料理に文句を言う男性の心理状態は、女性からすると納得できないところもあるはずですが、表面的な態度だけではわからない男性特有の思いがあるようです。
せっかく作った手料理。完璧でなくても「美味しい」と言ってもらいたいのは当然ですよね。そこで今回は、料理に文句を言う男性心理や対処策について詳しくご紹介しましょう。
料理に文句を言う男性心理について
「完全に火が通っていないよ」「味がよくわからない」など、料理に文句を言う男性は次のような心理背景があることが考えられます。
ストレスが溜まっている
仕事のストレス解消のために他人に当たってしまう男性もいます。運悪くそれが手料理を食べるタイミングに重なってしまい、料理に文句を言うこともあるでしょう。
気分がいい時なら「美味しい」を連発するはずなのに、今は何をやっても楽しくない状態なのです。心理的にも色々なことが頭の中にあり、すぐには整理できないほどストレスがある状況。些細なことを見つけて文句を言いたくなるネガティブな心理状態なのでしょう。
ストレス解消が上手くできない人は、そばにいる人に愚痴を聞いてもらいたい気持ちがあるのですが、上手くアピールできないタイプなのかもしれません。
料理を教えてあげたい
料理に文句を言う男性心理とは、料理がとても得意なので、間違っているところを訂正してあげたい気持ちがあります。しかし言い方が強すぎて、相手からすると文句を言われているようにしか聞こえません。
作った人としては、ネガティブなコメントは一切受け入れたくはありませんよね。相手の好みに仕上がっていないとしても「美味しかったよ」の一言でその場を済ませて欲しいと思っています。
料理が得意な男性は、うんちくを並べて自分のレベルの高さを知ってもらいたい願望が強いかもしれません。
マナーが悪い
料理に文句を言う男性心理とは、一般常識に欠けるところがあり、とくに人間関係で失敗することがよくあります。せっかく自分のために何かしてくれた人に対して感謝の心がない、素直にありがとうと言えないなど、失礼な態度が普段の生活でも目立つでしょう。
料理の食べ方も決して綺麗ではなく、口に合わないと思ったものはそのまま残すなど、料理の作り甲斐がない人に見えるかもしれません。
正直だから
料理に文句を言う男性は、正直でいることにこだわっているから。相手のためを思って事実を伝えることが大切だと思っているので、それが相手の気持ちを傷つけるものだとしても、自分の意思を曲げることはありません。
「もっと長く煮込んだほうがいいよ」「この野菜の切り方はおかしくない?」など、素直に料理の味や質にコメント。基本的に嘘をつけない真面目な人なのですが、あまりにもストレートすぎて、相手に自分の気持ちが伝わらないこともあるのです。
プライドが高い
料理に文句を言う男性心理は、手料理があまり好きでない人も稀にいるようです。いつもいいものを食べている、外食でプロの味に慣れているということをアピールするために、手料理に対して文句を言いやすい状態です。
またプライドが高い人は、他人と自分の格づけをはっきりさせたいので、素人の手料理では簡単に満足しない人間だと言いたいのでしょう。そんなプライドの高い男性だと、料理はテイクアウトのほうがいいこともあるかもしれません。
相手への不満を伝えたい
料理に文句を言ってしまうのは、料理を言い訳にして相手に文句を言いたいためです。たとえば恋人と喧嘩中に料理を作ってもらった時、まだイライラして気分が落ち浮かない状態なので、美味しい料理でも相手に嫌な思いをさせたくて文句を言ってしまいます。
不満がある人や苦手な人に対しては、決して前向きな言葉はかけたくないですよね。そんな気持ちがあるため、直接的に相手に文句を言えない時に、料理や相手の行動パターンを理由にして文句を言ってきます。
ネガティブな性格
料理に文句を言う男性は基本的に性格がネガティブで、物ごとの悪いところしか目につきません。料理が苦手な人でも、一生懸命作ってくれたらそれだけでもありがたいですよね。
しかしネガティブな人だと、自分の嫌いなものを作った、お腹が空いていないのに無理やり食べさせられたと、とても悲観的な発想しかしません。料理だけではなく、普段の生活あちこちで愚痴こぼしや文句が多いので、一緒にいる人はとても疲れてしまいます。
褒めるのが恥ずかしい
文句を言っているつもりではないけれど、人を褒めるのが恥ずかしいと思う人だと、気持ちを上手く伝えられず誤解されてしまいます。料理を食べて、特に美味しいとも美味しくないとも言わないタイプ。
「味つけはどう?」と質問しても、「うーん」と適当な相槌だけだととても心配になりますよね。褒めるのが恥ずかしい人は、自分の好みを他人に知られるのが不安なのかもしれません。感情表現が苦手なので、なかなか本心が見えないでしょう。
料理の文句を言われるとショックなのはなぜ?
作った料理を褒めてもらえないのはとても残念ですが、なぜ傷ついてしまうのか、考えられる理由を見ていきましょう。
自信をなくす
女性にとって料理のスキルは、家庭的なところをアピールする部分になりますよね。このため食べた人に満足してもらえないのは、自信喪失する理由になるでしょう。
自分にとってどうでもいい人や興味がない人ではなく、とくに好きな人からダメ出しをされることにより傷つく人は多いと考えられます。
思いやりを感じられない
料理は口に合わなくても、作ってくれた人への思いやりには感謝すべきです。はっきりと料理に文句を言ってくるのは、優しさが感じられず不安になりますよね。
女性にとって料理のスキルは重要な部分なので、軽率にコメントはしてほしくないはず。思いやりのなさを感じると、恋愛相手なら今後の付き合い方も考えてしまうかもしれません。
敏感になりすぎている?
料理を褒めてもらえないとショックを受けるのは、もしかしたら相手ではなく自分が敏感になりすぎていることも考えられます。文句ではなく意見なのですが、自分の弱点をつつかれるようで、とても敏感に相手の言葉を解釈しています。
気を遣って料理を作り相手の好みに仕上げているつもりなのですが、あまり喜んでもらえないと失敗したとかなりショックに。さらに考えすぎて、自分が好かれていないからだと思って悲しくなることもあります。
料理の文句を言われた時の対処法
料理に文句を言う男性は心理的なことが関係しているので、本気で料理のダメ出しをしているとは限りません。喧嘩にならないよう対処するには、次のポイントを意識してみましょう。
何も言わない
料理にケチをつけられたら頭にくるのは当然ですが、相手としてはストレスが溜まっている可能性もあるので、まずは何も言わず対処するようにしましょう。
相手の言い分はスルーしておき、ショックを受けた素振りを見せておけば、きっと本人は気まずくなるはずです。
改善点を教えてもらう
どこを変えたらいいのか、文句を言う人に質問してみてください。美味しくない、味がおかしいなどと評価するだけでなく、もっと美味しくなる方法を提案してもらうと、その人の好みもわかりやすくなるでしょう。
作ってもらう
料理の文句を言われっぱなしになるのも嫌ですよね。そんな時は相手に料理を作ってもらい、お手本を見せてもらいましょう。食べるのと作るのとではかなり立場は違いますので、苦労して料理をしたことに対してもっと理解を示してくれるかもしれません。
まとめ
料理の文句を言う男性は、心理的にネガティブな要素を抱えているのかもしれません。あまり口に合わない料理でも、いつも完食してくれるような心の広い人がパートナーであれば、料理に対してもやる気が湧きますよね。
☆こちらの弊社公式HPのコラムもお勧めです!
コメント