面倒見がいい人は、心理的にも影響している理由があり、性格とは別のレベルで相手のことを考えているかもしれません。何かと困った時にそばにいてくれる人は、人間的にも素晴らしく感謝したくなりますよね。
しかし場合によっては、特別感をアピールして面倒見よく接してくる人もいますので、上手な接し方も合わせて相手の心理や特徴をご解説していきましょう。
面倒見がいい人の心理的特徴について
お願いしなくてもサッとやってくれる人や、忙しくても手伝ってくれる面倒見がいい人。心理的には次のような特徴があります。
好意を寄せている相手だから
面倒見がいい人は、心理的に相手に自分の存在を知ってもらいたい願望があり、多くの場合で恋愛感情や特別な好意を寄せていることが考えられます。
気に入ってもらいたいための行為のように見えてしまいますが、好きな人がいつも快適で幸せでいられるように、自分ができることはなんでもやってあげたいのです。
基本的に他人のお世話は嫌ではありませんが、恋愛感情がある相手にはもっと面倒見がよくなりますので、他の人にはしないことまで積極的にやっているでしょう。
思いやりがある
面倒見がいい人は、心理的にも性格的にも他人の立場になって物ごとを考えて判断できる魅力があります。自分だったらこうしてほしい…とすぐに察知できるので、他人の悩み相談にもすぐに乗ってくれるでしょう。
特別なことをしている感覚はなく、当然だと思っているので、恩着せがましいことも言わないとても優しい人。性格がよいので、困っている人も自然と頼りにしたくなる人柄といえますね。
家族や恋人となると、さらに自分が苦労してもいいと思うくらい相手のことを考える余裕があります。
見返りを期待している
面倒見がいい人は、心理的に相手に貸しを作らせて見返りを期待していることが考えられます。たとえば手作りのお菓子を可愛いタッパー容器に入れてプレゼントしてくれる人。
空容器で返さないで…というメッセージがあるのかと思ってしまいますよね。好きな人を助けるのも実は見返りを期待しているのと同じで、相手の気持ちを自分に向けたい思いが感じられます。
他人の喜びは自分の喜び
面倒見がいい人は心理的にポジティブなことが好きなので、自分が何かやってあげて相手が喜ぶ姿を見ると自分も幸福になります。たとえ嫌なことでも、他人が幸福になるなら頑張ろうと思える性格。
そんな素晴らしい寛大な気持ちになれるのは、過去に自分が困った時に他人から助けてもらった経験があるからかもしれません。他人の喜ぶ姿が嬉しいと思える人は、面倒を見ることも楽しみながらやっているはずです。
危機管理ができる
面倒見がいい人は、心理的に一歩先を考えているので、他の人が気づかないところもいち早くキャッチして対処してくれます。面倒見がいい人というイメージは、自分が不利になりたくないための延長。
お財布を落とした人にすぐ拾って渡してあげるのは、気づかずに通りすぎた自分が後で怒られたくないためなのです。周囲を常に観察しているので、困っている人をすぐに見つけやすい立場。
ため息をついている人を見ると、反射的にそっと声をかけて「どうしたの?」と心配してくれます。
誰にでも優しく接する
面倒見がいい人は、心理的に何ごとも平等にすることを大切に思っているため、どんな人でも困っていることがあれば自分が役に立ちたいと考えています。
面倒見がいい人の中には、損得勘定が土台になっていることもあるので、嫌いな人は一切無視する場合もあるでしょう。優しい人は基本的に人との関わりを深めることが大好きなので、自分から友人を見つけるタイプともいえますね。
恋愛感情があるか判断するコツは?
単に思いやりがある人から優しくされるのと、片想いの人が一生懸命何かやってくれることには違いがあります。もしかしたら脈ありなのかな?と思った場合は、次のポイントを意識して判断してみてくださいね。
誘いの口実にする
なんとなく自分だけが特別に扱われていると感じた時、相手がお世話してくれるだけでなく、コミュニケーションのきっかけ作りにしたり、誘いの口実にしたりする場合は脈ありかもしれません。
「手伝ってくれてありがとう」と感謝したことが二人をさらに接近させる機会になり、「大変な時はいつでも声をかけて」とさらにアピール。「今度、この仕事のやり方をゆっくり説明したいからお茶しようよ」など、自然に誘ってくる流れは計画的な行為だったかもしれません。
手伝いが不要でも助けてくれる
面倒見がいい人の中には余計に手を貸してくれる人もいますが、好きな人ならいつも動きが気になるので、チャンスを逃すまいとすぐに面倒を見てくれるでしょう。
さほど重くないものをさっと持ってくれるなど、そこまでしなくてもいいのに…と思う優しさは、特別な感情を持っているからでしょう。手伝いや助けが不要でも、何かとコネクションを持ちたいため、少しやりすぎてしまう場面もあるかもしれません。
いつもそばにいる
好きな人のためなら、多少自分が苦労してもいいと思うのは自然な感情です。面倒見がいつもいいなと思う人は、困った時にすぐに声がかかるように近距離にいることが多いもの。
なんとなく体調が悪いことがわかるほど近くにいる人や、遠くからでも駆けつけてくれる人など、助けてあげたい人のところに一番乗りで行きたい気持ちがあります。
気づいてみるといつもそばでサポートしてくれる人は、たまたまではない可能性がありますね。
見返りを求めない
好きな人に感謝されることができるのは願ってもないことで、面倒見がいい人は自分の性格をフル活用して、好きな人に気持ちをアピールしています。
大変なことを代わりにやってあげてもお礼をねだることはせず、喜ぶ顔が自分のご褒美に。気になる人だから色々と気づいて、やりたいことが見つかるだけなのです。
こんなことをしたら喜んでくれるかな…と普段から次のアクションを考えていることもあるでしょう。好きな人からは何かお返しがあるわけではなくても、困っている時の善意を感じてくれたらそれで満足できるのです。
よく視線が合う
恋愛感情がある人とただ優しい人の違いは、視線がよく合うかどうか。気になる人の困っている顔は絶対に見たくないため、どこにいても常に観察しています。
そのため無意識に視線がぶつかることがよくあり、自分がいつも見られているような気持ちになるかもしれません。それは早く面倒が見たい、困っている時にそばにいてあげたいという強い気持ちがあるからなのです。
お節介すぎる
好きな女性に振り向いてもらうため、エスカレートした態度になる人もいます。少し頭が痛いと言っただけで何日もメッセージで確認してきたり、一人でできると言っても一緒に何かやりたがったりする場合。
交流できるチャンスを常に待っているため、一度きっかけを掴むと離れるのが不安になってしまうのでしょう。このタイプはお節介すぎる部分もありますので、お世話が重く感じたら丁寧に断ることも必要かもしれません。
まとめ
面倒見がいい人は、心理的に相手の気持ちを考えてくれるからでしょう。とても素敵で優しい人なので、もし特別な視線や態度に気づいた時は、二人でじっくり会話することも次の関係に向けたステップになるかもしれません。
自分のために何かしてくれる人は決して悪気はないので、その時はお礼の気持ちも忘れずに伝えておきましょう。
☆こちらの弊社公式ホームページのコラムもお勧めです!
コメント