美人と褒める人の心理背景には、どのようなことが隠されているでしょうか。どのような形でも、自分のことを褒めてくれる人には好感を持ちますが、女性にとって「美人」と褒められることはとくに嬉しい瞬間ですよね。
そこで今回は、美人と褒める人の心理や、脈ありか判断するポイントについて詳しくお伝えしていきましょう。
美人と褒める人の心理について
「美人だね」「見とれてしまうよ」など、男性からベタ褒めされると恥ずかしい反面、女心をくすぐられて決して悪い気はしないですよね。でもそんな時に気になるのは、容姿を褒める男性心理。どのような思いがあるのか、考えられるポイントをご説明しましょう。
好意を寄せているから
好きな女性の仕草や表情は、どれをとっても夢中になってしまうでしょう。好意を寄せている人に自分の気持ちを知ってもらうためのアピールが、美人と褒める心理となっています。
「好きです」と伝える代わりに、「美人」という言葉で相手に自分のことを印象づけたいため。決してネガティブな言葉は使わず、いつも気分がよくなることばかり言ってくれる人かもしれません。
存在感をアピールしている
褒めてくれる男性は、女性にとって気になる存在です。自分の容姿は、多少なりともコンプレックスや不満はあるはずなので、褒めてくれる人には感謝したくなることも。
美人と褒める人は、心理的にそのような女性の気持ちを想定して、自分の存在感をアピールしたい思いが隠されています。自分のことをもっと知ってもらいたいと思うのは、相手に対して好意を寄せているから。同じく女性からも好意を持って接してほしい心理があります。
あまり積極的ではなく、たまに会話したチャンスに熱い思いを簡潔に伝えてくるでしょう。他の男性が褒めないところを的確におさえてくるタイプなので、印象が強く残るのは当然かもしれません。
女性慣れしていない
美人と褒める人は、心理的に女性慣れしていない特徴があり、自分を受け入れてもらうためにどう接していいのか苦戦している状態です。恋愛感情がある相手にも「美人」という言葉で褒めることはあまりないですよね。
女性慣れしている男性なら「その髪型、似合っているね」「口紅の色変えたの?」と具体的な容姿を褒めてアピールしてきます。美人と褒める男性は、女性を喜ばせる方法がよくわかっていないため必死になっている状態。
褒め方がわからず、とりあえず「美人」と言えば無難だろうと思っている心理が隠されています。
素直な評価をしている
美人と褒める人は、心理的に自分が感じたことをストレートに相手に知ってもらいたいためです。カッコいい車が通りすぎたら振り返って見てしまうのと同じ。
美人な女性に視線を奪われてしまい、その真実を伝えているだけなのです。この場合は恋愛感情があるとは断言できませんが、本当に美人で周囲が羨望の眼差しで見るような存在であることは間違いないでしょう。
素敵な絵画の前で立ち止まってしまう瞬間のように、あまりも美しい顔立ちに言葉が漏れてしまう感覚です。
モテたいから
美人と褒める人は、心理的にモテたい思いが強いことが考えられます。特定の女性をターゲットにしているわけではなく、自分がいいなと思った相手は全員自分のことを好きになってくれるという自信があるのでしょう。
恋愛経験が豊富で女性の喜ばせ方を知っているので、軽く褒めてくる傾向があります。モテることをとても重要に思っているタイプで、動物的な本能が働きやすいワイルドな男性かもしれません。
女性にアプローチするのが上手なので、褒め言葉だけでは相手の真意が掴めないでしょう。
社交辞令
美人と褒める人は、心理的に相手と良好な関係を築きたい思いがあるためで、恋愛感情とは別の気持ちが関係しています。褒められるとつい相手に好かれていると思いがちですが、お世辞を言っているだけの場合もあります。
たとえば仕事関係の相手。ご機嫌をとったほうが自分が有利になる状況だと「美人ってよく言われませんか?」と褒めることがあります。そんな男性は特定の女性ではなく、あらゆる女性に対して同じく褒めていますので、お世辞の使い方が上手なタイプといえるでしょう。
好意を寄せている人だけがやる褒め方とは?
片想いの男性に「美人だね」と言われたら、告白されたような嬉しい気持ちになりませんか。しかし男性心理では、女性を褒めることはあらゆる意味があるため、全ての場合で恋愛感情や好意とは結びつかないこともあります。
では好意を寄せている人の場合ですが、他の人とは違う次のような褒め方をする可能性があるでしょう。
わかりにくいところを褒める
好意を寄せている場合は、相手の全てを細かくチェックしていますので、他の人が気づかないようなところを褒めてくれます。たとえば笑った時のえくぼが可愛いなど、褒められる具体的な理由が通じやすいことも好意を寄せている人がやること。
本当に美人なら尚更「可愛い」「美人」という褒め言葉はよく聞いているはずなので、そんな時こそわかりにくいところを褒めて勝負してきます。
自分のタイプだと伝えてくる
好きな女性を褒める時は喜んでもらうだけでなく、自分の気持ちも上手く伝えてくるはず。褒める時に「自分好み」という理由を付け加える人は、もっと自分の存在を知ってもらいたいからでしょう。
たとえば「笑顔が可愛い」「ショートカットが好き」など、具体的なところをアピールしてくることも。褒められる時に「こんなところが好きだから…」と言われると実感が湧きますよね。
他の人のことは褒めない
好意を寄せている人は、他の女性を褒めることはしません。モテたい人や社交辞令で美人と褒める男性も少なくないので、相手の真意を見極めるのは難しいかもしれませんが、自分だけを褒めてくれる人は本気モードになっているから。
その時にしっかりアイコンタクトをとり、照れながらもまっすぐ褒めてくれるのは、特別な気持ちが込められているからなのでしょう。
性格を考えて褒めてくる
好きな女性を褒める時は、今度の展開も意識してかなり慎重になっています。性格によっては、褒められても褒められたと思わない人もいるでしょう。このためきちんと性格や価値観を考えて、褒める方法やタイミングを考えてくれるのは恋愛感情があるため。
たとえば皆にカッコいいと言われる男性は、どの人が本気なのか見極めがつかないはずです。しかし自分のシャイな性格を理解して褒めてくれる人や、嬉しくなるような褒め方をしてくれる人は、それだけ大切に考えてくれているからなのです。
感謝してくれる
褒め方によってはよくあるお世辞だと思われる場合もありますので、好意を寄せている人にはきちんと自分の気持ちが伝わるよう、色々な工夫がされているはずです。
たとえば容姿を褒めるだけでなく「いつも細かいところに気を遣ってくれてありがとう」「メールの返信、すぐにしてくれてありがとうね」など、些細なことを感謝してくれるのは、今後もよい関係を築きたいから。
恋愛感情は一時的に過ぎ去ってしまうこともありますが、感謝の念は信頼関係にもつながりますので、とても丁寧な褒め方や接し方をしてくるでしょう。
まとめ
美人と褒める人は、心理的に相手によい印象を残したい思いがあるのでしょう。その気持ちが好きな人に対してはとくに強くなり、態度や仕草でも好意が伝わってくることも。
もし美人と褒めてくれる人がいたら、素直に喜ぶようにしましょう。脈ありの相手なら、そんなやりとりが今後の関係にもメリットをもたらすはずです。
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