断っても誘ってくる人の心理には、様々な思いが関係している可能性があります。困ったな…と思っても、ストレートには言えない場合もあるでしょう。
では今回は、断っても誘ってくる人の心理を詳しくお伝えしていきますので、今後の接し方に役立てていただけると幸いです。
断っても誘ってくる人の心理
「断っているのに、なぜ何度も誘ってくるの?」と困惑したり、怖さを感じたりすることもありますよね。
断っても誘い続ける人の心理は、単なるしつこさだけではなく、その人の性格や認知の歪み、あるいはコミュニケーション能力の欠如が原因となっていることが多いです。では、まずはこちらの内容について詳しくお伝えしていきましょう。
「拒絶」を正しく認識できていない(ポジティブ変換)
相手の断り文句を、自分の都合のいいように解釈してしまうタイプです。「今は忙しくて…」という断りも「忙しいだけで、時間ができれば会いたいんだな」と文字通りに受け取るでしょう。
あるいは、「恥ずかしがって照れているだけだ」と変換することもあります。悪気がないことが多く、「断られた=嫌われている」という発想が抜け落ちているため、めげずに何度もアプローチしてくるでしょう。
「数打てば当たる」という狩猟的な思考
人間関係を、確率論やゲームのように捉えているタイプです。一度の拒絶で諦めるのは損だと考えているでしょう。
10回誘えば1回くらいはOKが出るだろうという、営業活動に近い感覚で誘っています。相手の感情よりも「自分の目的(デートに行く、会う)」を達成することに執着していて、断られること自体をあまり気にしていません。
「押し切ればいける」という成功体験がある
過去に、粘り強く誘って相手が根負けした経験があり、それが成功体験として定着しているタイプです。
「最初はみんな嫌がるけど、最後は喜んでくれる」「熱意を見せれば心を開く」という歪んだ自信を持っているでしょう。
相手の「NO」を単なる「交渉の始まり」としか見ていません。自分の熱意(しつこさ)を一途さだと勘違いしているケースも多いです。
相手の気持ちを想像する力が弱い(共感性の欠如)
相手がどれだけ困っているか、不快に思っているかを想像することができないタイプです。「誘いたい」という欲求で頭がいっぱいになり、相手の立場に立って考えることができません。
空気を読むのが苦手で、社交辞令を理解できないところも。「行けたら行きますね」といった曖昧な表現を「確定の約束」として待ち続けてしまうこともあります。
支配欲や優位性の確認
相手を自分の思い通りに動かしたいという、支配的な心理が隠れている場合があります。断られても誘い続けることで、相手の時間を奪い、自分に意識を向けさせようとするでしょう。
最終的に相手を屈服(承諾)させることで、自分の優位性を確認しようとします。相手の嫌がる顔を見て喜んでいる節があったり、断ると急に不機嫌になったり、罪悪感を植え付けようとする発言(「せっかく予約したのに」など)をするタイプでしょう。
断っても誘ってくる心理になりやすい人の特徴
断っても誘い続けてくる人には、共通する性格や物事の捉え方があります。本人は「熱心なだけ」「親切なだけ」と思っているケースも多いですが、受け手からすると「なぜ通じないの?」と恐怖を感じることも。それでは、そんな人の代表的な特徴を詳しくお伝えしていきましょう。
他人の感情よりも自分の欲求が優先
自分の中に「会いたい」「話したい」という強い欲求が湧くと、それが相手にどう思われるかという視点よりも先に立ってしまうタイプです。
想像力や共感性がやや欠如しており、自分が楽しいことは相手も楽しいはずだという思い込みがあるでしょう。
相手の「NO」という言葉は聞こえていても、「自分の『好き』という気持ちの方が大きいから大丈夫」という謎の優先順位を持っています。
物事を「白か黒か」で極端に考える
グレーゾーン(曖昧なニュアンス)を理解するのが苦手なタイプです。「今は無理」という言葉を「今は」という条件付きのYESだと解釈するでしょう。
完全に縁を切るレベルの拒絶でない限り、「チャンスは継続している」と捉えてしまいます。社交辞令や、相手が傷つけないように選んだ優しい言葉の裏にある「拒絶の本音」を読み取ることができません。
