都会に住みたいと思うのは、心理的にどのようなことが影響しているのでしょうか。住む場所はあらゆる条件が関係しているため、必ずしも自分の好きな場所で暮らせるとは限りませんよね。
そんな中でも「都会暮らし」はカッコよく、憧れる人も少なくありません。そこで今回は、ステータスにこだわる人の特徴をはじめ、都会に住みたい心理についてご紹介しましょう。
都会に住みたい心理とは?
都会に住みたいのは、心理的に次のようなことが関係していると考えられます。多くの人が行き交う中心部。実際に暮らしやすいかどうか、意見はさまざまです。しかし住みたいと思うのは心理的なことも関係しているのです。
流行を意識しているため
都会に住みたい心理は、田舎にはない流行が誕生する場所のため。日本なら東京、世界ならアメリカやイギリスなど、大きな街から発信されるトレンドやカルチャーはとても気になりますよね。
とくにおしゃれが好きな人は流行に敏感で、いち早く取り入れたいと思っているでしょう。雑誌やテレビ、ネットで話題になるものは都会に集まる傾向がありますので、そんな最先端のカルチャーの中でライフスタイルを構築したいのです。
自分磨きのため
都会に住みたい心理は自分を磨きたいためで、自分自身が田舎っぽいところを実はコンプレックスに感じている可能性があります。たとえば東京都内に暮らしていても中心部ではなく、郊外に暮らす人だと洗練されていない不安を抱くことも。
自分をもっと磨き「田舎者」から脱却したいことが、都会に住みたい心理の根底にあるかもしれません。向上心がある人なので、自分の置かれた場所にとても敏感になっているでしょう。自分磨きも厳しく続けるタイプなので、ストレスが溜まることもあるかもしれません。
好奇心旺盛
都会に住みたい心理になるのは、好奇心を満たしたい願望があるためで、もしかしたら買い物の途中に芸能人に会えるかも…などと期待しています。好奇心が多い人は珍しいことに強く惹かれる傾向があるので、田舎暮らしでは物足りません。
また、知らないことがあるととことんリサーチするタイプ。好奇心を満たすまでは集中して取り組み、そんなサイクルに慣れているので、のんびりした時間を過ごしていると手持ち無沙汰になるでしょう。
利便性にこだわる
都会に住みたい心理は、利便性にとことんこだわりたいからで、仕事も家事も生産性を常に意識して行動しています。限られた時間をマックスに活用するタイプなので、常にあちこち動き回っている印象を周りも受けるはず。
都会には仕事も暮らしも集中していますし、人気のあるお店も続々オープンします。車がなくても公共の乗り物で充分移動できるので、田舎のような不便さはありませんよね。
都会に住みたい心理が働く人は、なんでも身の回りに置いておきたい性格で、常にテキパキとなんでもこなしています。
刺激が欲しいから
都会に住みたい心理は、今刺激を求めているため。都内に暮らしていてもさらに中心部を目指し、退屈した生活から抜け出したい気分なのです。その背景にあるのは、単調な生活の繰り返しに飽きていることかもしれませんが、刺激を求める人は変化がないと飽きてしまうので、何をやっても飽きっぽいところがあります。
都会に引っ越ししても、別のエリアに行きたくなり引っ越しの連続に。自然の中でのんびりするよりも、雑踏の中を歩くほうが自分に合っているのでしょう。
プライドがある
都会に住みたい心理になるのはプライドが高いためで、他人と自分を比較する癖があります。田舎暮らしよりも都会暮らしのほうがカッコいいと感じたり、大企業で仕事が見つかると思ったりすることも関係しています。
プライドが高いのは、逆に自分の弱みを知られたくないためで、田舎から上京していることを知られないよう、あえて中心部でおしゃれな暮らしをするタイプともいえるでしょう。
たまに田舎の実家に帰る時は、都会で洗練された人だと思われるよう、かなり気を遣って自分の印象を考える人です。
ステータスにこだわる理由について
都会に住みたい心理は、「ステータス」にこだわることが大きな理由と思われます。田舎よりもなぜ都会のほうがステータスを感じるのか、こだわる人の性格や考え方についてご説明していきましょう。
自分が正しいと思い込んでいる
大企業で働くことや、都心部の眺めのよい高層マンションで暮らすこと、ブランドファッションが好きなど、ステータスにこだわる人はとくに金銭的な面をアピールしたがります。
その理由は偏った考え方があるためで、自分がやることや考えることが正しいと思っている人も少なくありません。都会暮らしでないと勝ち組になれないという強い思いがあり、田舎暮らしを好む人の理由がわからないのです。
他人の意見を受け入れるのは大変で、結果的に自分が失敗するまでは納得できない場面もあるでしょう。
チヤホヤされたい
お金持ちや頭がいい、ルックスがいいなど、ステータスにこだわる人は、不特定多数の人からチヤホヤされたい強い思いがあります。これについては、誰でも多少はある部分。
ステータスにこだわる人は、チヤホヤされるために少し見栄を張ってしまうこともあるでしょう。田舎よりも皆が知っている都会の街で暮らすことが、「すごいね」「カッコいいね」と言われるためのステップに。
プライドを刺激されることが習慣になってしまうと、物ごとの本質が見えなくなる可能性もあるでしょう。
自信がない
ステータスにこだわるのは、プライドが高い人と同じで自分に自信がないことをアピールしているようなもの。足りないものを物質的なことやステータスで補い、自分の評価を高めたいのです。
本来なら自分自身を磨き自信を持つよう考えるべきなのですが、ステータスにこだわる人は根本的に自信につながることが思いつかないのでしょう。偽りの自分を演じてしまい、かなり窮屈なライフスタイルになっているかもしれません。
無理して都会暮らしを選び、周りについていこうと頑張るたびに自信を失う可能性もあるのです。
愛情不足
ステータスにこだわる人は、実は孤独になるのが不安で、皆から愛されたい思いが隠されています。地位やお金など、自分を引き立てるものを持つことで周囲に注目してもらえると感じているのです。
些細なことでは他人の思いやりや愛情を感じられないタイプ。恋愛なら言葉ではっきり愛情表現されないと、愛されていないと思い不安になるでしょう。ステータスが周囲とつながるものだと思っているため、給料日前に無理をして友人にご馳走するような付き合い方もしてしまいます。
他人よりも優位でいたい
たとえばお金持ちでイケメンの彼氏がいると友人にも自慢でき、他人よりも優位な立場だと感じることは、ステータスにこだわる人の特徴です。人間の内面よりも、外面やその人が保有しているもので価値を判断するため、自分も価値のある人間だと思われたいためにステータスを意識してしまうのです。
ステータスがある人とは、努力をして積み重ねた土台があるからこそ、高級なものを身につけても様になっていますよね。しかし他人よりも優位でいることを意識して周囲をライバル視してしまう人は、無理にステータスを手に入れようとします。
そのため周囲にちぐはぐな印象を与えていることには気づいていないでしょう。
まとめ
都会に住みたい心理の根底には、何かしらの憧れや不安を隠す理由があるようです。都会暮らしは確かに素敵ですが、自然に囲まれ心が豊かになるライフスタイルも魅力的。
理由もなくこだわることがある人は、心理的なところからも自分と向き合ってみるとよいでしょう。
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