寝るのがもったいない心理になった時には、現在の自分の状態が分かる可能性があります。「何だか今夜は寝たくないな…」と思ったら、自分の心と向き合ってみることも大切でしょう。
では今回は寝るのがもったいない心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の行動に役立ててみてください。
寝るのがもったいない心理
寝るのがもったいないと感じる心理には、どのような思いが関係しているのでしょうか。こちらに詳しく見ていきましょう。
楽しいことややりたいことが多い
読書、映画鑑賞、ゲーム、動画視聴など、日中はなかなか時間が取れない趣味や娯楽に熱中したいという気持ちがあると、寝るのがもったいない心理になります。
創造的な活動をしたい思いがある場合にも、同じように言えるでしょう。例えば絵を描く、文章を書く、音楽を作るなどです。
友人や家族との交流がしたい思いがあるので、寝るのがもったいないと感じるケースもあるでしょう。
夜にしか時間が合わない友人や家族とのコミュニケーションを、ゆっくりと楽しみたいという気持ちを持つケースもありますよね。
一日を終わらせたくない思いがある
その日にやり残したことや、もっとできたはずなのにとの後悔の念から、一日を終わらせたくないと考えるケースもあります。
明日への不安が強い時にも、眠りたくない…という心理になる可能性があるでしょう。明日からの仕事や課題、人間関係などに対する漠然とした不安があると、現実逃避したくなる場合も。
週末や連休前には、明日から自由な時間が始まると期待するため、興奮して眠れない人もいます。
時間がないという焦り
自分の自由な時間が限られていると感じ、少しでも長く起きていたい気持ちになることがあります。
夜の静けさに対して穏やかさを感じる時もあるでしょう。日中の騒がしさから解放されて、集中しやすい、リラックスできるといった夜特有の環境を好む人もいるのです。
SNSやインターネットの誘惑
最新の情報や面白いコンテンツが次々と更新されるため、つい見てしまい、寝る時間を逃してしまうパターンもあります。
普段はネットをする時間がないけれど、深夜ならあるという人もいるでしょう。この場合にも、寝るのがもったいない心理になりやすいです。
寝るのがもったいない心理になりやすい人の特徴
「寝るのがもったいない」と感じやすい人には、いくつかの共通する特徴があります。ではこちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
好奇心旺盛で多趣味な人
常に新しいことや面白いものを見つけたい、色々な出来事に挑戦したい意欲が強くて寝ている時間を活動に使いたいと考える人もいます。
楽しい出来事に対しては、徹夜をしても楽しみたいと思う時もあるでしょう。好きなものが多ければ多いほど、時間が足らない…という気持ちになりやすいです。
完璧主義な人
やるべきことや気になる内容がたくさんあり、全てを終わらせるまで気が済まない性格の人もいます。このタイプの場合には、睡眠時間を削ってでもタスクをこなそうとするでしょう。
でも睡眠不足になってしまい、困るような時があるかもしれません。あまり自分に厳しくしすぎずに、自分に甘くするようにしてみるのも大切です。
楽観的で活動的な人
エネルギーに満ち溢れていて、寝ている時間も何か楽しいことができるのではないかと考える性格の人もいます。
このため夜型になり、寝るのがもったいない心理になりやすい可能性があるでしょう。
刺激を求めている
日常生活に刺激が少ないと感じているとしたら、夜の時間に何か面白いことやワクワクするものを求めてしまいがちです。
このためいつの間にか夜を楽しむようになることもあるでしょう。特に次の日が休みの場合には、そのようになるケースが多いです。
寝るのがもったいない心理になった時の行動の仕方
「寝るのがもったいない」と感じた時の行動については、理想的なものがあります。ではこちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
眠気のレベルを10段階で考える
1が全く眠くない、10が今すぐにでも寝落ちしそうな状態として、今の自分の眠気がどのくらいか客観的に判断してみましょう。
過去の経験を振り返ることも大切です。無理に起きていても集中できなかったり、翌日に後悔したりした経験があるとしたら、繰り返さないようにするのも重要でしょう。
明日の予定と必要な睡眠時間を考慮する:
明日の起床時間を把握するようにしましょう。何時に起きる必要があるのかを明確にすることが大切です。
そのうえで必要な睡眠時間を確保できるか計算をしましょう。明日の起床時間から逆算して、今から何時間後に寝る必要があるのかを把握するといいですね。
「もったいない」と感じる理由を具体的にする
なぜもったいないと感じるのかについては、一度考えてみるようにしましょう。何をしたいから寝たくないのか、具体的な行動を思い浮かべてみるといいですね。例えば「動画を見たい」「ゲームをしたい」「勉強したい」「考え事をしたい」など。
明確にすると、本当にすべきことが見えてくる場合があるのです。したいと思っている行動が、本当に自分にとって有益かどうかを客観的に見てみましょう。
時間を決めて取り組む
例えば、「あと1時間だけ〇〇をする」と時間を区切り、タイマーなどを活用してみましょう。時間を決めることで、気づけば夜遅くになっていたという事態を防ぎやすくなります。
集中できる環境を作ると作業がはかどり、早く寝られるようになる場合もあるでしょう。周りの音や光を遮断するなど、集中できる環境を整えるのも大切です。
激しい運動や頭を使う作業はできるだけ避けた方が、リラックスできて自然に眠りやすくなる可能性もあるでしょう。
睡眠導入の準備を始める
部屋を暗くする、リラックスできる音楽を聴く、温かい飲み物を飲むなど、睡眠に入るための準備を始めましょう。
軽いリラックス法を試すのも良い方法です。瞑想や腹式深呼吸など、短時間でできるリラックス法を試してみましょう。
もし布団に入って眠れないとしても、無理に寝ようとしないのも必要です。一度起きて、リラックスできる軽い活動をしてから再度眠れるかどうか試してみましょう。例えば読書をすることで、自然に眠くなるようなケースもあるのです。
短時間で取り組む
気がかりな内容があるとしたら短時間で取り組むようにしましょう。すぐに片付けられることなら済ませておくと安心できますよね。
解決が難しい場合は、一旦保留にする方法もあります。今考えても仕方がないことは、明日改めて考えるようにしましょう。寝る前に悩み事を考えると、眠りを妨げる可能性があります。
短時間で物事に対して取り組むようにすると、やるべきことができて自然に眠りやすくなる場合が多いでしょう。このため時間を大切にするように意識をすることが大切です。
寝るのがもったいない心理になった時に自分の現状が分かる!
寝るのがもったいない…と思うのは、日常生活で満たされていない思いがある可能性があります。
このためなぜそう考えるのかについて、自分と向き合うようにすることが大切でしょう。このうえでどうすれば自然に眠くなるのか、そしてもったいないと思う気持ちが軽減するのかを考えることも大切です。
何らかの行動を起こすことにより、これまでよりも日々が充実してくる場合もあるのです。そして明日のために早く寝よう!と思えるようになることが期待できるでしょう。
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