自己評価が極端に高いか極端に低い
どちらのパターンも、相手の反応を正しく受け止められません。「自分に誘われて嫌なはずがない」「今は忙しいだけだ」という過剰な自信があることも。
逆に「ここで引いたら自分は価値のない人間になってしまう」という恐怖から、必死にしがみついて誘い続けてしまう人もいます。どちらのケースでも「ありのままの自分と相手の距離感」を正確に把握できていません。
過去に粘り勝ちした成功体験がある
これが一番厄介なパターンです。以前、誰かをしつこく誘って「折れた相手が最後は来てくれた」という経験を持っている人もいるでしょう。
このタイプの人にとって「NO」は「諦めろ」ではなく、「もっと熱意を見せろ(押せばいける)」という合図になっています。しつこくすることを、一途で誠実な努力だと美化しているのでしょう。
孤独感や執着心が強い
特定の相手に自分の居場所や承認を強く求めているタイプです。趣味が少なかったり、狭く深い人間関係を好んだりする傾向があるでしょう。
相手を「一人の人間」として尊重するよりも、自分の孤独を埋めるためのパーツや救世主のように見てしまいます。
このため、失うことへの恐怖(見捨てられ不安)から、断られてもなりふり構わず誘ってしまうのでしょう。
断っても誘ってくる人への対応の仕方
断っても誘ってくる人への対応で最も大切なのは、期待を持たせないことと解釈の余地を与えないことです。
相手は、こちらの優しさや曖昧さを「押せばいけるサイン」だと誤解している可能性も。では、相手のタイプや関係性に合わせて効果的な対応策をご解説していきましょう。
理由を言わずに断る
「その日は予定があって…」「仕事が忙しくて…」という理由は、しつこい人には逆効果です。「あいにくですが、お応えできません」「行くことはできません」と、理由を添えずに結果だけを伝えましょう。
理由を言うと、相手は「じゃあ仕事が終わる時間は?」「別の日は?」とその理由を潰すための解決策を提案してきます。理由を言わなければ、相手は反論の糸口を失います。
期待を完全に遮断する言葉を使う
「また今度」「落ち着いたら…」という言葉は、相手にとっては「いつか誘っていい」という許可証になります。
このため「今後もお誘いを受けることはありません」「二人でお会いするつもりはありません」と、未来の可能性をゼロにする表現を使いましょう。
とても冷たく感じるかもしれませんが、しつこい相手にとっては「はっきり言われること」が最大の親切であり、唯一の抑止力になります。
連絡の間隔を空けて反応を薄くする
返信が早いと、相手は「自分に時間を割いてくれている=脈あり」と勘違いします。このためメッセージを数日放置し、返す時も「無理です」「行けません」の一言、あるいはスタンプひとつで済ませましょう。
心理学的には、反応を減らすことで行動を消去させる手法が有効です。「この人を誘っても何の反応(報酬)も得られない」と脳に学習させましょう。
共通の知人や第三者を介入させる
一対一のやりとりでは、相手が暴走したり「自分たちだけの世界」だと勘違いしたりすることがあります。
このため「他の方も誘いましょう」「〇〇さん(共通の知人)にも相談してみますね」と外の目を意識させましょう。
第三者が入ることで、相手は自分の行動が客観的にどう見えるか(しつこい、迷惑)を意識せざるを得なくなり、抑止力が働きます。
物理的・デジタルの遮断
何を言っても通じない相手は、こちらの言葉を「自分への関心」だと脳内で変換しています。この場合、通知オフやブロック、着信拒否などで、情報の入り口を完全に閉じましょう。
職場が同じなどでブロックが難しい場合は、「業務以外の連絡には一切反応しない」という鉄のルールを自分の中に作り、事務的な対応に徹してください。
断っても誘ってくる心理は分かりやすい場合も!
断っているのに誘ってくる相手に対しては、できるだけ冷静に対応しましょう。表面だけを見て判断せずに、相手の内面を理解すると接しやすくなる可能性が高いです。
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