隣に座らない人の心理・パーソナルスペースの意味を考える

行動心理

隣に座らない人の心理は、なぜだと考えられますか。電車の座席で自分の横が空いているのに誰も座らない時などは、もしかしたら自分に問題があるのかもしれないと不安になりますよね。

そんな気持ちになるのはごく普通の感情で、相手の心理が不思議な行動となり表れています。

人間関係の土台ともなる、パーソナルスペース。相手との距離感は、関係性を示すものだといわれています。

隣に座らない人の心理は、パーソナルスペースを考えながら判断すると、相手の心が読みやすくなるでしょう。それでは早速ですが、隣に座らない人の心理についてご説明しましょう。


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隣に座らない人の心理について

隣に座らない人の心理・パーソナルスペースの意味を考える距離を置いて座る人や、相手と全く反対側の席を選ぶ人など。隣に座るべき瞬間で、あえて違うことをする人の心理について見ていきましょう。

 

相手をよく知らないので警戒している

友人同士や恋人なら、座る場所で迷うことはありません。それはお互いによく知っている関係なので、肌が触れるほどの距離でも違和感がないためです。

でも電車や公共の場所で見知らぬ人と隣になる時は、できるだけ距離感を置きたくなりますよね。

それは知らない人に対して、警戒心を抱くためなのです。人との距離感は、精神的なつながりの表れだといえますね。

 

不快な存在だと思われている

嫌いな人や不潔そうな人のそばには、できれば座りたくありませんよね。この場合は相手の態度が自分への評価になっているため、誰も隣に座ってこない場合は自分に問題がある可能性も。

もし清潔感のある人と、無精髭が生えておりヨレヨレのシャツを着た人がいたとしましょう。

どちらかの隣の席に座らなければならないとしたら、誰もが清潔感のある人を選ぶはず。自分の好感度を知るためには、周囲の人の態度や反応を判断することが大切ですね。

 

緊張している

好きな人のそばや自分よりも目上の人など、相手からプレッシャーを感じる時はつい距離を置きたくなります。

隣に座らない人の心理は、そんな心の不安や緊張感の表れです。自分の気持ちを悟られたくないため、できるだけ離れた位置にいたいのです。

隣に座る人がいると、嫌でもコミュニケーションをとらなければならない時がありますよね。

自分についてアピールしたくない時は、離れたところで目立たずに存在していたいのです。

 

興味がない人だから

隣に座らない人の心理は、相手が異性だととても気になりますよね。たとえば合コンで自分の隣に座らない人には、避けられているような印象を受ける場合もあります。

興味がない人に対しては自然と距離を置いてしまい、相手が誤解するケースもあるでしょう。

一度話をして仲良くなるきっかけがあれば、距離感も一気になくなるはずです。好きでも嫌いでもなく、興味を持たない人と接している時は、自然と感情が態度に出ています。

 

パーソナルスペースについて

隣に座らない人の心理・パーソナルスペースの意味を考える隣に座らない人の心理は、パーソナルスペースと呼ばれる距離感の表れです。恋人や友人、他人など。自分との関係性が、パーソナルスペースとなってアピールされています。

 

恋人関係

パーソナルスペースは社会心理学のひとつで、人間の周りには見えない個人空間があります。

このパーソナルスペースに入っても大丈夫な人と、不快に感じてしまう人など。距離感を使い分けて、相手に自分の気持ちをアピールしています。

恋人関係や親子のような密接な関係は、ハグできるほどの距離で0~45cmだといわれています。

 

親しい人

仲がよい友人の場合は、45~120cmほどのパーソナルスペースがあり、手を伸ばせば相手の肌に触れられる距離です。

このスペースは相手の表情がよく見える距離なので、プライベートな関係がある相手に適しています。

友人でも、親友と顔見知り程度の人では距離が異なり、信頼できる相手ほどパーソナルスペースは近くなります。

 

ビジネス

職場でハグできるほどの距離感になる人は、あまりいませんよね。職場の人間関係の場合は120~350cmほど距離があり、改まった場面などで相手の体に触れないくらい離れているのが特徴です。

毎日一緒に仕事をしても、それ以上の個人的な関係がない人とは、パーソナルスペースにも絶妙な距離ができ上がります。

もし好きな人とこれくらい距離が開いてしまうと、相手の心が読めないので困りますよね。

 

公共の場や苦手な人

350cm1以上パーソナルスペースが空いてしまう人は、全く見知らぬ人や苦手な人の場合です。

隣に座らない人の心理は相手のことがよくわからないので、防衛の意味で必要以上にスペースを空ける場合があります。

お互いの意思疎通ができないと、変わった距離感が関係を悪くする時もあるでしょう。どのように付き合いたいのか自分の気持ちを示すためにも、パーソナルスペースを上手く活用できるとよいですね。

 

好き避けの可能性もあり

隣に座らない人の心理・パーソナルスペースの意味を考える隣に座らない人の心理は相手を信頼していない、嫌い、不安といったネガティブな気持ちが隠されています。

しかし異性の場合は好き避けの可能性もあるので、次のポイントを知って相手との関係を考えてみましょう。

 

周囲に気持ちを知られたくない

隣に座らない人の心理は異性の場合、特別な感情が影響しているケースがあります。好きな女性の隣に座りたいけれど、周囲に見つかるような目立った行動はとりたくないと考える人もいます。

周囲に好きであることがわかってしまうと、日常生活が過ごしにくくなりますよね。そんな不安は相手に対しても同じで、自分の気持ちを悟られたくないため、好きなのに避けている態度をとってしまいます。

 

失敗したくない

隣に座って仲良くなりたいけれど、無視されたらどうしよう。そんな不安を抱いた経験は、誰しもあるかもしれません。

今後の関係を大切にしたい人には、軽はずみな態度ではいられません。とくに好きな人にはよい印象を残したいので、嫌われるリスクを考えると怖気づいてしまうのです。

近距離に行っても話すことがなければ、変わった沈黙が続いて逆効果に。それなら好き避けをして、安全な位置に自分を置いておきたいのでしょう。

 

恥ずかしい

好き避けする心理は、恥ずかしい気持ちの表れです。手を伸ばせば触れられるくらいの距離は、アイコンタクトをとり自分の気持ちを知ってもらうチャンス。

しかし恥ずかしがり屋だと目線がキョロキョロして、不審な人に思われてしまいます。勇気が出るまでは距離を置いて、観察したほうが安心です。

パーソナルスペースは自分の気持ちを伝える手段にもなりますが、相手が送っているメッセージの場合もあります。

 

自信がない

自分に自信がないと、積極的に自分から相手のパーソナルスペースに入ることはできません。

警戒心や不快な気持ちを相手が示してきたら、自信がさらになくなります。隣に座らない人の心理のように、ネガティブな感情を抱いている間は、自信がない人と思われている可能性があるでしょう。

自信を持てば自分のペースで距離感をコントロールできるので、タイミングよく仲良くなれる場合もあるかもしれません。

 

恋の駆け引きをしてみよう

好きな人が好き避けしている場合は、思い切って急接近してみましょう。パーソナルスペースが近くなると、相手の気持ちが高まる可能性がありますので、恋愛関係に一歩近づくチャンスになります。

 

まとめ

隣に座らない人の心理は、その人の一時的な感情が関係していることもあります。気になる人とはできるだけ信頼関係を築き、パーソナルスペースの距離を徐々に縮めていきたいですね。

毎日の生活の中ですれ違う、あらゆる人たち。違和感なく近くにいる人は、大切に付き合うことが必要なのかもしれません。隣に誰が座ってくるのか、今度は慎重に判断してみましょう。

 

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