さすがと言う男性の心理にはどのようなものが隠されているのでしょうか。口癖は誰でもひとつはあるはずですが、「さすが」という言葉は無意識に出てしまう場面がありますよね。
そこで今回は、さすがと言う男性の心理的特徴や恋愛傾向について詳しくご解説していきましょう。
さすがと言う男性心理について
「さすが」は他人を褒める際によく用いられる言葉です。女性を「さすが！」と褒める男性は、心理的に次のような意味があると考えられるでしょう。
好意を抱いているから
口癖なら誰が相手でも「さすが」を連発するかもしれませんが、特定の女性だけにさすがと言うのは、心理的に好意を抱いていることがわかります。「さすが」と人に言われて嫌な気持ちになる人はほとんどいないですよね。
とてもポジティブな印象を受ける言葉なので、自分に興味を持ってもらいたい相手には「さすが」という表現で褒めるのです。自分のことを凄いと思ってくれる男性、そんな印象をインプットすれば相手からもポジティブなリターンが期待できるかもしれません。
好きな人の容姿や性格をストレートに褒めたいけれど恥ずかしくてできないため、さすがと言っていることもあるでしょう。
社交辞令
仕事を予定通りに早く終わらせた時に「さすが」と言う同僚の男性。美味しい手料理を食べて「さすが上手だね」と褒める男性など。心理的には社交辞令を意識していることが理由で、コミュニケーションを円滑に進めるためのテクニックとして使っています。
あまり共通点がない相手など、何を話していいかわからないこともありますよね。沈黙が続き、居心地の悪い状況を避けるために「さすが！」と一言発してその場の雰囲気を変えたいのです。
社交辞令にはあまり深い意味はなく、表面的に相手を褒めることが多いでしょう。マナーをわきまえた人なので悪意はなく、流れに乗ってコミュニケーションをとることができるはずです。
仲良くなりたいため
さすがと言う男性は、心理的に相手ともっと仲良くなりたい、近づきたい思いが関係していますので、興味を持っていることは間違いないでしょう。必ずしも恋愛相手として見ているとは限りませんが、自分が得する相手だったり一緒に遊べる関係になりたかったり、何かしら気になるところがあるかもしれません。
さすがと言う男性は、その段階で本気度はまだはっきりしていませんので、相手の気持ちを探っている状態。どのような反応をするか確かめていることも理由です。
気を引きたいから
さすがと言う男性は、女性から注目されたり気を引いたりすることが目的でもあります。異性の視線を気にしやすい人で、自分に興味を持ってもらうために「さすが」を連発。
同性に言うことは少なく、女性にアプローチする際に使っているでしょう。女性を褒めることで自分の印象を強く残したいことが理由。男性に褒められて嫌な気持ちになる女性は少ないと思っているため、些細な言葉でチャンスを狙っているのです。ファッションや仕草など、女性の気を引くことをベースに考えているタイプです。
恋愛経験が少ない
さすがと言う男性は、心理的に恋愛経験が少ない自分をごまかすことが目的です。女性に慣れていないのでどう接していいのかわからない状態。そのためとにかく褒めてしまえば恋愛慣れしていると思われるだろうと期待しています。
恋愛経験が豊富な男性なら「さすが」という言葉でなく「すごいね」「上手だね」とわかりやすい表現をするかもしれません。さらに内面も重視して、女性の性格や価値観まで褒めてくることもあるので、さすがと言う男性は少しぎこちない態度も見られるかもしれません。
さすがと言われた時の対処法
「さすがだね！」と男性に言われてどう返していいのかわからない場面もあるでしょう。相手の気持ちを傷つけないよう、次の方法で対処してみてください。
素直に感謝する
「褒めていただきありがとうございます」と素直に返すのが一番無難な方法です。相手のコメントに疑心暗鬼になるのは気分を悪くさせることもありますので、迷わず素直に感謝することが大人の立ち振る舞い。
笑顔でお礼を言えば本心から褒められて嬉しいという気持ちが伝わりますので、今後もポジティブな評価が増えるかもしれません。男性が褒めてくれるのは恋愛感情などもあるかもしれませんが、ひとまず素直に受け止めた態度はアピールしておきましょう。
冗談っぽく返す
「そんなことないですよ」「本当にそう思っている？」と少し冗談っぽく返すのもとても好印象を与え、その場が盛り上がります。さすがと言うのはコミュニケーションのきっかけ作りでもありますので、相手の期待に応えてカジュアルな流れにするのも方法。
何でも話しやすい関係になれば、今後も気軽に話しかけてくれるようになるでしょう。
さすがと言う男性の恋愛傾向について
やたらと自分を褒めてくれる男性や、何かやるごとに「さすが」を連発する人。決して嫌な存在ではありませんが、果たして恋愛対象になるのかどうか恋愛傾向についてご説明しましょう。
本音がわからないことがある
さすがと言う男性は表面的には好感のある態度なので、女性も決して嫌ではないはずですが、その反面一歩踏み込めない部分があることも。褒めているのに本当の気持ちが伝わってこないという印象を与える人で、本音かどうかわからないので対処の仕方に困ることもあるでしょう。
深い意味のない褒め言葉か、それともメッセージが隠されている言葉なのか、女性が一瞬困惑することもある場面です。心にもないことを言ったり、言いたいことを隠していたりすることもあるので、よほど仲良くならないと相手の気持ちがわからないかもしれません。
褒めると伸びるタイプ
さすがと言う男性は自尊心が高いところがありますので、プライドをくすぐられるともっと頑張る傾向があります。さすがと言うのは実は自分も褒められたいため。人のためにいいことをしてあげると、逆にお返しにいいことをしたくなる「返報性の原理」のようなものを期待しています。
褒めるとテンションが高くなりますので、「カッコいいね」「おしゃれだね」と声をかけてあげると特別な目線で女性を見てくれるかもしれません。
見た目を重視することも
さすがと言う男性は見た目を重視することがあり、性格よりも見た目で好きになることがよくあります。第一印象でインパクトのある女性が好み。恋愛は外見よりも内面を重視したほうが長続きするものですが、見た目を重視する人は一緒に連れて歩きたいタイプの女性や、友人に自慢できる綺麗な人を好みます。
とても面食いなので女性からは好まれないタイプかもしれませんが、おしゃれに気を遣いとても目立つ人なので気になる存在でしょう。
自分を立ててくれる女性が好き
さすがと言う男性は女性に気を遣っているようにも見えますが、恋愛ではリードしたいタイプで、人前で自分を立ててくれる人を好みます。古風なところがあり、外と家では態度が異なり、人前では強さや立場をアピールしたがります。
そんな性格を理解して、心を傷つけないよう優しくフォローできる女性に頼る傾向があるので、上手に男性を立てる女性に惹かれてしまいます。純粋なところもあるため、言葉を選びながら接するのは苦労することもあるでしょう。
まとめ
さすがと言う男性は、心理的に相手の女性にポジティブな思いを持っているからなのでしょう。嫌いな人にそんなことを言うことはありませんので、とてもよい関係が築ける相手だと解釈してみてください。
どのような内容でも、男性から褒められた場合は素直に反応するとよいかもしれません。
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