行きたいけど行きたくない心理になるのは、どのような理由があるのでしょうか。自分でも自分の気持ちが理解しづらい…と思うことも。
では今回は、行きたいけど行きたくない心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の行動に役立てていただけると幸いです。
行きたいけど行きたくない心理
行きたいけど行きたくない心理には、様々な思いが関係しています。では、まずはこちらの内容から詳しく見ていきましょう。
楽しそうだから
イベントの内容に興味があったり、好きな人が行ったりする場合には、盛り上がりそうだと期待している場合もあるでしょう。
でも不安や緊張もあるので、行きたいけど行きたくない心理が働くこともあるのです。好奇心はあるのですが、あと一歩の勇気が出ない…と思うケースもあるでしょう。
新しい体験ができる
知らない場所に行ける、新しいスキルを学べる、いつもと違うことができるという思いを持つことも。
新しい体験をすることで、自分自身が成長できると考える場合もあるのです。でもその反面、新しいことにチャレンジするのが面倒に感じたり、他に気になるものが見つかって興味が薄れてしまったりすることも。
好奇心旺盛な性格の人は、自分なりに「やってみよう」と思うことは積極的に取り組む可能性が高いでしょう。
参加するべきだと思っている
義務感や誘ってくれた人への義理、参加しないと損をしそうなどの思いから、できれば行っておきたいという思いを持つこともあるでしょう。
でも行きたいけど行きたくない心理になるのは、「本当にその必要があるのだろうか…」という迷いがあることが関係しています。
人間関係の不安
初対面の人とうまく話せるか不安だったり、苦手な人が参加するかもしれないという思いがあったりすることも。
また、場に馴染めるか心配だと感じることもあるでしょう。このような時には、不安の強さから行きたいけど行けない心理になる可能性があります。
失敗への恐れ
うまくできないのではないか、恥ずかしい思いをするのではないかという不安を持つこともあるでしょう。
考えすぎてしまうタイプの人は、何かをする際にもついネガティブに考えてしまう傾向にあるのです。
行きたいけど行きたくない心理になりやすい人の特徴
行きたいけど行きたくないという心理状態になりやすい人には、いくつかの共通する特徴があります。では、こちらの内容について詳しくお伝えしていきましょう。
物事を深く考えすぎる
楽しい可能性と、面倒なことやネガティブな可能性の両方を強く感じ取ってしまうため、その間で心が揺れ動きやすい人もいます。
「もしこうなったらどうしよう…」「あの人に会ったら気まずいかも…」など、起こり得る状況を細かくシミュレーションしてしまい、余計に迷いが生じる場合もあるでしょう。
心配性で不安を感じやすい
特に未知の状況や人が集まる場所に対して、漠然とした不安や具体的な心配事を感じやすい性格の人もいます。
例えば「うまく話せなかったらどうしよう」「場に馴染めなかったらどうしよう」などの思いを持つこともあるでしょう。
このため「行きたくない」という気持ちが強くなりがちです。それでも楽しい可能性や参加しないことへの後悔も感じるため、葛藤が生まれるのでしょう。
決断するのが苦手
複数の選択肢がある時、メリット・デメリットが混在する時に、どちらかひとつに決めることにストレスを感じやすい人もいます。
このタイプの人は、「行きたい」「行きたくない」の葛藤状態から抜け出しにくい場合もあるでしょう。このため悩み続けてしまうパターンもあるのです。
完璧主義な性格
行くからには完璧に楽しみたい、あるいは自分をよく見せたいといったプレッシャーを感じやすい人もいます。
「完璧」のハードルが高いために、「行かない方が楽だ」という気持ちと「でも行きたい」という気持ちの間で揺れ動いてしまうのでしょう。
疲れやすくエネルギーレベルが低い
肉体的、あるいは精神的に疲れやすい人は、外出や人との交流にかかるコストを重く感じやすいです。
このため行きたくない気持ちが強くなることが多いでしょう。それでも、心のどこかに「行きたい」という欲求や義務感がある場合、行きたいけど行きたくない心理になるのです。
普段から疲れやすいという自覚があるので、尚更コントロールしなければ…という思いが強くなるのでしょう。
行きたいけど行きたくない心理になった時の対処法
行きたいけど行きたくない心理になった時には、理想的な対処法があります。では、こちらの内容について詳しくお伝えしていきましょう。
行きたい理由と行きたくない理由を具体的に書き出す
頭の中で考えているだけでは混乱しやすいので、紙に書き出してみましょう。なぜ行きたいのか、なぜ行きたくないのか、それぞれの理由を思いつく限りリストアップします。これにより、感情だけではなく論理的に状況を整理できるでしょう。
それぞれの理由の本音と重要度を考える
書き出した理由の中で、本当に自分がどう感じているのか、本音は何かを見つめ直しましょう。義務感からくる「行きたい」なのか、心から楽しみたい「行きたい」なのかが重要です。
また、それぞれの理由が自分にとってどれだけ大切なのか、点数をつけてみるなども有効でしょう。
行きたくない理由に対処できないか検討する
もし行きたくない理由が明確になったら、それを取り除く、あるいは軽減する方法がないかを考えてみましょう。
例えば疲れているなら、行く前に少し休息する、滞在時間を短くするなどもよいですね。人見知りしやすいなら、知っている人と一緒に行く、目的を決めて参加するという方法もあるでしょう。準備が面倒なら、前もって少しずつ準備しておくと安心です。
妥協点や代替案を探す
完全に参加するのが難しくても、一部だけ参加する、短時間だけ顔を出す、後日個別に会うなどの妥協点がないかを考えてみましょう。
完璧に参加するか、全く行かないかの二択ではないこともあるのです。視野を広くして現状を客観視すれば、新しいアイデアを発見できる可能性もあるでしょう。
自分の心や体調に耳を傾ける
疲労やストレスが溜まっている場合、「行きたくない」という気持ちになるのは体が休息を求めているサインかもしれません。
それでも無理に参加すると、後で心身のバランスを崩してしまう可能性もあります。周りの期待や義務感ではなく、今の自分の状態を最優先に考えることが大切です。
いつまでに決めるか期限を設定する
悩み続けることは、エネルギーを消耗する原因です。このため「今日の夜までに決める」「明日の午前中までに決める」など、決断するリミットを設けましょう。期限を決めることで、いつまでも悩み続ける状態から抜け出すことができます。
決めたら選択を受け入れる
色々と考えた結果、行くことにしても行かないことにしても、一度決めたらその選択を受け入れましょう。
「行けばよかったかな…」「やっぱり行かなければよかったかな…」と後悔するのではなく、現在の状況や気持ちを考慮して最善の選択をしたと自分に言い聞かせることが大切です。
自分を責めない
行きたい気持ちと行きたくない気持ちの間で揺れ動くのは、多くの人が経験する自然な心理です。
このため優柔不断だと自分を責める必要はないでしょう。自分の内側で葛藤が起きていることを認めて、「どうすれば自分が一番納得できるか」という視点で対処法を試してみることが必要です。
行きたいけど行きたくない心理を知ると行動がしやすくなる!
行きたいけど行きたくない心理について深く理解すると、今までよりも行動しやすくなる場合があります。
できるだけ日々を穏やかに過ごすためには、自分と向き合う時間を持って心の声に耳を傾けてあげることがとても大切です。
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