用件を言わずに予定を聞いてくる心理には、どのような思いがあるのでしょうか。相手の本音を理解することができると、今後のやりとりが楽になる可能性があります。
では今回は用件を言わずに予定を聞いてくる心理を詳しくお伝えしていきますので、今後の接し方に役立ててみてください。
用件を言わずに予定を聞いてくる心理
「今週末の土曜日、空いている?」と、肝心の用件を言わずに予定だけを先に聞いてくる人がいますよね。ではなぜ彼らが用件を隠して予定を聞いてしまうのか、心の奥について詳しく見ていきましょう。
「断られる言い訳」を先に封じ込めたい
先に「空いているよ!」と言わせてしまえば、その後に「実は引っ越しの手伝いをしてほしくて…」と面倒な用件を切り出しても、相手は「用事があるから…」と言い訳して断ることができなくなるでしょう。
逃げ道を与えずに自分のおねがい事や誘いを確実にイエスと言わせたい、少し強引な作戦としてこの聞き方をしているのです。
もし断られた時に傷つきたくない
例えば「今度、〇〇の映画に一緒に行かない?」と誘って「その映画は興味ないな」と断られると、自分の提案や自分自身を拒絶されたような気がしてショックを受けてしまうでしょう。
このため先に予定だけを聞いて「その日は忙しい」と言われれば、「用件がダメだったのではなく、予定が合わなかっただけだ」と言い訳ができるのです。自分の心を守るための保険をかけているのでしょう。
「サプライズ」や「特別な提案」をして喜ばせたい
人を驚かせたり純粋に楽しませたりしたいという、お茶目でサービス精神旺盛な心理からくるものです。
例えば「誕生日のお祝いの計画を秘密で進めたい」「とっておきのお店を予約したから、当日まで内緒にして連れて行ってあげたい」とのワクワク感で頭がいっぱいになりやすいタイプでしょう。
本人にとっては親切心や遊び心のつもりですが、受け取る側にとっては「用件が分からなくてちょっと不安」とズレが生まれてしまうこともあるのです。
都合に合わせて「用件を柔軟に変えよう」と思っている
とても気が遣えて人のペースに合わせたいと思っている、真面目な人にみられる心理です。
「もし一日中空いているなら遠出しよう、でも夜だけ空いているなら近所でご飯を食べよう」という風に空き時間の長さに合わせて、最高のプランをその場で組み立てようとしているでしょう。
最初から用件を決め打ちして、無理をさせるのを避けたい配慮や優しさから、まずは予定の枠だけを確認しようとしています。
甘えや安心感がある
家族や親友、あるいは気心の知れた仲間に対して、「用件なんて言わなくても、空いていれば付き合ってくれるだろう」と強い信頼や甘えがある状態です。
ビジネスのような丁寧なやり取りを省いて、お互いに遠慮のない関係だと思っているからこそ、挨拶がわりに「次いつ空いている?」と軽く聞いてしまう場合もあるでしょう。
相手も自分と同じように「予定さえ空いていれば、何をするかはお互い何でもいいはずだ」と思い込んでいるパターンです。
用件を言わずに予定を聞く人の特徴
先に用件を伝えないまま「今度の休みは空いている?」と聞いてくる人には、その人の性格や、普段の人間関係の築き方に共通した特徴があります。ではこちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
心配性で傷つきやすい
普通に話しているように見えても、心の奥では「断られたらどうしよう」「嫌われたら悲しいな」という不安を人一倍強く抱えている人もいます。
このタイプの人は、用件を先に言って断られると自分の提案が否定されたように感じて深く落ち込んでしまうでしょう。
このため、まずは予定の有無だけを確認して、もし「その日は用事があるんだ」と言われれば、「用件が嫌われたわけじゃない、タイミングが悪かっただけだ」と自分を納得させようとする、少しデリケートな特徴を持っています。
主導権を握りたがる
仕事やグループの集まりなどで、自分が中心になって計画を立てたり、物事をコントロールしたりするのが好きな人です。
「空いている」と言わせてしまえば、その後の交渉を自分に有利に進められることを、これまでの経験で知っているのでしょう。
断る言い訳を先に作らせないように立ち回る、少し計算高くて世渡り上手な一面を持っています。
その場のノリを大切にする
あまり深く先のことを考えず、自由に行動するのが好きな、とてもフットワークが軽い人です。
「とりあえず会う約束さえできれば、何をするかは気分で決めよう」と考えているのでしょう。
本人にとっては親しい間柄だからこその「気軽な誘い」のつもりなのです。でもきっちり予定や目的を決めてから動きたいタイプの人から見ると、「何をするか分からないから不安だな」と、少し困惑されてしまう場合もあるでしょう。
サプライズ精神が旺盛
イベントごとが大好きで、人を喜ばせたりびっくりさせたりすることに生きがいを感じているサービス精神旺盛な人です。
「当日まで内緒でお祝いしたい」「素敵な場所を予約したから秘密にしておきたい」というワクワク感を重視しているでしょう。
相手の「何だろう?」と戸惑う顔すらも楽しんでいるところがあり、良かれと思ってあえて用件を隠している可能性があります。
用件を言わずに予定を聞かれた時の対応の仕方
用件を言わずに予定だけを聞かれた時、どう返事をしていいか迷いますよね。では理想的な対応の仕方を詳しくご説明していきましょう。
「内容によるので先に用件を教えて」と笑顔でストレートに聞く
一番確実で、その後のトラブルを防げる王道の返し方です。「予定を確認したいから、先にどんな用事か教えてもらえると嬉しいな!」「内容によって時間の調整ができるかもしれないから、先に詳しく教えて」と、明るいトーンで聞いてみましょう。
このように理由を添えてストレートに切り返せば、相手も嫌な気持ちにならずに「実はね…」と用件を話しやすくなります。まずは情報を開示してもらうのが一番の安全策でしょう。
「まだ予定がはっきりしないから確認して連絡するね」と時間を稼ぐ
すぐに答えずに、一度会話のペースをこちら側に引き寄せて「保留」にする方法です。「スケジュールを確認してからLINEするね!」と伝え、その隙に「ちなみにどんな用事?」とメッセージで追いかける時間を手に入れましょう。
考える時間をワンクッション挟むことで、相手のペースに巻き込まれず冷静にどう返事をするか作戦を立てられる可能性があります。
あらかじめ自分の枠を狭めて伝える
「空いている」と答えるにしても丸一日を差し出すのではなく、あらかじめ条件をつけて部分的に答えましょう。
「夕方の17時からなら空いているよ」「お昼の2時間くらいなら時間が取れるかも」など、こちらから先に時間を制限して伝えます。
これなら、もし後から面倒な用件を言われても、「ごめんなさい。その時間は空いてないの」と、嘘をつくことなく自然に断れるでしょう。
「最近忙しくて内容によっては難しいかも」と予防線を張る
先に「今の自分は忙しくて余裕がない状態である」とアピールし、やんわりとハードルを上げておく方法です。
「最近ちょっと仕事やプライベートが立て込んでいて、内容によってはムリかもしれない。どんなこと?」と伝えてみましょう。
事前に「何でもかんでも引き受けられるわけじゃないよ」との雰囲気を漂わせておくと、無理な要求や重たい用件を切り出しにくくなります。
用件を言わずに予定を聞いてくる人には落ち着いて対応しよう!
用件を言わないけれど、予定を知りたい人には様々な考えがあります。このためできるだけ落ち着いて冷静に対応をすることが必要になるでしょう。その方が関係性をより良くできる場合があるのです。
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