すぐ引っ越す人は、心理的な理由があるのでしょうか。定期的に引っ越して連絡してくる人。仕事やライフスタイルとは一切関係なく、なぜか一か所に定着しない人が稀にいますよね。
今回はすぐ引っ越す人の心理背景について詳しくご解説していきますので、付き合う際に参考にしてみてください。
すぐ引っ越す人の心理背景にあること
すぐ引っ越す人は心理背景にあることが関係しています。できればあまり繰り返したくない「引っ越し」ですが、あえて続けるのは次のようなことが考えられます。
飽きっぽいから
すぐ引っ越す人は、心理的に違う楽しみや刺激を求めるためで、周りからは飽きっぽい性格の人と思われています。暮らしの場所はいつも同じで、安定した環境を求めるのが大概の人。
しかし飽きっぽい性格だと、安定よりも変化を常に求めてしまうので、定期的に引っ越しがしたくなり実践してしまいます。このタイプは引っ越しだけでなく、人間関係も同じように飽きっぽいので、色々な人との関わりがあるといえるでしょう。
これは恋愛では意外と弱点になるので、付き合う前に慎重に考えるべき時もありそうです。
自分磨きのため
すぐ引っ越す人は、心理的に自分をもっとアップグレードしたい思いがあるから。同じ環境にいると自分が変わることはなく、毎日同じ風景、同じ隣近所という空間から何も新しいものが得られない場合もあるでしょう。
引っ越しは新しい土地に慣れるまで時間がかかりますが、その間に知らないことを色々と学びます。環境が人を変えるように、すぐ引っ越す人は引っ越して新しい自分を見つけたい気持ちや、もっと自分を輝かせたい思いが強いのでしょう。
好奇心旺盛
すぐ引っ越しする人は、心理的に興味を持ったことを追求したい思いがあるためです。どのような場所も「住めば都」といわれますが、好奇心旺盛な人は色々なことが気になり、考えるだけでは納得しません。
都会に住んでいると田舎暮らしが楽しく見える、古いアパートから新築マンションのハイテクな暮らしに憧れるなど。好奇心をわざと刺激しているつもりはなくても、無意識に周囲を気にかけて暮らしているので情報がどんどん入ってしまい、心を満たすために結果的に行動してしまいます。
自己肯定感が低い
すぐ引っ越す人は心理的に自己肯定感が低いためで、自信がないのでいつも不安に。周囲から見ると落ち着きなく見えることもよくありますが、引っ越しを繰り返すのも不安から逃れるためなのです。
自分が住んでいるところがカッコ悪い、田舎すぎるなど、周囲の視線を気にしすぎているのでストレスが溜まりやすいでしょう。どこで暮らしても必ず不安材料を見つけてしまうので、定着する場所が見つかりません。
自己肯定感を高めるまでは引っ越しもずっと続き、物質的なことではなく精神面からも変えていくことが必要です。
気持ちのリセットをしたい
住む場所が変わると気分まですっきりして、新たな生活と人生のスタート地点に立った気分になりますよね。朝の風景が違うだけで何となくテンションがアップして、仕事や恋愛も今以上に上手くいきそうです。
引っ越しは定期的に気分のリセットをしたいことも心理背景にあり、そのたびに自分がよりよく変わっていく気持ちに。仕事で経験した嫌なことや、友人関係のリセットなど、最初からやり直したいと感じることが多く、そのたびに引っ越したくなるのです。
現実逃避している
すぐ引っ越す人は、心理的に現実逃避したい思いが強いためです。嫌なことがあると逃げてしまうタイプ。きちんと向き合って対処しないので、結果的に同じことの繰り返しになる場合もあるでしょう。
生活の場はある種のリアリティで、全ての原動力になっています。そのため嫌なことがあると違う暮らしの場所が欲しくなり、現実逃避してトラブルを解消したい思いがアピールされています。
たとえば隣の人と上手く付き合えないから引っ越すなど、根本的なことを考えず行動に移すので、いずれ現実に引き戻されて余計に辛くなってしまいます。
お金持ちアピール
