同性を苦手に感じる心理・女性同士の付き合いが難しい理由は?

人間心理

同性を苦手に思う心理にあることは何でしょうか。友人と仲良く付き合っているように見えても、実はとても気を遣うので苦手という人もいるでしょう。

男女を比較すると、とくに女性にこんなタイプが多い傾向がありますが、同性の付き合いが難しく感じるのはなぜか気になるもの。誰しも心のどこかにあるかもしれない、同性を苦手に感じる心理についてご解説しますね。



同性を苦手に感じる心理とは

同性を苦手に感じる心理・女性同士の付き合いが難しい理由は?友人はたくさん欲しいけれど、なぜか自分と気が合う人がいない、そんな悩みを抱えている人は意外と多いですよね。では同性を苦手に感じるのは、心理的にどのような理由があるのでしょうか。

 

プレッシャーを感じる

女性同士の付き合いが表面上になりやすいのは、相手といてプレッシャーを感じるためです。たとえば手作りのお菓子を渡す時。同性の人だと細かいところまでチェックされて指摘されたり、文句を言われたりするのではないかと不安になりますよね。

ダブルデートする時も同じで、まだあまり親しくない同性同士は、お互いにあらゆる面をチェックします。そのようなプレッシャーは異性から感じることはなく、女性同士は最初から見えないプレッシャーを相手に与えているのです。

 

嫉妬してしまう

同性を苦手に感じるのは、心理的に焼きもちがどこかにあるからです。自分よりも可愛い人、スタイルがよい人、収入がある人など、羨ましいと思う相手に焼きもちを焼いてしまうでしょう。

逆に自分が相手よりも秀でていることがあると、妬まれる可能性がありますよね。どちらの立場になるにしても、ネガティブな気持ちが少しは生まれてしまうのです。

とても仲がよい友人でも、自分と比較したくなる部分はあるでしょう。欲しかったブランドのバッグを友人が持っているからというだけで、急に気持ちが離れてしまうかもしれません。

 

異性の存在が原因

同性を苦手に感じる心理は、男性の存在がこの世の中にある以上ずっと続く可能性も。女性は恋愛感情がなくても、常に異性の視線を気にして暮らす傾向にあります。

モテる女性になりたい願望は、誰でも多少はありますよね。男性にいつもちやほやされる女性は、必然的に同性から避けられる存在。

たとえその人が人格的に素晴らしい人でも、「モテる」ということは敵視される原因になりやすいのです。もし世界に女性しかいなかったら、きっとこのような心理状況にはならないかもしれません。

また女性は初対面の女性を、第一印象ですぐに判断するともいわれています。モテそうな人だと、その場で距離を置いてしまうでしょう。

 

マイナス的な感情が強い

職場の女性社員が集まると、まず何が始まるのでしょうか。よくある風景で、誰かの悪口、噂話などのネガティブな話が繰り広げられています。

同性を苦手に感じる心理は、ネガティブな感情があるため。苦手な人の悪口をつい言ってしまうのは、多くの女性に共通する部分かもしれません。

友人の悪口を言って、ストレスを発散していることも。その場に上手くなじみターゲットにならないためには、目立つ行動をとらないようにしようと気をつける人も中にはいるでしょう。

 

注目されたい

同性を苦手に感じるのは、自分だけが中心人物になりたい願望があるため。周囲から注目されて輝く瞬間を、他の人とはシェアしたくないのです。

仮に自分がいつも輪の中の中心にいる立場だとしましょう。仲間がいつも話を聞いてくれて、笑ったり楽しんだりする姿には、プライドがくすぐられるはず。

そんなシチュエーションに、別の中心人物がやってきて話題をさらってしまうと、とても不快に思いますよね。いつでも注目されたい、周囲の視線を独り占めしたいという願望は、女性同士のライバル意識をさらに掻き立てます。

 

疲れるから

同性を苦手に感じる心理は、相手にとても気を遣い疲れるためです。自分の意見を言ったら誤解されたり、本音が言えなかったりする関係も。

表面だけでも上手く付き合おうと思うと、余計に相手の態度や仕草が気になりますよね。なんとなく相手に見られているような感覚も、不安材料になりやすいかもしれません。

女性同士の付き合いはお互いに気を遣うので、気持ち的に疲労が溜まる可能性もあるでしょう。なんでも話せる友人関係でも、どこかで一線を引いている部分がありませんか。

それは相手をリスペクトする意味もあるかもしれませんが、一歩踏み込めないのは自分を守りたいからなのでしょう。

 

本音がわからない

男性の友人なら言いたいことを言っても「異性」の視点としてお互いに受け入れられますが、同性を苦手に感じる心理は本音で付き合えないためなのです。

「このシャツ、可愛いね」「このバッグ、どこで買ったの?」と相手を褒めたり、喜ばせることを言ったりしてくれる反面、心の中では妬んでいるかもしれません。

本音が言えない関係はストレスになり、お茶をしただけでもどっと疲れる女友達がいる人も。なぜそんな付き合い方になってしまうのか、それは女性同士がいつも群れをなして生活しているためです。

仲間外れにされたくない気持ちがとても強いため、自分を守るために本音を言わない付き合い方になっているのでしょう。

 

女性同士の付き合いが面倒に感じる場面

同性を苦手に感じる心理・女性同士の付き合いが難しい理由は?女友達の存在はとてもありがたい反面、付き合いを面倒に感じることもありませんか。次のような場面は、多くの女性が経験しているはず。困ったなと思った時の対策も考えてみましょう。

 

反対意見が言えない

「髪切ったの?かわいいね!」と誰かがコメントしたら、必ず他の女性も一緒に「本当だ」と賛同しなければならない雰囲気があります。

「前のほうがよかったよ」などと一人だけ違う意見を言ってしまったら、途端に敵になってしまいます。周りの人に合わせて付き合わなければならないと感じるのは、男性よりも女性のほうが多いはず。

自然と多数意見に流されてしまい、自分が苦しくなるのです。そんな時はあえて何も言わずにその場にいるのもひとつの方法でしょう。周りと意見が合わないからといって、無理に対抗するのはストレスになります。

 

単独行動ができない

女性は集団行動が好き。友人のグループや派閥があり、どこかに属していないと不安になります。その理由は、誰かに自分の悪口を言われたくないことも関係しているでしょう。

同性を苦手に感じるこのような瞬間。グループ行動が嫌で単独行動をすると、女性からはただの「変わり者」に見られてしまいます。

もしくはライバルや敵など、よい評価は得にくいかもしれません。グループ行動が苦手に感じる人は多く存在します。友人付き合いが苦痛に感じる場合は、どう思われてもよいので自分らしく気が合う人を見つけるか、勇気を出して一人狼になるのも方法ですね。

 

恋愛話が多すぎる

「彼氏と昨日喧嘩してさ」「この前、デートで○○に行ったよ」など、女性が集まると必ず恋愛話が出てきます。人に話したくないことがあっても、女同士が集まるとかなりの勢いで詮索されるケースも。

仲がよいからといって、自分の恋愛話を全て打ち明けたくない人もいるでしょう。このような場合は、相手にわかるようにあからさまな態度で話題を変えたり、「今はその話題に触れてほしくないの」など、はっきり言ったりするのも大切です。

 

まとめ

同性が苦手に感じる心理は、女性だけでなく男性にも多少はあるかもしれません。しかしライバルに対して、自分の気持ちをオープンにする女性。本当は仲良くしたいけれど、女性の本能がそうさせてしまうのでしょう。

 

☆こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

>>>機嫌がいい人の心理にあること・ネガティブにならない秘訣



 

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