絵でわかる心理は、普段自覚できない心の奥底まで表れるので、自分の絵を指摘されてハッとする場合があるでしょう。カラフルでワクワクするような絵や、モノトーンで暗い絵など色々な作品が世の中にあります。
紙やキャンバスを目の前にすると、あらゆる創作力が湧いてくるはずですが、そんな時に少しだけ意識したいのが絵でわかる心理です。本当に描きたいことは何か、隠された本音について探ってみましょう。
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描く絵でわかる心理分析について
絵を描くのは得意不得意に関係なく、その時に思っていることが無意識に表れる場合があります。ではパターンごとに見る、絵でわかる心理について分析していきましょう。
顔の絵
紙を一枚渡されて絵を描くように言われた時に、人の顔はよく描かれる対象です。その時の顔の表情は、描き手の心理状況を示しているので、怒った顔は今イライラしている意味があり、笑顔で穏やかな顔なら心が安定している可能性があります。
ふと手が描き出すものには、気づかない深層心理が表れています。顔の絵は色々な表情がありますので、仕上がった作品を見て自分の心と比べてみるのもよいでしょう。
乗り物の絵
飛行機や車、船などの絵は男性的で、女性はあまり描かないジャンルでしょう。このような乗り物に関する絵でわかる心理は、輸送を意味するため現状から逃げたい意味があるといわれています。
仕事のストレスや勉強、健康の悩みなど。自分が描いた乗り物に乗り、別世界に行きたいと考えているのでしょう。現実逃避は絵画の中でもよくあるものですが、乗り物は遠くに行きたい気持ちのサインなのでしょう。気分転換が必要な人は、旅行してリフレッシュするとよいかもしれません。
花の絵
絵でわかる心理は、女性らしいデザインの花の絵にも色々な意味があります。手持ち無沙汰になりメモにサラサラッと描く時に、花の絵を選ぶ人は多いでしょう。
この際ですが花の中心部分を丸く描き、花びらも丸みを帯びている人は、家族を大切にする人当たりがよい性格だといわれています。
花は嫌いな人が少ないように、誰からも愛される好感度の高いもの。ただし花びらが尖っている絵を描く人は、他人から厳しい性格の人だと思われている可能性があります。
本当は優しいのに、魅力が周囲に伝わらないタイプです。また花が垂れている場合、描き手は悩みごとや心配がある可能性があるといえます。
家の絵
家の絵を描いてみましょう。テーマはなく、思いつく「家」のイメージだけで描いてください。絵でわかる心理は家の状態により、今の暮らしぶりが判断できます。
たとえば丘の上にポツンと一軒だけ建っている家は、今強く孤独や疎外感を感じているサイン。家の中がごちゃごちゃの絵は、家庭に不満を抱いているといえるでしょう。
きちんとした家、屋根や庭など綺麗なデザインで家を描く人は、現実でも安定した生活を送っている様子。絵は無意識に、自分のライフスタイルを示すものなのかもしれません。
絵の色使いでわかる心理とは
色鉛筆や絵の具、クレヨンなど。絵はカラーが、さらに描き手の個性を表すポイントになります。デザインだけでなく、色も絵でわかる心理の一部。では色ごとに気になる心理背景を見ていきましょう。
赤
全体的に赤が多い絵は、今やる気に満ちているサインで、新しいことを始める前などは赤が絵の中で使われることが多くなります。
元気な人は赤が与える刺激を好み、情熱的なアートを好むでしょう。赤は勇気をくれる色。ストレスが溜まった時にも赤を選ぶ場合がありますので、気になる人は他にも絵を描いてチェックしてみるとよいかもしれません。
緑
自然を表す緑は草や芝生、木や植物など屋外の豊かさを示しています。絵でわかる心理ですが、緑色をたくさん使う場合は精神的に癒しが必要で、休息を求めている状態。
緑色は癒し効果が期待でき、現実世界から離れて大自然の中に行きたい願望があるのかもしれません。またマイペースな人も緑色を好む傾向がありますので、個性を大切にしてなんでも緑色で統一するケースもあるでしょう。
ピンク
優しい印象を与えるピンク色。女性的でソフトな絵に仕上がるでしょう。ピンクを使う絵は、今幸せであることの証です。女性なら可愛らしいものが好きな人も、ピンクを好んで使います。
たとえば誰かにあげる絵を描く時に、ピンク色をたくさん使ったとしましょう。それは相手に対して、大好きといった感情を伝えるため。子供が親にプレゼントする絵を、ピンクで描くのと同じかもしれません。
青
考え方が冷静な時に、青を多く使います。心理的に安定しているとも解釈できますが、青は気持ちが沈んだ時にも選ぶ色なので、今何が起こっているか参考にしながら心理背景を考えるとよいですね。
同じく青のジャンルで水色の心理ですが、素直な気持ちを示している意味があります。水色がたくさんある場合は、今物足りなさを感じている可能性もありますので、恋愛や友人関係など見直すべきことを考えるとよいでしょう。
想像力が豊かな人になろう
想像力があるとアートだけでなく、普段の仕事や私生活にもメリットになることが色々とあるはず。トレンドを追いかけてしまう人は、もっと想像力を大切にして個性をアピールしてみませんか。では想像力を伸ばすために、今日からできる物ごとをご説明しましょう。
人の気持ちを考える
想像力が豊かな人は、他の人にはない輝くものを持っているので、オーラが違いますよね。どうすればそんな素敵なタイプになれるのか、興味を持っている人は多いでしょう。
そうなるためには、広い視野で物ごとを見ること。とくに対人関係は大切なので、他人の気持ちを読み取る練習をしてみましょう。
疲れていても「大丈夫」という人がいるように、本音と建前を見極めるのは難しいところです。想像力が豊かな人は、周囲に対して柔軟な考えを持っているので、相手の立場がわかりやすいのです。
同じ角度から見ない
想像力が豊かになると、普段の生活がさらに刺激的に変化します。たとえば毎日マンネリした生活を送っている人。外に刺激を求めがちになりますが、違う角度からものを見る習慣をつけると、意外な楽しみを発見する場合があります。
図形を上から見ただけでは、ひとつの形しか思いつかないはず。しかし下から見ると、全く違う形に見えるケースも。そんな新鮮な発想を大切にするのも、充実した毎日を送るコツになります。
さまざまなことに共感する
ネガティブな人やこだわりがある人は、新しいことを考えるのが苦手です。想像力を豊かにするためには、あちこちにあるアイデアを積極的に吸収すること。
そのためには共感するよう意識づけ、心を豊かにしてください。たとえば映画の主役になりきったり、音楽で感動して涙したり。純粋な気持ちで接すると、他の人よりも共感できる内容が増え、自分の周辺がポジティブに変化していくはずです。
価値観の違う人と交流する
独創的な発想をする人は、一見変わり者のように見られる場合が多くありますよね。変わり者になるのは実は大切で、価値観の違う人と触れ合うと自分の知らない世界を知るチャンスになります。
空の色は青と決めつける常識とは反対に、空は紫色にする人もいるはず。自分の価値観を相手に押しつける、とそこから先に新しいものが生まれることはないのです。
苦手だなと感じる人でも、相手の考えをよく理解すると、納得できる部分が色々とあるでしょう。
まとめ
絵でわかる心理は、違う自分や周囲の人を見つける時に参考になります。ゆっくりと絵画を鑑賞する機会がない人は、自分の心理を知るために美術館巡りするのもよいでしょう。
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