実家に連れて行くのは、心理的にどのような状態になっているからなのでしょうか。友人同士でも、人によっては家族に会わせるのが抵抗に感じる場合もあるように、異性なら尚更意識してしまうことです。
そこで今回は、付き合う前なのに実家に連れて行く心理について詳しくご解説していきましょう。
実家に連れて行く心理について
交際相手を実家に連れて行くのは、将来を意識している場合が多いでしょう。しかし付き合う前の場合はどのような心理背景が関係しているのか、考えられる理由ごとに詳しくご説明していきますね。
社交的な人だから
付き合う前なのに実家に連れて行くのは、心理的に色々な人と楽しく付き合いたい願望があり、オープンな環境で育っていることも関係しています。社交的な人はとてもノリがよく、その場の流れに合わせて色々なことを楽しめる性格。
周囲の人と調和をとるのが上手で、交際していない人でも気軽に家族に紹介して、皆で仲良くなりたいと考えているだけです。この場合は、連れて行く人に対して特別な想いがあるとは限りませんので、異性でも「会社でお世話になっている人」など、あまり深く考えずに実家に連れて行くはずです。
家族もそのような背景を理解しているので、過去にも数多くの異性の知り合いを連れて行っているかもしれません。
真剣に交際したいから
実家に連れて行く心理は、真剣交際を考えているためで、恋愛対象になっている可能性があります。結婚の報告をする際に初めて相手の親に会うというケースがありますが、付き合う前も同じような感覚で、大切な人がいることを家族に理解してもらいたい時に実家に連れて行くことがあります。
本気で好きになった人なので、自分の気持ちをわかりやすく相手にアピールして自分の家族に紹介しているケースです。結婚相手の候補になっている可能性も高いでしょう。
用心深いから
実家に連れて行く心理はとても用心深い性格で、これから交際したい相手が自分に合っているかどうか、性格や人間性などを家族に判断してもらいたい気持ちがあります。
過去に恋愛で失敗した経験がある人やバツイチの人など、家族がとても心配している状況だと「付き合う前に一度会わせて」とお願いされていることもあるかもしれません。
用心深く慎重な性格なので、家族に承認してもらうまでは不安なのでしょう。安心して付き合うための最初の通過ポイントが実家なのです。
幅広い人間関係を築きたい
実家に連れて行く心理は、あらゆるコミュニティの人や年齢層、さまざまな職業などにこだわるバラエティに富んだ人間関係を築きたい願望があります。付き合う前の人にも、自分の人付き合いのスタイルを知ってもらいたい気持ちがあるのでしょう。
もしくは恋愛感情は一切なく、知り合いを一人増やしただけというノリで家族に会わせていることもあるかもしれません。家族と自分の知り合いのつながりが強くなると、自分にも有益なことがあるかもしれないため、人との出会いをとても大切にしている人。
結婚してからも家族ぐるみで積極的に付き合いたいタイプですね。場合によっては、結婚相手の候補になっている可能性もあるでしょう。自分抜きで友人と家族が仲良くなっても全く不安がないタイプです。
たまたま連れて行っただけ
実家の近くに来たから…という思いで、特別な理由なく付き合う前なのに連れて行くこともあります。「すぐ近くに親が住んでいるからお茶を飲んでいこう」「実家に取りに行くものがあったからついでに…」とその場の流れで判断しているだけ。
しかし連れて行かれる人にしてみると、知り合いの「実家」というのは気を抜いて訪問できる場所ではなく、相手の思いを勘違いしてしまうこともあるかもしれません。
また将来を真剣に考える相手の場合も、たまたま偶然を装って実家に連れて行くこともあります。
親を牽制している
付き合う前なのに実家に連れて行く心理は、親を牽制している意味があります。結婚適齢期を迎え、相手がいるのかどうかわからず不安になっている親、お見合い話をよく持ってくる両親など。
そんな話を負担に感じている人は、異性の存在をアピールして親を牽制しています。付き合っている人がいるとはっきりは言わないけれど、親にこれ以上心配をかけたくないと思っている時や、あまりにも結婚にこだわっている親の場合など。
異性の存在を目前にすれば、自分を放っておいてもらえると考えている心理状態です。
信頼しているから
派手な人や目上の人へのマナーがわからない人を実家に連れて行くのは勇気が要りますよね。異性なら尚更交際している可能性もありますので、両親のチェックは厳しくなると思われます。
そのような考えがあると、実家に連れて行くのは心理的に相手を信頼していると考えてもよいでしょう。きちんとしている人で、親からも好かれる素敵な人だと思っているので、安心して実家に連れて行けるのです。
逆に親に好かれないタイプだと、何年交際しても実家に行くのは抵抗があるのは仕方ないですね。
付き合う前に見せる脈ありサインとは?
実家に連れて行くことは、色々な心理状況が関係していると考えられますが、よくあるのは特別な気持ちを抱く人だから…ということが挙げられるでしょう。しかし実家に行ったからといって恋人候補とも言いきれないこともありますので、本気度を判断するために意識したい付き合う前の脈ありサインをご紹介します。
褒めてくれることが多い
洋服や髪型などを変えるとすぐに気づいてくれる人もいるでしょう。他の人が気づかないような些細なところに対しても、すぐにポジティブなコメントをしてくれます。
とても気になる人の存在は思わず目で追ってしまうため、変わったところがあると自然と反応してしまうのでしょう。興味を持っているということは、それだけ気持ちが強くなっているため。付き合う前なのにやたらと気にかけてくれる人は、脈あり度が高いといえますね。
休日を一緒に過ごしたがる
友人を実家に連れて行く場合は、無計画に突然立ち寄る場合も多く、お互いにあまり準備せず気軽に行けますよね。もし好きな人で今後恋愛関係になると想定できる相手なら、きちんと段取りをして、家族にも相手にもそれとなく告知してくるはず。
その場合は仕事帰りではなく、休日にたっぷり時間をとり実行するでしょう。休日という時間帯は完全にプライベートなので、友人を誘うのも多少気を遣ってしまうことがあります。
付き合う前なのにやたらと休日に約束したがるのは、自分の存在感が相手にとってどの程度なのか知りたい気持ちも隠されているでしょう。
家族の話をよくする
家族の話は知らない人にはやたらとできないことなので、付き合う前に兄弟や親の話をする人は、心を許しているサインです。脈ありで、しかも信頼している人なので、将来的にも真剣な交際を考えているはず。
親友や家族など、自分が大切にしている人や物を共有するのは、相手が同じ感覚でいることを確信できたからなのでしょう。気になる人とさらに一歩踏み込んだ関係になるためには、育った背景や環境を知ることはとてもよい材料になります。
これからもよい付き合いができるように、徐々に自分のプライベートな空間へ招いているのかもしれません。
まとめ
実家に連れて行く心理になるのは、家族に会わせても大丈夫だというお墨付きの意味があるためでしょう。誤解されたくない場合は、実家に行く目的を質問することも必要になりますので、お互いに気持ちよく家族と交流できるように計画してみましょう。
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