ゆっくりしたいのは、心理的にも休息が必要というメッセージを送っているのかもしれません。こんな場合は無理をせず、一旦色々なものから離れてみることも必要なのでしょう。
とくに恋愛はエネルギーを使うことなので、負担になった時のベストな対処法を知っておきたいですね。そこで今回はゆっくりしたい心理や、恋愛が面倒に感じた時の気分の入れ替え方についてご紹介していきましょう。
ゆっくりしたい心理や理由について
ゆっくりしたいのは、心理的にいくつか考えられる要因があります。とくに意識したい大切な理由をご説明しましょう。
求めていることがある
ゆっくりしたいのは、心理的に今求めていることがあるからで、それが手に入らないためにのんびりしたくなるのです。たとえば交際相手に理解してもらえない状況がある時、ゆっくりしたい心理が働き、きちんと向き合い話をしたい願望を持つようになるでしょう。
話を聞いてほしい、または相手をもっと理解したい時などに、ゆっくり時間をかけたいという意味で心理的にもスローダウンしたくなるのです。
過去に戻りたい
ゆっくりしたい心理になるのは、現在の生活が苦しく過去に戻りたいため。色々なことを経験して突っ走る自分を振り返ると、今は少しのんびりしたほうがいいと思うのです。
過去の出来事は楽しいことばかり記憶に残り、嫌なことは頭の中で封鎖しています。辛い時に昔の出来事を思い出して、懐かしい気持ちに浸りたいという場面でゆっくりしたい心理が働くかもしれません。
プレッシャーを感じている
もっとできるはずだと周囲から期待されると、応えるために全力を尽くしたくなりますよね。その繰り返しの生活は次第に「やらなければいけない」プレッシャーになり、焦りを感じてしまいます。
自分に厳しくハードルを設定している人は、とくに周囲の期待を裏切らないよう無理をしているでしょう。そんなプレッシャーがあると自分自身に不安を抱き、ゆっくりしたい心理になるのです。逃げたくなる環境に現在いるというサインかもしれません。
人と比べている
ゆっくりしたい心理になるのは、周りと自分を比較しているためで、周囲から取り残されたような感覚になると色々なタスクを手放したくなります。ゆっくりしたい、一人になりたいと習慣的に感じている人かもしれません。
周囲と比較するのは癖でもあり、何かと周りの評価ばかり気にしてしまいます。どうして自分だけ…と悲観的になってしまうので、さらに将来の不安も大きくなるでしょう。
作業に追われている
ゆっくりしたいと思う心理は、現在何かに追われていることが理由かもしれません。恋愛や仕事、家庭のことなど、やるべきことがたくさんありすぎて時間が足りない状態。
詰め込みの生活は最初だけは集中できるものの、徐々に焦燥感に変わってしまいます。トラブルに対応したくても時間に余裕がない時や、今すぐアクションを起こさないと人間関係が悪化するなど、時間との戦いがあると真逆の空間に行きたくなるのは自然な気持ちでしょう。
気分が低迷している
やるべきことがあってもやる気が出ない時、このままではいけないと自分に厳しくしたくなります。しかしわかっていても動けない自分がいるとイライラしてしまい、焦りを感じながらも心のどこかでゆっくりしたい本音もちらついています。
気分が低迷している時、そこから抜け出すのはかなり大変。そのままゆっくりできれば…と期待感を込めて、自分のモチベーションを高めようとしている状態ですね。
恋愛に疲れやすい人の共通点
ゆっくりしたい心理になるのは他人の存在があるためで、自分一人だけの世界ならあまりプレッシャーやストレスは感じないかもしれません。恋愛は疲れを感じることもよくありますが、とくに疲れやすい人は次のような共通点があると考えられます。
焦っている
恋をすると他人にとても優しくなり、幸福になれるはずなのですが、焦って恋愛をすると次第に疲れてしまいます。たとえば恋人に無理やり合わせて付き合う場合や、友人のカップルをライバル視している時などは、恋愛をしていても疲れてしまうでしょう。
焦って恋をするのは、基本的に負けず嫌いな性格も関係していると思われます。恋人すら競争相手になってしまうので、好きな人と一緒にいてもなぜか気疲れするでしょう。
依存しやすい
恋愛相手とは対等でお互いに助け合う関係が理想的ですが、中には相手に依存してしまう人もいますよね。彼氏と一緒でないと不安になるタイプの女性などは、恋愛で疲れやすくなるかもしれません。
一人になることに過剰な不安を抱き、そんな自分を理解してもらえないとさらに悲観的に。依存しやすい人は、自ら作り出す不安で疲労困憊してしまう可能性があります。
完璧でいたい
恋愛に疲れるのは、相手に100%好きでいてほしいため、無理して自分を飾っている可能性があります。恋人好みのファッションや相手のペースに任せて付き合うなど、自分がやりたいことは全て我慢。
意思表示をあまりせず相手の言いなりになっているので、次第にストレスが溜まり急に恋愛をお休みしたくなることもあります。
自己否定しやすい
もっとゆっくり恋愛したいと思う人は、自分に自信がない傾向がありますので、恋人の些細な言葉などですぐ傷つき自分に責任を感じてしまいます。緊張感を覚えやすく落ち込みやすい傾向もあるので、お互いにかなり気を遣っているかもしれません。
自分なりに努力はしているつもりですが、頑張るほど余計に自信をなくし、恋愛がとても大きな作業のように見えてしまうのです。
恋をするのが面倒な時の対処
恋愛を一時的に休んでゆっくりしたいという心理になったら、一瞬不安を感じるかもしれませんが、対処策がありますので今できることから始めてみましょう。
スマホはあまり見ない
スマホがあるとSNSで恋人の生活も見えてしまいますし、友人のカップルのことや仕事に関することなど、あらゆる情報が目に入ってきますよね。ゆっくりしたい時は、まずスマホを放置してみましょう。
情報がありすぎるために精神的な負担にもなっていることも。恋愛に疲れた時は、とくに周辺の人と距離を置くことが気分転換のためにも大事です。孤立した世界を体験すると、逆に周囲の人とのつながりが恋しくなるかもしれません。
恋愛以外のことを充実させる
脇目もふらずに恋愛していると、急にエネルギー切れになりゆっくりしたくなるものです。そんな時は恋愛以外のことで生活を充実させ、幸福度を維持してみましょう。
自分の好きな趣味や友人付き合いなど、恋愛以外の時間を増やすと気分をリフレッシュできます。好きな人を嫌いにならないためにも、一時的な休憩はお互いに必要。
恋愛にこだわりすぎる人は、この機会に生活全体のバランスを見直すよい機会になるはずです。
時間をかけて相手を知る
恋愛に疲れるのは、無意識にスピード感を求めているからかもしれません。恋人のことが未だに理解できないと感じたり、距離を感じたりする時もあるでしょう。
上手く恋愛関係が築けず焦りながら接してしまうと、余計に疲れてしまいます。ゆっくりしたいと思った時は、自分の気持ちに素直になるようにしたいですね。
長く交際してもお互いに完璧に理解できるわけではありませんし、新たな発見をしながら時間をかけてお互いを知るのんびりした恋愛は、ストレスがなく心のバランスがとりやすくなります。
まとめ
ゆっくりしたい心理になったら、今は自分と向き合う時なのでしょう。まだ無理はできると思っている人も、本来の自分のペースを思い出してみてくださいね。
少しだけ自分に甘く接することは、恋愛を含め人生を充実させるヒントになります。
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