すぐ引っ越す人は、心理的にお金持ちであることをアピールしたいためです。「引っ越し貧乏」という言葉もありますが、何度も続けているとお金がかかり引っ越しのたびに散財。
それでも定期的に引っ越すのは、それだけ自分の財力があることを皆に知ってもらいたいためなのです。「よくお金が続くね」と人に言われるとプライドをくすぐられて嬉しくなります。普段からブランド品を好み、生活レベルが皆と違うことをわざと見せつけたがるタイプです。
スピリチュアルなことを意識している
すぐ引っ越す人は、心理的にスピリチュアルなことを信じているためで、風水の方角やその年のよい方角などを考えるから。スピリチュアルな人はインテリアにもこだわりがありますので、運気を招くために玄関先に植物を飾るなど、色々な工夫がされているでしょう。
最近いいことがないな…と思うと引っ越して、自分にとってメリットのある地域や家の間取りなどにアップグレード。スマホで毎日占いをチェックし、スピリチュアルなことを常に基本として活動するタイプです。
我慢が苦手
完璧な家や暮らしはなかなか手に入らず、いつかは気になるところが出てくるもの。しかし誰しもあるところで我慢して割り切って、現状の生活を維持しているでしょう。
すぐ引っ越す人は、心理的に不満が多く我慢が苦手。それは自分が一番可愛いことも関係しているので、辛い状況からすぐに逃げ出すよう引っ越しを続けます。新築マンションでよかったけれど駅から遠い、上の階の人がうるさい、キッチンが狭すぎるなど。
自分の理想に叶う場所を求めて転々と暮らしてしまうタイプです。我慢が苦手なのは、ネガティブ思考のためでもあるでしょう。駅から離れている場所なら、面倒くさいと思うよりも静かでいいと考えたほうが現状に満足しやすくなります。
すぐ引っ越す人の性格的特徴
心理的な要因だけでなく、すぐ引っ越す人は性格的なことも関係しているようです。次のような性格の人は、引っ越しが意外と好きなところがあるでしょう。
キャパシティ以上のことをやりたがる
すぐ引っ越す人は、自分のキャパシティ以上のことをやりたがる傾向があります。能力を認めてほしいと思う気持ちが強く、仕事も人間関係も少し無理をしがち。結果的に落ち着いて何もできなくなり、常にあちこち動いている印象を受けます。
引っ越しも本来はしたくないのに、自分に挑戦して新たな生活を手に入れようとしているのかもしれません。能力以上のことをやると失敗も多いですし、何から手をつけていいのかわからなくなります。
結果的に収入のほとんどが家賃になるような高級な暮らしを選んでしまうなど、引っ越し貧乏で苦労してしまうかもしれません。
集中力がない
引っ越ししたくなるのは、他がよく見えてしまうのも関係しています。目の前のものに集中しないと気が散り、余計な情報が頭に入ってくるのは当然のこと。落ち着かない人は、目の前に何かあっても全く違うことを考えてしまい、ひとつのものに集中できません。
引っ越しも必要性があるわけではなく、今の生活のよさに気づいていないだけ。このタイプは恋愛や人間関係でも同じで、あちこち気が散ってしまい、一人とじっくり関係を築けない場合もありそうです。
計画性がない
引っ越しを繰り返すのは、行き当たりばったりの行動をするのが好きな性格だから。計画性がないので、最終的に後悔する場面も多いでしょう。とくに引っ越しは、とても大切なライフイベントになります。
金銭的なことや生活環境など、あらゆることを考えて判断するべき。しかし計画性がない人は感情的に判断する場面も多く、あちこちで暮らしたい衝動が抑えられないのです。
まとめ
すぐ引っ越す人は、心理的に刺激や変化を求める傾向がありますが、生活の場は人それぞれ居心地のよさを感じるもの。周囲に迷惑がかからない程度で引っ越しするならいいのかもしれません。
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