ポイントを貯める人を心理的に分析すると、とても意外な一面や楽しいことがたくさん見つかります。買い物の金額に合わせてポイントを付与してくれるサービスは、今では当たり前になっていますが、徹底して貯める人と気にせず買い物する人など、色々なタイプがいるでしょう。
そこで今回は、ポイントを貯める人の心理や、お得なことが好きな人の共通点について徹底検証していきます。
ポイントを貯める人の心理背景にあること
コツコツとポイントを貯めてギフト券に交換したり、割引を狙って買い物したりするのは、女性なら家計のやりくり上手になるために多少は意識したいことかもしれません。
中には真剣にポイント制に取り組む人もいる様子。そんなタイプはどのような特徴があるのでしょうか。
完璧主義者だから
ポイントを貯める人は、心理的に完璧主義を目指すところがあり、なんでも始めたら最後まで徹底的にやらないと気が済みません。ポイントを貯めることは誰かに強制されているわけではなく、実際のところ貯めても貯めなくてもよいこと。
しかし一度自分が興味を持ったことに対してはとても責任感があるので、ポイントで貯めたもので何か大きな得をするまでは絶対にやめないでしょう。
完璧主義者は積極的にエネルギーを注ぎ込むため、貯めるポイントは限定されたものの可能性が高いですね。
お得感があるから
ポイントを貯める人の心理はお得感が大好きで、ポイントをもらうために余計な買い物や無駄な出費をしていることがよくあります。そもそもポイントプラグラムというのは、買い物をすると1円につき1ポイントなど、そのお店からもらえる仕組み。
1000ポイントになったら100円割引など、どこも流れは似ています。お店によっては「メンバーズカードを作った時にいきなり5000ポイントプレゼント」などの特典を用意しているので、その段階からやる気がマックスになる人もいるでしょう。
お店にとってはポイント制で売上をアップすることが目的で、お得なことが好きな人はよいターゲットになっているはずです。
捨てられない意識がある
ポイントを貯めるのが好きな人は、心理的に捨てられない意識が強い傾向があります。これは物理的なものだけが対象でなく、人間関係にもあること。
好きだった人と両想いになり付き合い始めると、さらに相手の価値を感じ始め失うことに恐怖感を抱きます。手に入れた時の喜びよりも、失うことの辛さ。
それはポイントを貯める人の心理にも共通していますので、長くよい人間関係を築くタイプともいえるでしょう。そんな考え方が根底にあるので、ポイントも使えずどんどん貯まる一方なのです。
現状維持したい
ポイントを貯める人は、心理的に新しいことに挑戦したり、何かを変えたりするのが不安です。ポイントが貯まっても、使って「減る」という変化が嫌。
最終的にはポイントは使わないと意味がないものなのですが、状況が変わった時に自分の心がどう動くか、想定できない状態なのです。現状維持したい人は、今の状況が変わることにデメリットを大きく感じるタイプ。
ポイントの残高が変わってしまうと解釈するよりも、「失ってしまう」とネガティブに捉えてしまうのでしょう。
愛着がある
ポイントを貯める人の心理は、腕時計やコスメなどをコレクションするのと同じで、貯めたものに愛着を感じるから。ずらっと並んだものを眺めていると自分に自信が湧き、今までの努力になんともいえない満足感を得ています。
ひとつひとつのものに愛着があるので、本来なら要らないものでも絶対に手放さないタイプ。断捨離ができない人かもしれません。愛着や思い出を感じやすい人は、とても心が優しく他人思いです。ポイントをコツコツ貯める人は、そんな姿勢が人間関係にもアピールされています。
共感力がある
「当店では大変お得なポイントサービスを提供しております」と店員さんに詳しく説明されると、相手の言葉をしっかり受け入れ気持ちに沿って共感してしまう人は、ポイントを貯める心理が働きます。
相手の気持ちを理解してから、自分がどうアクションを起こすか考える人なので、とても他者に気を遣うともいえるでしょう。ポイントなんて必要ないとあっさり断る人は、とてもクールで無頓着なところがありますが、貯める人は自分のメリットやデメリットを考える前に相手の気持ちに動かされてしまいやすいのです。
そのため興味がないポイントでも「なるほど」とシステムを納得してお得感を期待してしまうのでしょう。
よく利用するお店だから
ポイントを貯める人の中には、よく利用するお店で、他の人よりもどんどん貯まるからという理由もあります。たとえば出張で特定の飛行機会社を利用するビジネスマン。
マイルがどんどん貯まり、無料航空券で旅行するなど、他の人にはできないことができる環境が整っています。主婦が毎日利用するスーパーも同じ。たまにしか行かないお店よりも、買い物頻度が高い場所は、ポイントプログラムも活用しやすいですよね。賢い金銭感覚があり、お金の使い方を一歩先まで読んでいるタイプです。
お得なことが大好きな人がやってしまうこと
ポイントを貯めるのは、心理的にお得で貯める楽しさがあるので、お金がかかるわけではないし…と始める人は多いでしょう。なんでもお得なことを追求する人は、次のような共通点があります。周囲にいる人、または自分自身が当てはまるかチェックしてみましょう。
節約家
お得なことを探し求めるだけでなく、節約することも上手。デートでおしゃれなレストランに行くよりも、自宅で手料理を食べたほうがお得に感じます。
節約も適度なレベルならいいのですが、徹底してポイントを貯めるように夢中になりすぎると、周囲を巻き込む可能性があるので注意したいですね。
無駄がない
なんでも効率を考えて行動するところが、お得感の好きな人の特徴です。目的地まで遠回りするのは時間と労力の無駄。映画館デートするなら、自宅で動画を見たほうが無駄はないと考えるタイプです。
考えていることに間違いはないものの、楽しみが減ってしまう場合もあり、自分の意志だけを貫かないよう、周囲の意見もたまには参考にしてみましょう。
割引券を集める
お得なことが好きな人は、ポイントのようにクーポン券を見つけたり貯めたりするのが大好き。絶対に行かないお店でも、万が一の時のために用意しておきたいので、必ず保有しています。友人にも割引券をあげることもあり、とてもやりくりが上手な人に見えるでしょう。
しかし「割引」というビジネストリックに騙されて、逆に損することもあるので慎重に考えるべき時もあります。
セール品からまず探す
お得なことが好きな人は、買い物する時にも不思議な特徴があり、まずは特売品、セール品から探します。他のお店よりも安く買ったという事実に喜びを感じ、自分だけが得したような気分に。
あまりにも値段にこだわりすぎるところがあるので、他人からはケチな人に見られてしまうこともあるかもしれません。まずは100均で買い物してから…そんなマイルールがあるタイプです。
まとめ
ポイントを貯める人は、心理的に物を大切にしたい心があるのかもしれません。貯める意識は恋愛にも活かされ、パートナーとコツコツとよい信頼関係を築けるスキルになるでしょう。
ポイントプログラムは上手に使わないと、ポイント欲しさに余計な出費が増えるデメリットもあります。貯め込む人はそんな心理も考え、自分の生活スタイルを見直してみませんか。
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