早口になる心理が働くのはどんな時が多いのでしょうか。自分でも気づかないうちに、なぜか早口になってしまうこともありますよね。
では今回は早口になる心理を詳しくお伝えしていきますので、今後の行動に役立てていただけると幸いです。
早口になる心理
早口になる心理には様々な思いが関係しています。ではこちらの内容について詳しく見ていきましょう。
焦りや不安がある
時間がないと感じたり、相手に早く伝えたいと思うと焦りが出たりすることがあります。あるいは緊張や不安から早く話し終えたい気持ちを持つ場面も。
そうすると早口になる心理が働く可能性があるでしょう。気持ちをコントロールできなくなる時もあるのです。
自信が出ない
話の内容や自分自身に自信がない場合、会話を早く終わらせたい心理から早口になることがあります。
コミュニケーション能力が高く、自分の話は面白いという自負があると堂々と落ち着いて話せるでしょう。
競争心がある
相手に対して負けたくない思いが強く、自分の意見を早く主張したいとの競争心があると、早口になる場合があります。
威圧したいと感じているので、それによりわざと早口で話そうとすることもあるでしょう。
時間制限がある
会議やプレゼンテーションなど、時間制限がある状況では、焦りから早口になる心理が働く場合があります。
時間内に自分の思いや考えを伝える必要性があるので、どうしても話すスピードが速くなってしまうのでしょう。
興奮している
楽しいことや嬉しい出来事があった時など、感情が高ぶるので早口になることがあります。嬉しいと感じる気持ちを隠したくないので、信頼できる人には聞いてほしいという思いになるのでしょう。
緊張している
初対面の人との会話や大勢の前での発表など、緊張する場面では早口になる場合もあるでしょう。
落ち着いて話したい思いはあるのですが、それがなかなかできずに焦ってしまうのです。このため普段よりも早口になってしまうケースもあるでしょう。
早口になりやすい人の特徴
早口になりやすい人には、いくつかの共通する特徴があります。ではこちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
せっかちな性格
物事を早く済ませたい、待つのが苦手といったせっかちな性格の人は、話すスピードが自然に速くなる傾向があります。
落ち着いてゆっくりと物事を進めるのが苦手なのでしょう。でもこれまでもそうしてきたので、急には変えられないとの思いもあるのです。
落ち着きがないタイプ
じっとしているのが苦手で、常に何かをしていたい落ち着きのない人もいます。この場合にも、話すペースが速くなる可能性があるでしょう。
自分でも早口になっていると分かっているのですが、ゆっくりと話すことに慣れていないパターンもあるのです。
頭の回転が速い
頭の回転が速い人は次々とアイデアが浮かんでくるでしょう。このタイプの人は、思考のスピードに言葉が追いつこうとして、無意識に早口になることがあります。
自分の考えやアイデアを早く人に伝えたいと思うと、より早口になるような場面もあるでしょう。
興奮しやすい
感情の起伏が激しく、すぐに興奮したり熱中したりする人は、興奮状態になると早口になる心理が働きやすいです。
プレッシャーを感じやすい人は、人で話すことに慣れていないとより興奮してしまう可能性があるでしょう。
自己主張が強い
自分の意見を積極的に発言したいという気持ちが強い人は、相手に割り込むように早口で話してしまう時があります。自分のことを理解してほしい思いが強いのでしょう。
完璧主義
伝えたい内容を完璧に話そうとするあまり、情報量が多くなり早口になってしまうケースがあるでしょう。
自分でも完璧主義だと分かっているのですが、それを直すのを難しいと感じている場合もあるのです。
早口の人の近くで育った
家族や親しい友人など、周りの人が早口で話す環境で育ったとしたら、自分も自然と早口になる可能性があるでしょう。早口で話すのが当然のようになっているので、早口になる心理が働くのです。
早口になる心理になった時の対処法
早口になっていると気づいた時、または早口になりやすいと感じた時の対処法については知っておきたい内容ですよね。ではこちらに対して詳しくお伝えしていきましょう。
深呼吸をする
意識的にゆっくりと息を吸って、ゆっくりと吐き出すことで、心身を落ち着かせられる場合があります。このため落ち着いて話したいと思ったら、話す前に数回深呼吸をすると効果的でしょう。
話す前に一呼吸置く方法もあります。文と文の間、あるいは話の区切りで意識的に少し間を置くようにしたいですね。
相手の反応を見る
相手が理解しているか、自分の話題についてきているかを確認しながら話すようにしましょう。少しでも戸惑っている様子があれば、ペースを落とすように心がけたいですね。
相手のペースに合わせるように会話をするのも、関係性を深めていくためにはとても必要です。
具体的なイメージを持つ
話している内容を頭の中で具体的にイメージしながら話すと、焦らず落ち着いて話せる場合があります。
衝動的な話し方をしてしまうと、どうしても早口になりやすいでしょう。そして後から「もっと考えて話せばよかった…」と残念な気持ちになってしまうのです。
「ゆっくり、丁寧に」と心の中で唱える
話し始める前や、早くなってきたと感じた時に、心の中で「ゆっくり、丁寧に」と繰り返すと、意識的に話すペースを落とせるようになるでしょう。
自分自身の感情をコントロールできると、他の場面でも役立つ可能性があるのです。
ゆっくり話す練習をする
普段の会話から意識してゆっくり話す練習をします。最初は意識的に行う必要がありますが、慣れてくると自然にできるようになるでしょう。
ゆっくり話すように心がけると、その分会話の内容が深くなることも期待できるのです。伝えたい内容についても、しっかりと話せるようになるでしょう。
リラックスする時間を作る
瞑想やヨガ、趣味の時間など、心身をリラックスさせる時間を持つことで、焦りや不安といった早口の心理的な要因を軽減できるのです。
リラックスすることができると、焦らずに穏やかに人と話そうと思えるようになれる場合が多いでしょう。
話す内容を整理する
話す前に伝えたい内容を整理しておくことで、頭の中で考えがまとまるので焦らずに話せるようになります。
一度自分なりに整理をしてから話しかけるように習慣づけてみましょう。相手としても、その方が聞いていて楽だなと思う可能性が高いのです。
早口になる状況を分析する
どんな時に早口になりやすいのかを自分で把握すると、事前に心の準備をしたり対策を立てたりすることができるのです
自分自身を客観視すると「今後はもう少し落ち着いて話そう」と自然に思えるようになる場合もあるでしょう。
もしくは知人や友人に相談をしてみると、自分では気づかなかった面を知ることも期待できるのです。
早口になる心理になったら落ち着いて行動をしてみよう
早口になる心理になった時には、できるだけ落ち着いて行動をしてみることが大切です。そうすると今後は、もう少しリラックスして人と話せるようになるでしょう。
更には会話を楽しめる心の余裕を持てるのです。結果として相手と穏やかなやりとりができるようになるので、自分に対しても自信を持てる可能性があるでしょう。良い関係を築くためにも、時には話すスピードを落とすなどの配慮をしたいですね。
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