痩せたら付き合うという男性心理は、女性から見て理解できるところもあるかもしれません。ぽっちゃり体型で癒し系の女性が男性に人気があるといわれる今の時代、体型やルックスにこだわる人は男女ともにいるでしょう。
好きな人にもし「痩せたら付き合うよ」と言われたら、とても複雑な気持ちになりますよね。そこで今回は、そんな男性の心理についてお伝えします。
痩せたら付き合うという男性心理は?
痩せたら付き合うという男性心理。相手の真意は一体何でしょうか。体型を気にする女性が多い中、そのようなアプローチをする人は心理的にも気になる理由があるようです。
あまりタイプの女性ではない
痩せたら付き合うという男性は、心理的に相手に気を遣っている部分があり、あまりタイプでない女性にはっきり断れないことが窺えます。
そのためNOということをやんわり伝えるために、痩せたら付き合うという心理になってしまうのでしょう。好きな人にそんなことを言われたらショック。
でも付き合えるならと、精一杯ダイエットする女性もいるはずです。少し曖昧な男性の気持ちが、態度にも表れていますね。
魅力を引き出してあげたい
痩せたら付き合うという男性は、基本的には女性に興味を持っているのですが、痩せた姿を見たい願望があるでしょう。痩せたら可愛い人。カッコいい人もいますよね。
少し努力すればもっと魅力が引き出せる女性の背中を押してあげているのでしょう。このタイプの男性は、女性に似合う洋服やメイク道具などもどんどん買ってくれる可能性もあります。
プライドが高い
人間を表面だけで判断するタイプは、恋人にもある程度のレベルを求めてしまいます。一般的に見て充分魅力的な女性でも、周囲から注目されるようなスタイルのよい女性でなければ付き合う気になれないという男性も。
それはプライドが高い心理のためで、自分に釣り合う人を求めているからです。他人が見る自分の姿と自分で思う姿は一致せず、若干温度差がある人でしょう。
ルックスにこだわる男性は内面で人を判断できず、恋愛も対人関係も上手くいかないことがあるかもしれません。
目標を持たせたい
痩せたら付き合うという男性の心理は頑張ってもらいたいためで、女性にとってはあまり嬉しくない言葉ですが、それによりモチベーションをアップさせているのです。
たとえば大人しい性格の人。もっと注目されてもいいのに、控えめで輝けないタイプもいます。そんな女性を応援して、目標に向かって頑張ってほしい願望があるでしょう。見事ゴールに辿り着いた時には、今までとは違った魅力も内面から湧き出ているかもしれません。
今は恋愛をする余裕がない
仕事が忙しくて恋愛どころではない男性は、女性から告白されてもはっきり断れない状態。余裕ができたら、もしかしたら好きになるかも…という相手なら、痩せたら付き合うという心理が働くかもしれません。
相手が変わってくれるまでの時間稼ぎと、自分が恋愛できるようになるまでの時間稼ぎ。そんなつもりで、今はとりあえずやんわりとお断りしているのでしょう。
好きな人のために自分を変えることは必要?
痩せたら付き合う、痩せたら可愛いと好きな人に言われてしまうと、何かやらなければならないとプレッシャーを感じませんか。「好きな人の色に染まりたい」という表現のように、相手の好みに近づくために多少自分を変えることは、恋愛関係によくあることですよね。
ではどこまで自分を変えるべきなのか、迷った時の判断基準について見ていきましょう。
ありのままの自分を好きになってもらうこと
理想的なのは、ありのままの自分を好きになってもらうことです。ルックスや性格、価値観、全て今のままで近づける関係が一番。
誰でも理想像はあるはずですが、完璧を求めるといつまでもパートナーは見つかりませんよね。しかし世の中には自分の理想像に近づけるために、変えてほしいことを正直に伝えてくる人もいます。
それをどう受け止めるかは人それぞれ。でも心のどこかで、ありのままの自分を好きになってほしかったとがっかりする部分もあるでしょう。
相手の意図を考える
たとえば生活習慣の一部など、健康によくないことを変えてほしいと言われるのは、身体のことを心配してくれるためだと納得できます。
でも髪を短くしてくれ、女性らしい洋服を着てくれなど、なぜそうするべきなのかわからないことを要求されると反抗したくなりますよね。
好きな人のためにどこまで自分を変えるか迷った時は、相手の意図について考えてみましょう。変えるべきだと判断できることならやるべきかもしれません。
しかし性格的なこと、ルックスなど、個性の一部になる部分まで変えようとする場合は、よく考えて判断するようにしましょう。
理想の女性を理解してみる
相手の好きなタイプに近づけば、さらによい関係が築ける可能性はありますが、本来の自分を見失うほど変えてしまうのはオススメではありません。
しかしお互いにとっての理想の人に近づく努力は、よい刺激を与えてマンネリ化を防げるため、多少は意識したい部分。それは見た目だけでなく、好みの性格なども含まれるでしょう。
たとえばポジティブな性格の男性なら、あまり悲観的な会話をしない女性が好みなど。自分にとってメリットがある変身なら、多少は取り入れてみるのもよいかもしれません。
自分に甘えない
痩せたら付き合うという心理は、なかなか理解されないものではあるでしょう。しかしもっと思いやりを持ってほしい、短気な性格を直してほしいというお願いなら、真摯に受け止めたほうがよいですよね。
好きな人のために自分をどこまで変えるかというのは、とても難しい判断。変わりたくない、変えたくない、変えられないと否定する前に、いったんは変わった自分をイメージしてみましょう。
好きな人のためでも自分を変えたくないと思うのは、もしかすると甘えからくることかもしれません。痩せたら付き合うと言われて嫌な思いをするのは、自分でもダイエットが必要であることを知っている可能性も。
どこまで変えるべきか困ったら、相手の気持ちを自分に置き換えて考えてみましょう。
変化を大切にする関係になること
何十年も仲がよい夫婦の秘訣とは何か。その背景にあることのひとつは、お互いに変化を大切にする気持ちです。好きな人のために自分を変えるのはなく、「変化」させる意識が重要。ロングヘアをばっさりカットして、違った印象を楽しむような努力が大事なのです。
お互いに変化に敏感になる
痩せたら付き合うと言われてやるよりも、自分から積極的にダイエットをして好きになってもらうほうが嬉しいですよね。変化とは、恋愛関係をいつまでも素敵に維持するためのスパイスのようなもの。
恋人同士もマンネリ化してくると、お互いの魅力が当たり前になり、刺激不足になってしまいます。しかし常に相手を気にしながら生活していると、わずかな変化にも敏感になります。
食事の量がいつもよりも少なければ体調を心配する、違う色の洋服を着ていたら気づいてあげるなど。変化させる気持ちと、変化した相手を肯定する心が大事なのでしょう。
なんでも話せる関係になる
「痩せたら付き合うよ」という言葉も、オープンな関係なら相手の気持ちが理解できるかもしれません。大切なのはなんでも話せる関係になること。他の誰にも言えないことを言ってくれる人の存在は、とても大切なものなのです。
まとめ
痩せたら付き合うという心理はとても表面的に聞こえてしまいますが、本当は内面で変わってほしいことがあるのかもしれません。
好きな人のために変わりたいと思うのは自然な気持ち。それが自分にとってもよいことなら、チャレンジしてみることも大切ですね。
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