時間より早く来る心理には、隠れた本音がある可能性も。自分とは感覚が違う…と感じると、相手の気持ちを知ってみたくなることもありますよね。
では今回は、時間より早く来る心理について詳しくお伝えしていきますので、今後の接し方の参考にしてみてください。
時間より早く来る心理になる理由
待ち合わせをした時などに、時間より早く来る心理になる理由には、どのようなものがあるのでしょうか。まずはこちらの内容から詳しくご説明していきましょう。
迷惑をかけたくない思いがある
待たせることにより相手に迷惑をかけたくない、約束をきちんと守りたいという思いから、時間より早く来る心理になるケースはとても多いです。
自分のせいで迷惑をかけるのでは…と考えると、とにかく早く行くようにしようと思う場合もあるでしょう。
特に、相手によい印象を与えたい、信頼されたいという気持ちがある場合には、よりこの思いが強くなります。実際にビジネスの場面では、この傾向が顕著に見られるでしょう。
相手への配慮や敬意がある
「待たせてはいけない」という配慮の気持ちが強く働いている場合もあります。相手の時間を大切にしており、その人への敬意や思いやりの表れとも言えるでしょう。
やりとりしている人が目上であったり、大切な商談であったりする場合には、特に「自分の方が早く着くようにしよう」という気持ちになりやすいです。
実際に早く来た方が、相手としては安心感を持ち、関係性をよりよくしていこうと思う可能性が高いでしょう。
遅刻への不安がある
遅刻することへの強い不安や恐れがあるため、それを避けるために早く行動しようと考えるケースもあるでしょう。
公共交通機関の遅延や、予期せぬトラブルを考慮して余裕を持とうとしているのです。到着後、すぐに本題に入るのではなく、周囲の状況を把握したり、身だしなみを整えたり、話す内容を整理したりする準備時間を確保したいという思いを持つこともあるでしょう。できるだけ相手に完璧な姿を見せたいと思う場合もあります。
相手への好意と期待感
恋愛関係や親しい友人関係において、相手に会うことを楽しみにしている、早く会いたいという期待感を持つこともあるでしょう。
このためできるだけ早く到着する行動につながるケースもあるのです。相手との時間を少しでも長く取りたいという、とても純粋な好意の表れと言えるでしょう。
恋愛感情を持っている相手と少しでも早く会いたいという思いから、早めに家を出て待ち合わせ場所に行きたいと考えているのです。
時間より早く来る人の特徴
時間より早く来る人には、共通する特徴があります。では、こちらの内容について詳しく見ていきましょう。
責任感が強くて真面目
約束は必ず守るべきものと考えていて、相手に迷惑をかけることを極端に嫌う性格の人もいます。
このタイプの人は、「遅れるくらいなら早めに行く」という意識が高いでしょう。仕事においても締め切りを厳守して、納期に余裕を持って行動するタイプなので、周囲から信頼されやすいです。
「○○さんに任せておけば安心」と思われるので、頼られたり相談を受けたりする機会も多いでしょう。
几帳面で計画的
物事を計画通りに進めたいという気持ちが強く、時間管理も徹底しています。移動時間、準備時間、予備の時間などを細かく見積もり、逆算して行動することができる人でしょう。
予期せぬ交通機関の遅延やトラブルなども考慮して、常に余裕を持ったスケジュールを組むことができるので、時間より早く来る心理になるのです。
心配性で慎重
「もし遅れたらどうしよう」「何かトラブルがあったら困る」といった不安や懸念が、早く行動する原動力になっていることもあります。
遅刻することで生じるネガティブな状況を想像して、それを避けるために早め早めの行動を心がける性格なのでしょう。
自分でも「心配しすぎかな…」と思うこともあるのですが、そのおかげで相手との関係を保ってこられたというケースもありますよね。
相手への配慮や敬意が深い
相手の時間を大切にしたい、相手を待たせてはいけないという強い思いやりを持っている人もいます。
このため時間より早く着くようにしようと考えるのでしょう。特に目上の人や大切な取引先とのアポイントメントでは、しっかりと配慮する可能性が高いです。
効率を重視する
早く着いた時間を有効活用しようと考えるタイプの人もいます。例えばカフェでメールなどのチェックをする、資料を見直す、今日の流れをシミュレーションするなど。
次の行動への準備に充てることにより、時間の無駄をなくしたいのです。効率的に行動することが、自分にとってプラスになると理解しているのでしょう。
せっかちな性格
物事をスムーズに進めたい、待つのが苦手というせっかちな気質の人も。このため自然と早く行動してしまう場合もあるでしょう。
できるだけ早く着いて、物事を先回りして準備するようにしているのです。そうすることで安心感を覚えるのでしょう。
時間より早く来る人への理想的な接し方
時間より早く来る人に対しては、理想的な接し方があります。では、こちらの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
感謝の気持ちを伝える
何よりもまず、相手が早く来てくれたことに対して感謝の気持ちを伝えましょう。「早く来てくださってありがとうございます!」「〇〇さん、もう来てたんですね!ありがとうございます」など。
この一言があるかないかで、相手の安心感や満足度は大きく変わります。感謝の言葉を伝えることで、「迷惑をかけたくない」という配慮や心配する気持ちが報われる可能性が高いでしょう。
自分も時間をしっかり守る
時間より早く来る心理になる人と接する際は、こちらも時間厳守を心がけるようにしましょう。
もし可能なら、数分前に到着することで、相手の几帳面さに寄り添うことができます。遅刻することにより、信頼されなくなってしまうリスクもあるでしょう。もし遅れそうな時には、できるだけ早めに連絡を入れることが必要不可欠です。
すぐに本題に入らない
早く来た人は、到着後すぐに会話や行動を始めたいわけではなく、少し呼吸を整えたり、周りの状況を把握したりする時間が必要な場合があります。
このため急かさずに軽く挨拶を交わすなど、自然な流れでやりとりをスタートさせましょう。でもビジネスの場合には、すぐに本題に入った方がよいケースもあります。
特に多忙な人であれば、時間がもったいないと考える場合もあるため、状況に合わせて判断するようにしたいですね。
飲み物などを勧める
「寒かった(暑かった)でしょう?」「何か飲んで待っていた?」など、労いの言葉と共に飲み物を勧めるなど、相手の状況を気遣う姿勢を見せましょう。
そうすると、「思いやりのある人だな」と感じられるので、今後の関係性がよりよくなることが期待できます。
座って待てる場所を提案する
立ちっぱなしで待つのはとても疲れますよね。時間より早く来るタイプの人に対しては、可能なら「中で待っていてね」「座って待てる場所があるから」などと提案して、相手が快適に過ごせるように配慮しましょう。
そうすると、相手が早く着いたとしても、穏やかな気持ちで待っていてくれる可能性が高いです。
時間より早く来る心理を知って距離を近づけよう!
時間より早く来る心理になる人は、様々な思いを持っている場合もあるでしょう。このため話す機会を増やして、相手の内面を知っていくようにすることが大切です。
どのような性格なのかが分かると、今後の対応の仕方や自身の行動についても分かることが多いでしょう。結果として、これまでよりも自然に距離を近づけることができるのです。
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