ただいまを言わない心理の男性に対して、どのような思いがあるのだろう…と女性が悩む場面もありますよね。
例えば同棲している関係の場合には、結婚してからも同じなのかと不安になるケースも。では今回は、ただいまを言わない心理について詳しくお伝えしていきましょう。
ただいまを言わない心理
「ただいま」を言わないという行動には、様々な心理的な背景が考えられます。まずはこちらの内容から詳しくご説明していきましょう。
習慣や文化の違い
家庭によっては、「おかえり」「ただいま」を交わす習慣が元々ない場合があります。子供の頃の家庭環境は人によって違うもの。
このため小さな頃から「ただいま」を言わずに育った人もいるでしょう。特に家族全員がそれぞれ忙しく、生活時間帯が異なる家庭では、顔を合わせる機会が少なくなります。このため自然と「おはよう」「ただいま」などの挨拶がなくなることもあるでしょう。
存在の意識が低い
家に帰ってきた時に、家族や恋人が近くにいることを意識していない場合もあります。誰にも聞かれないと思って、言葉を発しないケースもあるでしょう。
これは悪気があるわけではなく、単に「挨拶をしなければ」という意識が働いていない状態だからです。
コミュニケーションを避けたい
同居している家族や恋人との関係があまりよくない、あるいは何か気まずいことがある場合、「ただいま」と言うことで、その後の会話が始まるのを避けたいという心理が働くことがあります。
相手とのやりとりが面倒だと感じ、できるだけ自分から言葉を発しないようにしている可能性もあるでしょう。自分から会話しないことで、存在を最小限に抑えようとしていることもあるのです。
感情的な問題
仕事や学校で疲れていたり落ち込んでいたりして、心理的に不安定な状態にあると、言葉を発する気力が湧かないことがあります。
これについては、無言でいることで自分の感情を察してほしいというサインの可能性も考えられるでしょう。
感情によって行動を変えてしまう人もいます。気持ちのコントロールが苦手なケースもあるでしょう。
自分でも「何とかしなければ」という思いがあるのですが、なかなかそれができずにいるのです。
自己肯定感の低さ
自分の存在を家族や恋人に認めてもらえていない、あるいは自分はいてもいなくてもいい存在だと思っているケースもあります。
このため「ただいま」を言うこと自体に意味を見出せないこともあるでしょう。挨拶することにより、かえって自分の存在が浮き彫りになるのを恐れている可能性もあるのです。
ただいまを言わない男性の特徴
「ただいま」と言わない男性には、いくつかの心理的な特徴があると考えられます。では、こちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
感情を表に出すのが苦手
自分の気持ちを言葉にするのが得意でない男性は、挨拶のような日常的なやりとりでも、つい言葉を省略してしまうことがあります。
疲れていたり気分が沈んでいたりする時は、尚更言葉を発するのが億劫になってしまう可能性があるでしょう。
感情表現が苦手なタイプの人は多いですが、このようなケースでは、こちらから言葉をかけて労う気持ちを持つことが求められます。
家は安らぎの場所と考えている
外で仕事や人間関係に気を遣っている男性にとって、家は自分らしくいられる場所です。このため「家に帰ってきた時くらいは、誰にも気兼ねなく好きなように振る舞いたい」という気持ちが強いのでしょう。
すると、あえて挨拶をしないでいようと思う場合があるのです。これは、悪気があるわけではなく、家の中ではリラックスしたいという心理の表れでしょう。
わざわざ言う必要はないと思っている
昔からの習慣で、家族や恋人間では言葉を交わさなくても気持ちが通じ合っていると考えているタイプです。
これは、特に挨拶をあまり交わさない環境で育った男性に多く見られるパターンでしょう。足音やドアの開閉音で誰かが帰ってきたことが分かるため、言葉での挨拶は不要だと感じていることもあるのです。
コミュニケーションを避けている
家族や恋人同士の関係に何らかの問題があり、コミュニケーションをとりたくないと思っているケースもあります。
このため挨拶しないことで自分の意思を示している場合もあるでしょう。これは、無言でいることで相手に自分の不満や感情を察してほしいというサインの可能性もあります。
できるだけやりとりしたくないので、挨拶さえしないで距離をとろうとしていることもあるでしょう。
ただいまを言わない男性への接し方
「ただいま」と言わない男性への接し方は、その男性がなぜ言わないのか、その心理を理解することから始まります。では、理想的な対応の仕方について詳しくお伝えしていきましょう。
理由を決めつけない
まず大切なのは、「ただいま」を言わない理由を勝手に決めつけないことです。「私に不満があるから」「私のことを大切に思っていないから」のように勝手に決めつけてしまうと、接し方も攻撃的になりがちでしょう。
まずは、相手が疲れているのかもしれない、単に言う習慣がないだけかもしれないという可能性を頭に入れておくことが大切です。
優しく「おかえり」と迎える
相手が帰ってきたら、まずはこちらから先に 「おかえりなさい」と優しく声をかけてみましょう。
この時には、笑顔で穏やかに言うのがポイントです。相手を労う気持ちを見せることで、相手に安心感を与えることができるでしょう。
実際に自分から「おかえり」と言うことを習慣化すると、相手にプレッシャーを感じさせずに、お互いに家で安心できる雰囲気を作ることができるのです。
もし一度伝えて相手の反応がなかったとしても、数日は同じ行動を続けてみる努力が必要になります。
言葉以外のコミュニケーションを大切にする
言葉でのコミュニケーションが苦手な男性もいます。そんな時は、言葉以外の方法で愛情や歓迎の気持ちを伝えてみましょう。
例えば帰宅後、すぐに温かいコーヒーやお茶を淹れてあげるのもよいですね。重そうな荷物を持っていたら「持つね」と声をかける方法もあるでしょう。
もしくは、帰宅時間に合わせて食事を温めてテーブルに用意しておくことにより、男性はホッとした気持ちになれるのです。
家庭的な面を見せることも時には必要でしょう。こうした行動は、言葉よりも雄弁に自分の気持ちを伝えてくれる可能性があります。
軽い口調で理由を尋ねてみる
もし、しばらく試しても状況が変わらない場合は、あまり重い雰囲気ではなく少し軽い口調で理由を聞いてみてもよいでしょう。
「なんでただいまって言わないの?」と責めるように聞くのは避けるようにしたいですね。例えば「疲れているのにごめんね。最近、ただいまって聞かないから、何かあったのかなって少し気になって…」のように、自分の気持ちを伝えつつ、相手を気遣うような言い方をすることで、男性は自分の気持ちを言いやすくなるのです。大切なのは、相手の行動を責めずに、こちらの気持ちを穏やかに伝えることでしょう。
ただいまを言わない心理は案外分かりやすい場合も!
ただいまを言わない心理になる男性の思いは、女性が思っているものよりも分かりやすい場合もあるのです。
このためあまり深く考えすぎずに、できるだけ相手と話す機会を増やして、性格や内面を理解するようにしていきましょう。
そうすると、自然にこれまでよりも関係性がよくなり、距離を近づけられることが期待できるのです。
考えたうえで、相手への接し方を変えていきましょう。
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