いつも音楽を聴いている人の心理を少しだけ理解すると、もっとスムーズな付き合い方ができるようになります。音楽は多くの人が楽しめるもので、心理的に与えるメリットもたくさんあるといわれていますよね。
音楽鑑賞を趣味にしている人がいるように、私たちにとって音楽は欠かせない存在かもしれません。では早速ですが、いつも音楽を聴いている人の心理について見ていきましょう。
いつも音楽を聴いている人の心理状態について
お店で流れているBGMに、無意識のうちに体が揺れてしまうこともありますよね。音楽がある生活はとても満たされて、人間の本能に訴える力があるのかもしれません。ではいつも音楽を聴いている人は、どのような心理状態になっているのでしょうか。
好きな人がいる
いつも音楽を聴いている人は、心理的にとてもロマンチックな気分になっていることがわかります。恋をするとラブソングが聴きたくなるように、音楽はその人の心境を表現してくれるもの。
自分と等身大の主人公の歌や曲を聴くと、とても心が温まりますよね。音楽は予測とは違った展開にドキドキさせられることがよくあり、恋愛と共通した部分があります。
好きな人がいるともっとドキドキしたくなり、音楽の予測できない展開を期待しているのかもしれません。思いもよらないことが起こると感動につながり、恋をしている自分をもっと好きになれる場合もあるでしょう。
気分を高めたい
いつも音楽を聴いている人は、心理的に低迷した気分を高めたい願望があるため。たとえば仕事に行く前にノリのよい音楽を聴いたり、デート前にモチベーションをアップさせるために好きな曲を聴いたり。
音楽にはあらゆる魅力があり、こうなりたいと描く自分の姿に近づくためにも必要なツールです。とくに激しいテンポの音楽は、無意識のうちに幸福感が増してきて、苦手な場面も楽にこなせるかもしれません。
ストレスが溜まっている
音楽療法と呼ばれるものがあるように、音楽は人間の健康管理にも活用されています。花に音楽を聴かせると綺麗に育つともいわれていますが、音楽はあらゆるストレスから解放させてくれるものなのです。
いつも音楽を聴いている人は、心理的に心の負担が多い傾向にあり、音楽で気分転換やストレス発散をしているのかもしれません。音楽の高音や低温、強弱は心理的に揺らぎとなり、聴く人を安心させてくれる作用が期待できます。
ストレスが溜まっている人は、自分に必要な揺らぎを音楽に求めているのでしょう。イライラした時に静かなヒーリング音楽を聴く、暗い気分の時に激しいリズムの曲を聴くなど、上手く自分をコントロールしているのです。
ノスタルジックに浸りたい
いつも音楽を聴いている人は、心理的に過去に戻りたい、ノスタルジックな気持ちになりたい願望があります。たとえば別れた恋人を思い出したくなり、二人でよく聴いた曲を繰り返すこと。
懐かしいことを思い出させる音楽は、ノスタルジックな感情を引き出すのに都合がよいものです。音楽はひとつひとつに思い出があり、その時の自分の気持ちや背景も一緒に頭の中に流れてきますよね。
過去の辛い出来事も楽しい思い出も、たった一曲の音楽でタイムスリップすることができるのです。
本能的な理由も
お気に入りの曲を何度も繰り返し聴いてしまうことは誰しもあるでしょう。いつも音楽を聴いている人は、本能的なところも関係しているのかもしれません。
同じ曲をリピートするのは、自分自身を満たすためとも考えられます。自分ではきっと気づいていないはずですが、いつもスマホとヘッドホンが手放せないのは習慣化していることも。
コーヒー好きの人が毎朝コーヒーを飲んでしまうように、本能的なところから音楽を求めているのでしょう。
創造力を高めたい
気合を入れて仕事やエクササイズをする時は、音楽のボリュームをアップしたくなりますよね。それは自分だけの世界に浸りたいためで、その先にあることは創造力を高める願望なのです。
音楽から得られるものはとても抽象的ですが、聴いた後は気分がすっきりして、頭にひらめくものがありますよね。適度なノイズは、抽象的な思考を促してくれる可能性も。
クリエイティブな仕事をしている人は、音楽からアイデアを探そうとしているのでしょう。
音楽の好みでわかる相性とは?
好きな音楽が共通している、好きなアーティストが一緒など。音楽を通じて、好きな人との仲がさらによくなることがありますよね。
性格が人によって違うように、音楽の好みも違います。では相性が合うかどうか、音楽のジャンルごとにわかる性格をご紹介しましょう。
ダンスミュージックが好きな人は外向的
いつも音楽を聴いている人の心理は、自分の気持ちを外にアピールしたいこともあるでしょう。体が自然と揺れてしまうダンスミュージック。
クラブに行きたくなるようなノリのよい音楽を好む人は、とても外向的な性格であることが特徴です。よくも悪くも、他人の気持ちに少し鈍感なところがあり、「自分さえよければよいと思っている」と周囲から誤解されてしまう可能性も。
あまり神経質にならずに付き合えるのはよいところで、はっきりと意見を言ってもあまりこじれないといえるでしょう。ただし鈍感さが目立ってしまうと、恋人から不評を買ってしまう場面も多くなるかもしれません。
オペラやクラシックが好きな人はプライドが高い
オペラやクラシック音楽は、たまに聴くならよいけど…という存在ではありませんか。静かに心を落ち着かせたい時や、あまり意識せずBGMを流したい時、ふと思い浮かぶことも。
オペラやクラシック音楽が好きな人は、プライドが高い傾向にありますので、音楽のこだわりについて他人と語りたくないタイプかもしれません。
またオペラなどの音楽は計画的な人が好みやすく、丁寧に物ごとを進めていくところもあるため、無計画なデートなどは苦手です。あまり社交的でない人も多いでしょう。
ロックが好きな人はクリエイティブ
激しいエレキギターの音楽や、大音量で聴きたくなってしまうロック。いつも音楽を聴いている人は、心理的に創造力を高めたい願望があり、ロックはまさしくクリエイティブなタイプが好むジャンルです。
とても悠々とした態度や怖気づかないところがカッコよく見えますが、他人への思いやりが少し欠けてしまうことも。ロック音楽を好む人は、自分のスタイルとして取り入れていることも多いため、個性を大切にする性格ともいえますね。
インディ系が好きな人は繊細
インディ系は個性的な音楽なので、あまり意識して選ばない人も多いかもしれません。このジャンルをいつも聴く人は、ガラスのハートの持ち主である可能性も。
他人の一言や態度で、すぐに気持ちが揺さぶられてしまうでしょう。ただしとても創造力が豊かなので、クリエイティブな仕事には向いています。
もし恋人なら、相手の気分を理解しながら上手に付き合うことがコツ。もっと自信を持つことができるよう、励ましてあげるとよいかもしれません。
演歌が好きな人は歌詞に共感
若い世代でも演歌が好きな人が最近増えているようですが、あえて演歌を選んで聴く人は、リズムやメロディではなく「詞」に共感しています。
人の言葉をしっかり受け止めるタイプで、感情的な性格。ひたすら努力する人や、弱音を吐かない人を見ると応援したくなるでしょう。
演歌が好きということは、カラオケが好きな人にも共通する部分なので、周囲から注目されたい思いも少しあるのです。
まとめ
いつも音楽を聴いている人の心理は、誰にでも納得できる部分があるでしょう。音楽をじっくり聴く時間がないほど忙しい生活よりも、一人の世界に浸るわずかな時間は、できれば持っていたいですね。これからは気になる人の好みの音楽から、相手の性格をチェックしてみましょう。
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