もしもの話をする心理に男性がなる時は、本音が分かりづらいケースもあります。このため女性としては「なぜこんな話をするのかな…」と悩んだり、不安になったりすることも。
では今回は、もしもの話をする心理に男性がなる時、本音を知りたいと思った時のために把握しておきたい内容を詳しくお伝えしていきますね。
もしもの話をする心理になる男性の本音
男性が「もしもの話」をする背景には、いくつかのパターンがあると考えられます。では、その本音について詳しくご説明していきましょう。
関係性の進展や将来を探りたい
「もしも一緒に住むことになったらどうする?」「もしも結婚したらどんな生活になるかな?」という話をする時、男性は女性の反応を見て自分に対する好意や将来を意識しているかを探ろうとしています。
将来を真剣に考えている場合、具体的な未来のイメージを共有して、相手の女性の意見や考えを聞きたいと思っているでしょう。二人の価値観が合うか、一緒に暮らすイメージが持てるか確認したいのです。例えば結婚を考えている男性が「もしも結婚するとしたら…」と切り出すこともあるでしょう。
自分の本音や願望を間接的に伝えたい
直接的に言うのは恥ずかしい、あるいは時期尚早だと感じている場合もあります。「もしも君と毎日会えたら幸せだろうな」といった話は、相手への好意や愛情を、直接的すぎない形で伝えたいという男性の本音でしょう。
「もしもこんな家があったらいいな」「もしもこんな仕事ができたらな」といった話は、理想や夢を相手に知ってほしい、共感してほしいという気持ちの表れです。
自分の内面や普段考えていることを、もしもの話を介して相手に知ってもらいたい、より深く理解してもらいたいという欲求があるのでしょう。
単純な空想好きや遊び
もしもの話には、必ずしも深い意味があるわけではない場合もあります。純粋に空想や想像を楽しむタイプで、会話をより面白くクリエイティブにしたいと考えている場合もあるでしょう。
特にこれといった話題がない時に、会話を盛り上げるための軽いジョークやアイスブレイクとして「もしもの話」を振ることもあるのです。
移動中や待ち時間など、手持ち無沙汰な時に気軽にできる会話のツールとして使っている場合もあるでしょう。
「もしもの話」をすることが多い男性の特徴
もしもの話をよくする男性には、いくつかの共通する特徴があります。では、こちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
想像力豊かで考えることが好きなロマンチスト
現実だけではなく、様々な可能性や未来のシナリオを頭の中で描き出すのが得意な男性もいます。
物事を多角的に捉えるタイプで、既成概念にとらわれない発想力を持っているでしょう。自分の理想や夢を大切にし、それを具体的な形で表現したがる傾向があります。
「こうなったらいいな」という願望が強く、それをもしもの話として語ることで、実現への道を模索していることもあるでしょう。
未知のことや、まだ起こっていないことに対して強い好奇心を抱いています。もしもの話を通じて、その好奇心を満たそうとすることもあるでしょう。
論理的思考力が高く問題解決型
何か問題が起きた時や新しいことを始める前に、あらゆる可能性を想定してその対策を練ろうとします。
このようなタイプの人にとって、もしもの話は一種のシミュレーションであり、リスク管理や効率化につながると考えていることが多いでしょう。
状況を細かく分析して、様々な角度から物事を捉えることができるタイプです。もしもの話を通じて、その分析力を発揮し、解決策や最適な選択肢を探ろうとするでしょう。
将来を見据えて物事を計画的に進めたいという気持ちが強く、もしもの話はその計画の一部の可能性があります。
慎重派で不安を感じやすい
不測の事態や失敗を避けたいという気持ちが強く、あらゆる「もしも」の状況を想定することで、心の準備をしたり回避策を考えたりしようとする男性もいます。
ポジティブなもしも話だけでなく、悪い状況や困難な状況の「もしも」を話すことで、不安な気持ちを整理したり、理解を求めたりすることもあるでしょう。
完璧主義な傾向があり、失敗を避けたいがために事前にあらゆる可能性を検討するようにしています。
コミュニケーションに特徴がある
直接的に感情や願望を伝えるのが苦手な場合、もしもの話という形で間接的に自分の本音や理想、期待を伝えようとします。
「もしも〇〇だったらどうする?」と相手に問いかけることで、相手の価値観、思考パターン、自分に対する気持ちなどを探ろうとするでしょう。
これは、相手への関心が高いサインでもあるのです。会話のきっかけとして、あるいは場を和ませるために、面白いもしもの話を振ることもあるでしょう。
特に初対面やまだ関係が浅い相手との会話で使うことがよくあります。自分の空想や思考に相手にも加わってほしい、共感してほしいというケースもあるのです。
もしもの話をする男性への接し方
もしもの話をする男性に対しては、理想的な接し方があります。では、こちらの内容を詳しくご説明していきましょう。
耳を傾けて楽しむ姿勢を見せる
相手の「もしも」がどのような内容であれ、まずは興味を持って耳を傾けることが大切です。相手が「もしも宝くじが当たったら…」と話したら、「面白いね!」「そうなんだ!」と肯定的な相槌を打ちましょう。
想像力や思考を受け止める姿勢を示すことで、男性は安心して話し続けることができます。また、笑顔は最高のコミュニケーションツールなので、楽しそうに聞いているこちらの表情は相手に安心感を与え、もっと話したいと思わせることができるでしょう。
話している途中で、「でも現実にはね…」と遮ったり、否定したりするのは避けたいですね。相手の思考の流れを尊重し、最後まで耳を傾けることが重要です。
同じ形式で返事をする
相手がこちらの反応を探っている場合、同じ「もしも」の形式で返すことで、心の距離を縮めることができます。
男性に「もしも週末に何でもできるなら何したい?」と聞かれたら、「えー…難しいな!もしも○○だったら、私は△△がしたいかな!」のように、具体的に想像を膨らませて答えましょう。
自分の個性や価値観を伝えるよい機会にもなります。もしくは、相手が話した「もしも」の続きを一緒に考えたり「それって、もしもこんな展開になったらどうなるんだろう?」と皿に深掘りしたりすると、共同作業のような楽しさが生まれるでしょう。
言葉の裏にある本音を読み解く
もしもの話の内容から、相手の隠れた願望や不安、こちらに対する気持ちを推測してみましょう。
例えば「もしも一緒に住んだら」「もしも結婚したら」といった話をする場合は、将来を真剣に考えている可能性が高いです。
「もしも仕事を変えるなら」「もしも世界一周するなら」といった話は、隠れた夢や願望を示している場合もあるでしょう。
話の内容は、相手の価値観や人生観を理解する手がかりになります。「もしもこんなトラブルが起きたらどうする?」という話は、相手の現実的な思考や問題解決へのアプローチを知るよい機会です。相手の頼りがいのある一面が見える可能性もあるでしょう。
バランスと適度な距離感も意識する
相手がもしもの話ばかりするタイプでも、現実とのバランスも大切にしましょう。もしもの話ばかりで現実的な話が進まない場合は、「面白いね!ところで、今度の週末はどうする?」のように、自然に現実の話題に戻すことも有効です。
相手が話したくない「もしも」の話題には深入りせず、プライバシーを尊重する姿勢も大切です。
もしもの話をする心理に隠れた本音は案外分かりやすい!
「もしもの話」は、相手の内面を深く理解し、二人の関係をより豊かなものにするための素晴らしいツールとなり得ます。
そしてこちらが想像しているよりも複雑ではない感情が関係していることもあるでしょう。このため相手の話に耳を傾けて、こちらも楽しんで会話をするとよりよい関係を築けるのです。
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