクターをアイコンにするのは、心理的に自分の趣味を知ってほしい気持ちが関係しています。特別仲間を探しているわけではありませんが、自分という人間を上手く伝えるのが苦手で、キャラクターのインパクトを使ったほうが簡単に思うのでしょう。
自己顕示欲が強い傾向もあり、マニアックなものでアピールすることもよくあります。車の窓にスポーツチームのステッカーを貼る人や、好きな街のTシャツを着るようなこと。
自分の趣味嗜好を誇りに思っているので、皆に自慢したい意味もあるのでしょう。
大人になりたくない
キャラクターのアイコンにする人は、心理的に大人になりたくない思いがあるのでしょう。子供時代に大切にされて育った人は、大人になっても甘やかされたい思いが強く、他人に依存してしまいます。
厳しい社会生活で苦労することも多く、そんな時にふと昔が懐かしくなり、子供時代を思い出すぬいぐるみやキャラクターが手放せない状態なのです。話し方や動作も無邪気なところがあり、周りの人はチャームポイントとして見てくれることも意外と多いはずです。
飽きっぽい
キャラクターのアイコンにするのは、心理的にひとつのことに集中するのが苦手で、すぐに飽きてしまう性格が関係しています。最初は何ごとも新鮮味があり夢中になるのですが、慣れてくると徐々に飽きてしまうタイプ。
キャラクターのアイコンも頻繁に変えているので、友人がすぐに気づいてくれないこともあるかもしれません。マンネリしやすい人なので、慣れたことは手を抜いてしまう場合もあるでしょう。緊張感を得るためには、自分の意識から変えていくことも必要ですね。
好きなものに囲まれるといい理由
キャラクターのアイコンを選ぶのは、「好きだから」というシンプルな理由があるのかもしれませんが、心理的には自覚していない部分もアピールされています。
大人になってもキャラクターを好む人は近年多く、決して子供っぽいからと決めつけることはできないようですね。では好きなものに囲まれて暮らすといい理由をご紹介しましょう。
ストレス発散ができる
キャラクター好きならフィギュアやアニメ、ぬいぐるみ、LINEのアイコンなど、生活内の色々なところで好きなものを置けますよね。お花が好きな人なら生花をテーブルの上に飾る、花柄の洋服を選ぶということもできるでしょう。
このように好きなものに囲まれる生活はストレス解消の効果が期待でき、辛い時に好きなものに心を救ってもらえることがメリットに。普段の生活で我慢していることは誰しも色々とあるかもしれませんが、どこかで発散したいけれどできない場合は、好きなものを視野に入れておくとよいでしょう。
他人を喜ばせることができる
キャラクターのアイコンがきっかけで友人が増えることは実際にあるでしょう。自分の好きなものは自分を喜ばせるためだけではなく、実は無意識のうちに他人を喜ばせていることもあるのです。
好きなものに囲まれて暮らすことは、他の人にとっての好きなものを提供している意味もあるかもしれません。逆に他人が好むものがきっかけで自分の好きなものになることもあり得ますので、ポジティブな気持ちになるものはどんどん共有したほうが、周囲の人たちも幸福になれますね。
集中できる
好きなものに囲まれるためには、次に何を手に入れるか、どこに飾るかなど、色々とアイデアを振り絞るでしょう。お気に入りのものを集めるには時間がかかるかもしれませんが、その間の作業は決して苦にはなっていないはずです。
好きなものが集まる空間や生活はとても素敵で、時間も忘れて夢中になれることが魅力。キャラクターのアイコンを考えているとあっという間に時間が経ってしまうのは、それだけ自分にとって大切なものということかもしれません。
幸福になる
好きなものに囲まれて暮らす、好きなものを集めるのは、自分の幸福度を高めるために大切ですね。SNSは日常に欠かせないツールになっていますので、アイコンはとくに自分をアピールするためのもの。
キャラクターや趣味に関するものなどをアイコンにすると、スマホを見るたびに自分と向き合うことができます。些細な瞬間でも好きなものを目にすると優しい気持ちになり、もっと幸福を感じやすくなります。
まとめ
キャラクターをアイコンにする心理は、自分を多くの人にアピールするためで、お気に入りのものを使ってもっと身近に感じてほしいからなのでしょう。
アイコンは無意識に選んでいるかもしれませんが、その時の心の状態がわかりますので、友人や好きな人のアイコンなどもこれからは違った見方をしてみると楽しそうです。
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