斜に構える男性は、心理的にどのような思いがあるでしょうか。周りから見るとカッコつけているようにも見える人ですが、態度には表れていない内面も隠されているようです。そこで早速ですが、斜に構える男性心理と付き合い方について詳しくご紹介していきましょう。
斜に構える男性心理について
「斜に構える」とは、批判的なニュアンスを込めて他人を表現する言葉。意味は皮肉やからかう意味を込めた態度や、正面から対処しない人として使われる慣用句です。
皮肉屋の人を「あの人はいつも斜に構えている」と表現することになります。一筋縄ではいかないハードルの高さを感じる人ですが、斜に構える男性は心理的に次のような意味があります。
人と同じであることが嫌い
斜に構える人は、他者と同じであることを嫌う個性的なタイプです。自分は別という意識があり、感覚を大切に素直に生きる人。好き嫌いがはっきりしているので、時に周りの人から避けられてしまうこともあります。
斜に構えるのは、他の人とは違うことをアピールしているためで、多数意見にわざと反対して自分の意見を言いたくなるタイプ。個性的な人に同調するので、付き合う人は自分と似たタイプが多いかもしれません。
マイペース
斜に構える男性の心理は、自分の軸を大切にしたい思いがあり、自分のペースを崩すことを嫌います。他人に流されず、自分が思ったように物ごとを進める人。
周囲と意見が違ってもあまり気にしないことが多いでしょう。斜に構える人は、あまり好意的に見られることはないかもしれませんが、実は楽観的で前向きな人です。周りと温度差が生じてもポジティブに捉えるので、マイペースで自信がある人ともいえるでしょう。
ひねくれている
斜に構える男性は、心理的に人が困るところを見るのが好き、建前では心配していても、心の中では正反対のことを考えています。皆が楽しく過ごしているところにやってきて、波風を立てて去っていくタイプ。
斜に構える男性は意地悪ではないのですが、物ごとをひねって考える癖があり、人の言葉の裏をかくように素直でない部分があります。ルールを守らないこともあるので、集団生活には向かないことも。ひねくれている自覚はなく、人をすぐに信用しないところもあります。
気を引きたい
斜に構える男性は、心理的に相手の気を引きたい思いがあり、もし異性なら恋愛感情を抱いている可能性もあります。わざと反対意見を押し通し、好きな人が困るところを見てワクワクしているのでしょう。
好き避けする人に興味を持つ場合があるように、自分に冷たくしたり断固として共感してくれなかったりする人のことは印象に残りますよね。たとえネガティブな印象を与えても、気になる人に自分のことを覚えておいてもらえればそれで満足なのです。
自信がない
斜に構える人は心理的に自信が持てないためで、弱いところを見られないように構えている状態です。「斜に構える」という言葉は皮肉な態度を示すもので、自信がない人は相手に攻撃されないよう斜に構えて先手を打っているつもりです。
一見強そうな印象がある人もいますが、斜に構える人は基本的に他人に責められると急に殻に閉じこもってしまうことがあります。相手を否定して、自分の弱さをごまかしているのです。
冷めている
斜に構える男性の心理は物ごとに冷めているためで、普段から感情的になることもありません。当事者であっても一歩下がって様子を見ているタイプです。
冷静に判断できることは長所。しかし冷めすぎて他人に気持ちが通じないこともあります。基本的に冷めた人は自分と他人に境界線を引いており、自分以外にはあまり興味を示しません。他人事にはあまり首を突っ込まないので、相談ごとをするには不向きな人とも考えられます。
斜に構える男性の恋愛観
斜に構える男性と恋愛するとどのような展開が想定されるでしょうか。それでは、恋愛観の特徴についてポイントごとにご説明しましょう。
疑い深い
斜に構える男性は、人をなかなか信用しないところがあります。好きになった人にも同じく、恋愛感情はあっても完全に心を許しているわけではありません。彼女の行動を全て把握しておかないと安心できないので、居場所の確認メールはよく送られてくるでしょう。
最初は愛情表現だと思い嬉しく感じますが、いつも疑われている状態だと恋人関係には思えなくなってしまいます。そのような疑い深い人とは、全てをさらけ出した隠しごとのない付き合い方が好ましいでしょう。
褒めるのが苦手
ひねくれたところがあるため、彼女を喜ばせることを言うことは少ないでしょう。素敵な人間であることは承知していますが、友達や周りの人がチヤホヤしていると逆に冷めた態度で接したくなります。
素直ではないので、頑張って彼氏に好かれようと努力しても口や態度に出してくれることはありません。斜に構える男性は、褒める行為が負けを認めるものに感じていますので、悔しくて彼女もライバルになってしまうことがあります。
自己顕示欲が強い
自己顕示欲が強く弱い自分を見せたくないため、彼女の前では強がった態度になることがあります。「自分がいないと仕事が回らない」など、見栄を張った言動も見られますので、そんな時は本心でなくても彼氏を絶賛してあげるのがコツ。
自己顕示欲が強い人は、自分が人よりも優位な立場であるとアピールできるチャンスをいつも狙っています。そこで素直に認めてあげると心の距離が縮まりやすいでしょう。
構ってほしい
斜に構える男性の恋愛傾向は、甘えん坊で寂しがり屋なので彼氏が中心人物になるよう接することがポイントです。そもそも素直でない態度は他人と違うことを示し、皆の注意を引くためのこと。
素直な甘えん坊ではなく、思いがねじ曲がってアピールされるので、一見強い印象がありながらも自分の孤独感をわかってもらえないと気分を害してしまいます。彼女をわざと困らせるやり方で注目してもらおうとするタイプです。
すぐ怒らないこと
斜に構える男性は、言葉遣いや態度が鼻につくことがあるかもしれませんが、イライラしてもすぐに怒らず彼氏の心理を考えてあげましょう。基本的に自分本位になることが多い人ですが、少し不器用なだけ。
怒ったり説教したりするともっと人を否定する発言をしてしまいますので、少し堪えるべきところもあるかもしれません。感情的にならず、なぜそのようなことを言うのか、穏やかに質問してみましょう。
ひねくれた感覚がある人は、正直な自分を知られることをとても不安に思います。他人の感情を受け入れるほど心に余裕がない人もいますので、穏やかな付き合い方が好ましいでしょう。
距離を置いて様子を見る
たとえひねくれた性格でも、恋愛相手には本当の自分を見せてもらいたいものです。もし彼氏の価値観や性格にどうしても納得できない時は、一度距離をとってみることもおすすめ。
ひねくれた人と深い関係を築くのは時間がかかり、お互いに嫌な思いをすることもあるかもしれません。ストレスになるなら一定の距離を保ち、友人関係から徐々に仲良くなることもできるでしょう。また、恋人のありがたみを彼氏に知ってもらうことも公平な恋愛関係を築くポイントです。
まとめ
斜に構える人は警戒していますので、自分を攻撃する人にはさらにガードを固めてしまいます。そんな男性を好きになった時、まず意識したいのは時間をかけて仲良くなること。
相手の性格は否定せず、必要最低限のやりとりをする関係をスタートさせます。信頼できる人間だとわかると急接近してくれるかもしれません。
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