恋愛の話を避ける心理に男性がなるのは、様々な理由があることが考えられます。皆で恋愛の話をしている時に一人だけ口をつぐんだり、二人でいる時に恋愛の話になった途端に言葉数が少なくなったりする男性も。
こういったケースでは、なぜそのような態度をとるのか疑問を抱くことが多いでしょう。そこで今回は、恋愛の話を避ける心理に男性がなる理由や適切な対処法について詳しくお伝えしていきます。
恋愛の話を避ける心理に男性がなる理由
恋愛の話をしたがらない、自ら避けようとするという男性は、どのような思いを抱えているのでしょうか。考えられる理由について詳しく見ていきましょう。
相手に好意があるので照れてしまう
恋愛の話を避ける心理に男性がなるのは、相手の女性に好意を持っているからです。好きな人と恋愛の話をするのは特別な時間であり、つい緊張してしまうもの。
相手の恋愛観や好きなタイプについて知りたいようで、もし自分とかけ離れていたらショックを受けてしまうため、聞くのが怖いという男性心理もあります。
また、自分の恋愛観を知ってもらうことも緊張や不安が伴い、どのようなリアクションをとられるか気にしすぎてしまうので、恋愛の話を避けているかのような態度に見えることもあるでしょう。
意見に自信が持てない
自分の意見が正しいとは思えず、発言するのに気乗りしないために恋愛の話を避ける心理になる男性もいます。特に相手から恋愛相談を受けるような場面では、できるだけ役に立つアドバイスを提供してあげたくて、相手のために考えすぎてしまう場合も。
しかし相手を納得させられるほどの力はなく、恋愛経験も多くないため、そもそも恋愛の話をしたくないと思ってしまう人もいるでしょう。自信を持って述べることができる意見でなければ他人に言いたくないと思うタイプです。
今は恋愛に興味がない
恋愛以外に夢中になっているものがあるため、恋愛の話をしていても楽しいと思えないという時期もあるでしょう。今は恋愛に対して全く興味がないので、友人といる時も他の話がしたいと思うケースも。
できるだけ楽しいと感じられる話題を選びたいと思うのは当然のことで、気乗りしない場合は素直に態度に表す男性もいます。「そういえば…」と話題を変えて、仕事の話や趣味の話などをし始める人もいるでしょう。
脈なしなので誤解されたくない
そもそも恋愛の話が好きな男性は少ないものです。恋愛の話で盛り上がりたい、相手の近況や価値観が知りたいと思うのは、好きな女性に対してだけというケースもあるでしょう。
恋愛の話を避ける心理になるのは、相手の女性に興味を持っていないことが考えられます。脈なしなので誤解されたくなく、相手にわかりやすいように気持ちを表現する男性もいるのです。
恋愛の話を避ける心理になりやすい男性の特徴
恋愛の話を避ける心理になる男性には共通する特徴があります。こちらについても詳しくお伝えしていきましょう。
恋愛経験が少ない
恋愛経験が少なく、そのことを知られたくないので恋愛の話はしないようにしている男性もいます。近年、異性と交際したことがないという人は増えているもの。
20代でもデートの経験がない、交際経験がないという人も決して珍しくないのです。このような中で、今まで恋愛をしてこなかったことがコンプレックスになっている男性もいるでしょう。
特に気になる女性と話をする時は、自分の恋愛遍歴について知られたくなくて距離を置いてしまう場合もあるかもしれません。
プライベートに踏み込まれたくない
自分のプライベートについて知られたくないため、恋愛の話を避ける心理になる男性もいます。仕事とプライベートをはっきり区別したいと思う人や、友人関係と恋愛関係は完全に別物だと考える人もいるでしょう。
このケースでは、友人や職場仲間から恋愛事情について聞かれても言葉を濁すこともあるかもしれません。「詮索しないでほしい」という気持ちが、表情や態度から伝わってくることもあります。
世間話が苦手
取り留めのない会話に価値を感じられないというケースでは、恋愛の話もしたくないと思うでしょう。恋愛観や近況について語り合うことにどのような意味があるかわからないと、恋愛の話を避ける心理になってしまう場合も。
例えば職場仲間とは仕事の話だけをする、同じ趣味を持つ仲間とは趣味の話だけをするというタイプの人もいます。世間話をしようにも何を話せばいいかわからず、抵抗を覚えるという男性もいるでしょう。
過去に辛い恋愛経験をした
過去の恋愛でとても辛い思いをして、まだ清算できていないので思い出したくないという場合もあります。その辛い経験が最近のことであっても、何年も前のことであっても、その男性にとっては忘れられない記憶なのでしょう。
友人や職場仲間と恋愛の話をするだけで鮮明に蘇ってきて、深く落ち込んでしまう場合も。このため過去の苦しみを払拭できるまで、恋愛に関する話はできるだけしたくないと思うでしょう。
恋愛の話を避けられた時の対処法
恋愛の話題を出した時に「その話はちょっと…」と露骨に嫌がられたり、それとなく話題を変えられたりすることも。そんな場合には、どのように対処すればよいのでしょうか。
話題を変える
恋愛の話をしようとした時に嫌がられてしまったら、速やかに話題を変えることが大切です。くれぐれもしつこく話し続けたり、相手のプライベートを聞き出そうとしたりするのは避けたいですね。
例えば仕事や趣味に関する話に変えることもできるでしょう。また、好きな食べ物や音楽、芸能人についてなど、比較的答えやすい質問をするのも二人の距離が近づくきっかけになります。
相手の好きなものを聞いてみる
相手の趣味や好きなものを知らない場合は、思いきって聞いてみる方法もあります。恋愛の話には気乗りしなくても、好きなものに関する話ならテンションがアップする人は多いでしょう。
男性側から積極的に話してくれることもあるかもしれません。そして女性からも質問を投げかけたり会話を広げたりして、恋愛の話よりも盛り上がる可能性もあるでしょう。
自分の恋愛観について話してみる
相手の恋愛観や恋愛遍歴を聞くのではなく、まずは自分の話をしてみるというのもひとつの方法です。自己開示は心の距離を縮めるきっかけとなり、相手も同じく「心を開いてみようかな」と思うこともあるでしょう。
無理強いをするのではなく、自然と心を許してもらえるようなコミュニケーションのとり方を実践したいですね。それでも恋愛観を語ってくれないケースでは、どうにか聞き出そうとするよりも潔く話題を変えて、別の角度からアプローチするようにしましょう。
もう少し親しくなってから恋愛の話をする
プライベートの話や恋愛の話をするには、まだ関係が浅いという場合もあるでしょう。友人同士で気軽に「恋バナ」をすることが多い女性に対して、男性同士はあまり恋愛の話をしない傾向にあります。
女性といる時もそれは同じで、交際を意識する間柄でもないのに恋愛の話をする理由がわからないと思うことも。心が通じ合うよう、焦らずじっくりと会話を重ねていくようにしましょう。
まとめ
恋愛の話を避ける心理について知ると、誤解が生じることなくやりとりしていけるようになるでしょう。得意な話題と苦手な話題は人それぞれです。
話したくない事情がある場合もあれば、知識や経験がないために何を話せばいいかわからないというケースも。このように様々な理由があると考えられますので、まずは他の話題でアプローチして、少しずつ距離を近づけていきたいですね。
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