わざと怒らせる男性心理は、女性から見て理解できない部分も多いでしょう。本気ではないはずなのに、わざと嫌なことを言ったり怒らせたりする態度をとる人。
そんな時に喧嘩にならないよう予防線を張るには、まず相手の心理背景を考えてみませんか。そこで今回は、わざと怒らせる男性心理や、愛情の度合いを判断する方法についてご説明します。
わざと怒らせる男性心理について
「昨日、会社の女の子と二人で食事したんだ」と、わざと彼女に焼きもちを焼かせるようなことを言う彼氏。怒らせることがわかっていて、どうしてそんなことを言うのか不思議に感じますよね。ではわざと怒らせる男性心理の背景にあることを、早速見ていきましょう。
感情のコントロールが苦手
わざと怒らせる男性心理は、感情のコントロールが苦手で、とくにネガティブな気持ちを伝える際に誤解を招くことが多くなっています。
たとえば仕事のことでイライラしている際に、近くにいた人に当たってしまうようなこと。怒らせたい相手ではないのに、感情がコントロールできずに嫌な態度になっているのです。
いつも一緒にいる彼女だと、そんな場面に出くわすことも多くなってしまうかもしれません。
愛情を確認している
わざと怒らせる男性心理は、彼女からの愛情を確認したい意味があります。あまり愛情表現をしてくれない彼女だと、自分が愛されているかどうか不安になり、気持ちを試しているのです。
怒らせるようなことや焼きもちを焼かせるような態度は、相手の本音が知りたいため。しかし誤解される態度が多くなると、彼女も本当に不快な気持ちになってしまうかもしれません。
女性の気持ちが上手く掴めない男性は、ストレートに自分のことが好きか質問できず、リスクのある方法で愛情をチェックしてしまいます。
否定的になっている
他人を怒らせるようなことは、よほどの場合でないとやらないですよね。相手とよい関係が築けない時や、ストレスが溜まっている時など、どのような理由があるにしてもわざと怒らせる男性心理は、否定的な態度になる要因が何かしら隠されています。
自分が辛い状況にいることを、きっと他人にもわかってほしいのでしょう。ネガティブな気持ちを共有してほしいと思っているのかもしれません。
付き合い方がわからない
恋愛経験が少ない男性は、女性の気持ちや考え方がよく理解できないため、場違いなことを言ってしまうことがあります。そのためわざと怒らせる男性心理が働き、失敗したと後悔するケースもあるでしょう。
決して悪気があってやってしまうのではありませんが、どうすれば女性の気持ちを引き寄せられるかわからない状態なのです。好きな人にはとくに慎重に接してしまい、それが逆に話が噛み合わない結果に。愛情表現がしたくて、自分なりに試行錯誤しています。
ふざけているだけ
わざと怒らせる男性心理は、小さな男の子が好きな女の子にいたずらする態度と同じ。振り向いてほしいので、相手の女性にインパクトを残そうとしています。
相手の怒った顔も可愛らしく見えてしまい、さらにいたずらしたくなるのでしょう。エスカレートしてふざける男性は、彼女に叱られることも多いかもしれません。
そんな性格を理解している彼女なら、彼氏の態度に振り回されることもなく、優しく包み込んであげています。
プライドがある
わざと怒らせる男性心理は、プライドがあるためでしょう。男性は女性よりもプライドを大切にする傾向にありますので、自分が彼女をとても好きだと悟られないよう、上手くごまかそうとしています。
夢中になっている自分を知られてしまうと、弱みを握られたような気持ちになるのでしょうね。素直に愛情表現をしないのは、男性特有のプライドが邪魔しているといえます。
そのためわざと怒らせる心理が働き、もっと彼女に夢中になってもらおうとしているのです。
好きな女性にやってしまう愛情の裏返し
嫌いなのか、好きなのか。男性の行動は、女性には読めないこともよくありますよね。一見誤解されがちですが、次のような行動は実は愛情の裏返しの可能性があります。
急に連絡がなくなる
いつも決まった時間にメッセージがくるのに突然ストップ。何があったのか不安になる瞬間ですが、そんな態度も実は男性が計画的にやっていることかもしれません。
彼女の反応が知りたくて、好き避けしているのです。「昨日、メッセージがなかったけどどうしたの?」と心配してほしいためで、彼女からも距離を縮めてきてほしいと思っています。
稀に仕事が忙しくて、恋愛と距離を置きたいと思っていることもあるかもしれませんので、気になる時は素直に彼氏に問いかけてみましょう。
わざと焼きもちを焼かせる
愛情の裏返しで男性がよくやってしまうのは、わざと焼きもちを焼かせること。女性は男性から愛されたいと考える傾向にあるので、自分からは愛情表現をしなくても大丈夫だと安心している人も多いはずです。
すると男性はふと不安を抱き、本当に愛されているか試したくなるでしょう。「元カノからLINEが来たんだけど…」など、わざと彼女を心配させることを話してくる彼氏。
彼女が無反応で聞き流してしまった時には、さらに恋愛関係に不安を抱く男性が多いかもしれません。
わがままになる
愛情確認がしたい時に、男性はよく彼女にわがままを言って甘えてきます。それは自分に自信がないことも関係している可能性がありますが、自分だけに愛情をたっぷり注いでほしいので、子供のような自分勝手な行動を起こすこともあるでしょう。
弱い自分でも、彼女は寛大な心で受け入れてくれるのか。そんな深いレベルでの愛情確認をしているのです。わがままな彼氏を適度に甘やかし、母親のように肝心なところで注意する彼女。自分の弱みを見せる行為は、彼女を信頼しているからこそできるのです。
わざと怒らせる態度にどう対処するべき?
わざと怒らせる男性心理を理解して、愛情の裏返しも上手に対処しましょう。理由はさまざまですが、最終的に自分が一番の存在になりたいという願望を持っている男性がほとんどです。
わざと怒った態度になる
わざと怒らせる男性心理は、怒った女性の顔や態度を見たいからなので、相手の狙い通りに怒った素振りを見せてみましょう。そんな女性の反応を愛情表現と解釈し、安心する男性もいます。
何かしらのリアクションが欲しいはずなので、「どうしてそんなことを言うの?」と逆に質問してみるのもオススメです。
駆け引きをしてみる
わざと怒らせる男性の態度は、ゲームの駆け引きをするように対処することもコツです。逆に彼女も彼氏を怒らせるようなことをしたり、焼きもちを焼かせるような態度をとってみたり。
すると思惑とは違った方向に行ってしまうため、男性は急に不安になって、自分の態度を改める可能性があるかもしれません。
聞き流す
わざと怒らせる男性の態度の背景には、もっとかまってほしい思いがある場合も。怒らせることが目的ではなく、自分の存在に気づいてほしいだけなのです。
そんな男性に対して苛立ちを覚えるよりも、さらっと大人の態度で聞き流すことも対処策のひとつ。「そんなことをしても怒らないよ」と一歩先を行くのもよいでしょう。彼氏よりも一枚上手の彼女を演じてみてください。
まとめ
わざと怒らせる男性心理は、女性にも理解できる部分がどこかにあるはず。好きな人の気持ちがわからない時、どうアプローチするべきか不安になりますよね。
そんな時は誤解を招かないよう、素直に気持ちを伝えられる関係作りが大切です。怒る、嫉妬などのネガティブな態度は、二人の関係を揺らがせてしまうこともありますので、相手がどう感じるか、まずは考えてみる余裕も大切ですね。
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